その1)ある古着屋にいた。そこの店主の男Aは、この仕事をやりながら歌手をしているようだ。店内を歩いているとせつない系のバラードが流れてくる。

割といい感じかと思っていたが、途中から歌詞が『アンセリンを14錠飲んだ。東京ならしねるだろうか。でも東京もそれほど悪くない(?)』みたいな感じで、だいぶ荒んでるな、ひどく生々しすぎる歌詞はどうかと思った。

俺の連れだったか見知らぬ若い男が次々と質問しAが答えるので、いろいろと情報が入ってきた。彼の父親が着古したスーツ用のズボンは、売り物というより皆で共用で使うらしい。レンタルなのか? と思った。

 

【寝る前の思考】俺に天道を解けというのか。

【洞察】

0.答えているかはよくわからない。

1.調べると、アンセリンは尿酸値を下げる健食の成分とのこと。しかしここでは自殺目的の睡眠薬向精神薬の名前と思われる。

2.兼業は望んでいないという感じに見えるが。

3.死地(あるいは死ぬまで住む土地?)を探して東京に来たが、違っていたということか。

 


 

その2)何か意味のある言葉をあちこちに書いている男がいた。

 


 

その3)スーパーかデパートのインストアらしき服屋でバイトしていた。同僚にさまぁ〜ずがいた。

『DDD』という安そうなブランドの紳士用スーツなどを売っているコーナーがあった。大竹とこれはDDDだねと確認しあった。それは他の店でも見たことがあった。大竹に「ここでも売るんだな」みたいなことをいって笑いあった。

 

【洞察】

0.その1から服屋の話が続いている。

1.さまぁ〜ずが出てきたので芸(作曲)の話か。

2.「DDD」が何の略かはわからない。

 


 

その4)『峠』というバス停にいた。それは『あゝ野麦峠』が名の由来らしい。そこはちょっとした広場になっている。映画は名作だけど結末がアレなので、ちょっとどうかなと思った。だが、矢作兼によると小説版があるとのことで「そっちは意外と世間に知られてないのでは?」といった。それでも内容的には同じなので、それもどうかなと思った。

俺はそれらのことを伏せてウッチャンら何人かの男にクイズを出した。『バス停の名前は何でしょう』という問題。俺はヒントとして「山そのものです」とか「山とほぼ同じ意味です」といった。

ウッチャンらはそれでもわからないようなので、名前の由来となった映画の話をした。バス停の時刻表板の部分に、歴代の主役の名前が3人くらい書いてあった。初期の人物は失念。2X代目は竹下景子で、3X代目は真世真木という女優だった。それらを男たちに伝えた。

その広場の地面付近にいつの間にか小さな虫がたくさん現れていたが、それを食べに蝶っぽい鮮やかな色の虫がたくさん飛んできた。

 

【洞察】

1.「あゝ野麦峠」といえば、主役が過労死する結末という悲劇のインパクトが強い。ここが峠の頂であり、これ以上作曲をやると過労になるという意味か。

2.歴代の女優が何なのかよくわからない。リレー的に女優的人格が受け継がれている? 真世真木という存在しない名は、意味深な含みがある感じがする。真の木がある真の世界?

3.虫を食べる鮮やかな虫は、悩み(大抵は経済的問題?)が解消されることを暗示しているのか。