その1)見知らぬ下宿にいた。高校時代のクラスメイトHNのアパートのようだ。いつの間にか知らない主婦や老人などが何人かきていて、食品や掃除用品などいろんなものをHNに差し入れた。特にこたつがもらえると知ったHNは「こたつだぞ?」といってかなり感激していた。
まるで親戚の集まりのような感じで、これは新年会の代わりだという雰囲気だった。
【洞察】もう春だというのになぜ「こたつ」をくれたのか、よくわからない。
その2)フィンランドのある街にいた。言葉が全くわからず、英語の辞書さえ持ってきてないので不安で仕方なかった。ただ、街のスピーカーから聞こえる広告のアナウンスは3ヶ国語で、最後の1つが日本語だったので不思議に思った。夕方も近いし、ともかくこのままでは泊まることすらままならないので、どうしようと思いながら街をさまよっていた。
ちょっとした雪山がある場所に出た。そこではスキージャンプをする若者たちがいて、街の中でそんなことをするのかと驚いた。それを見ていた観光客の中に日本人のおじさんがいて少しほっとしたが、彼と話すことはなかった。彼はジャンプについて不機嫌そうに何かいっていた。
いつの間にかラウンジか大部屋のようなところにいた。ここはフィンランドのどこかへ向かう船の中のようだ。俺はいつの間にかミニスキーをはいていた。これで子供の頃ジャンプの真似事をしていたものだ。ここでやったら少しは地元民に同朋的に気遣ってもらえるかなと思った。
すると、いつの間にか俺がいたベッドのすぐ横に、外人の男Aが寝そべっていた。Aは俺のミニスキーに興味があるようだ。俺は片言の英単語でミニスキーを説明した。どうにか通じたようだ。それからAは急に馴れ馴れしくなり、俺にボディタッチしてきた。俺は「そういう趣味はないんだ、ノーマルなんだ」といった。 Aは「でもゲイというわけでもないんだ」みたいなことをいって、微妙なセクシャリティであることを主張していた。
よく見るとAはいつの間にか日本人の男Bに変わっていて、Bの荷物のラベルを見ると『HS南』とあり(実家の)すぐ近所(の小学校)だなと思った。俺はBに「俺は(HS)西だ、近いな」みたいなことをいった。こんな近所同士の者が、外国の船にたまたま居合わせるとか、ものすごい偶然だな(偶然とも思えない)という話をした。
俺たちがいるこの部屋はよく見るとラウンジのようだった。なぜか日本製風のガラス棚(ロータイプ)があり、中の分厚い本の多くは日本語のタイトルで、不思議に思った。俺はBに「この国ってそんなに日本人きてたっけ?」といった。Bによると「スキー客が初夏に多い」とのこと。
何人かの地元の婦人が通ったかと思うと、裸の赤ん坊が泣きながら、裸のBの尻の穴に頭を突っ込んでいった。少し前、Bはそれが悩みの種だみたいな話をしていた。肛門は広がっていたが、かなりきつそうで、周囲の肌が赤くなっていた。赤ん坊は肛門(直腸)の中の何かを食べてきれいにしているという感じがあったが、想像するとちょっとグロくてキモいし、詳しくはよくわからなかった。
その後(今回はフィンランドだが)俺は以前、小学時代の友人TDとノルウェー(ストックホルム?)のどこかで、こんな風にすごい偶然で会ったことがある、みたいな話をした。
【洞察】
1.いきなり辺境的な外国で何もわからず不安なのは、明日キッティングのバイトSE社を受けるのだが、それについてや、その後の勤務(つまり未知の世界に放り込まれてひどく不安)のことを表しているのかもしれない。
2.ジャンプやミニスキーが何を暗示しているのかよくわからない。ミニスキーは子供の頃よくジャンプの真似をして遊んだが、その頃のそんな遊びに関係がある何かなのか。本物のジャンプではなく「子供の(楽しげな)真似事」という点が気になる。これは作曲について示している可能性がある。プロ仕様の本格的なものではなく、子供っぽい遊びから復帰・再開したらどうかという提案なのか。
3.「A(B)の微妙なセクシャリティ〜肛門に頭を突っ込む赤ん坊」は、疲れてご無沙汰になりがちなアナニーについてかもしれない。やめられるに越したことはないが、それを定期的にしないと肛門が狭くなって痔になりやすい(またしばらく射精しないと怒りっぽくなる)という、因果な症状がここ数年続いている。