その1)薬屋でバイトしていた。広告商品などの在庫をチェックしていた。広告品がだいぶ売れていて欠品したりしそうなのがあり、他店に転送してもらう必要があった。他の店員はレジで忙しいようなので、俺が電話することになった。
電話すると、T社社員時代のKTが出た。彼は陽気にこちらの様子を気遣ってきた。俺はこの男が苦手だったが、陽気さを取り繕って用件を果たし、電話を切った。
ふと、店の収入の情報を目にした。この店は160万円(年間?月間?)くらいの売り上げがあるようだった。


<解釈その1>
薬屋・・・(独自解釈)以前に勤めていた唯一の仕事(バイト)。曲を書き始めたり完成する前後に見ることが多く、対応する商品があることから、生業を示していると思われる。リアルでは自分に相応しくない仕事だったが、夢判断の素材としては的確で役立っている。(追記)ブランクの時期にも見るので、作品毎というより、生業自体の健康の話かも。

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【洞察】
0.KTは社員時代の先輩一般社員。人当たりは良い方で店員たちとはうまくやっていたが、末期には俺に対してだけは、いじめとまではいかないが陰険でバカにしたような口をきいてきて(おそらく給料の違いを妬んでいると思われる)本当に嫌いだった。
1.作曲のネタ(モチーフ)がなくて困っているが、在庫が少ないのはその状態を表しているのか。
2.「他店からの転送」「自分の嫌いな人間」に頼まなくてはならない状況は「ときには苦手なジャンルに手をつける必要もある」といいたいのか。
3.現在の(結果を出せていないのでおそらく潜在的な)プロとしての実力は年収160万くらい、ということなのか。切り詰めればギリギリ生きていけるレベルではある。もし月収だとすれば相当なものだが...。




その2)ゆで卵を砕いた何かの料理を三角コーナー用のネットに捨ててあったが、俺はなぜかそれをすくって食べようとした。しかし雑菌が湧いているはずで汚いと思い、ペッペッと吐き出した。


<解釈その2>
【洞察】
1.(まだ使えそうだが)一度捨てたものに執着することは無駄な行為であると、示しているように見える。
2.あまりにせこい貧乏思考は体に毒である、みたいな話なのか。
3.一度捨てたネタ(モチーフ)は再び使おうとしても、もはや過去の役に立たないものである(完全に使えないということはないが雑菌=雑念?が湧いていてリスクが高い)ということなのか。もし何もモチーフが見つからなければ、一度捨てたモチーフ(マンガBEなど)を使おうと思っていたが、それではダメだということなのか。




その3)カードキャプターさくらを見ていた。さくらは秋穂っぽい少女Aに頼まれていた何かの食べ物?(魚だったか?)を見つけてきた。約束を果たしお役御免かと思われたが、Aは別のことをまた頼もうとしていた。
さくらが戸惑うと、Aは「これが叶ったら私のことは忘れていいから」みたいなことをいって、生涯さくらからは身を引くつもりのようだった。あまりに重い頼みごとに、さくらは「(この人)こわい......」とつぶやいた。
それからほどなく、Aの部下かボディガードらしき女たちがやってきて、Aのことを「三菱リーダー」と呼んだ。Aは大財閥の当主らしかった。Aは女たちに「私、ウッチャンが好きなの」(好きだったの、〜に好きっていったの、だったか?)と興奮気味にいった。


<解釈その3>
有名人・・・(ベサーズ解釈)何かを教える人。導き、教師。(ウォレス解釈)特定の創造的才能やパフォーマンス能力を持つ側面を表す。隠れた才能、未知の能力の開花を促している。(ホロウェイ解釈)目標達成や問題解決に活かすことができる、その人に代表される際立った才能や資質。

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【洞察】
0.リアルでのアニメのここまでの展開を見る限り、さくらと秋穂は表と裏の関係のように見える。
1.「三菱」といえば財閥であり、そのリーダーは財界のトップや大金持ちを暗示していると思われる。そういう(影の?)側面、あるいは超金持ちになりたいという願望を表しているのか。
2.さくらに少々無理な頼みをする財閥の当主A、しかし次が最後の依頼で一生身を引く、というこの感じはいったい何なのか。
3.洞察2は、次に手がける作品を完成させたら、大金持ちになりたいという強い願望は生涯表に出てこない、つまり「金の心配がなくなる」(実際金持ちになるかはわからないが経済的に充分足りる生活と思われる)ことを示している可能性もある。
4.ウッチャンはよく出てくるシンボルだが、エンタメ系で人を喜ばせる才能(その代表格)を象徴しているのか。Aは自己の経済力を大きく左右する影(あるいは無意識下)の自己(?)で、人を喜ばせたいという根源的な欲求や目的を持っているということか。
5.まとめると、Aは巨大な経済力(もしくはエネルギー)を持った影(無意識下)の自己で、これまで表の自己(顕在意識)にいろいろ要求や依頼をしてきたが、次の仕事(作曲)でAの目的か何かが達成され(?)、それを最後に再び表に出てくることはない(あとは影から支え続ける?)ということなのか。