その1)見知らぬ実家の居間でテレビを見ていた。ウッチャンが草野球をやっていた。スタジオでは、相手チームの芸人たちは結果を知っているようで「これで勝ったと思った」みたいなことをいっていた。

母は試合に注目していた。

俺はそれを見ながら餃子か何かを食べた。父(故)は先に食べ終えたようだったが、いつの間にか俺の箸を自分のところに置いて汚してしまっていた。俺は代わりを探し、爪楊枝で食べようとした。そのとき唐辛子の粉をソファにこぼしてしまったので、手のひらか何かにくっつけて適当に拾った。

父は少し酔っ払っている感じで笑うと「洗ってくる」みたいなことをいって箸を持ってキッチンへ向かった。俺は父が適当に洗いそうで嫌だったが「そりゃどうも」といって一応それを使うことにした。

野球は9回裏で、ウッチャンチームのバッターが大きな当たりを打った。よく見てなかったがサヨナラ満塁ホームランのようだ。母はよそ見していた。せっかく展開を楽しみにしていたようだったし、俺は「ほら、これだよ」といった。

結果は4-2でウッチャンチームの大逆転勝利。監督のウッチャンはこれ以上ないほどシリアスな顔で感動していた。俺は入れ込みすぎなんじゃないのか、でもそういう性格なのかなと思った。

 

【寝る前の思考】そろそろ2億振り込んでほしい。神々にとって2億くらい俺に振り込むことは容易いだろう。俺を電波の悪い東京に置いておくことは世界にとって良くないぞ。

【洞察】

1.芸人の生き神ともいえるウッチャンは、明恵でいう仏教世界の高僧や文殊などの偉い仏のようなものと思われる。

2.答えだとすると、最後に大逆転勝利が待っているという予告なのか。

3.昨日苦労した末に仕上げた曲Parlorについての可能性もあるが、それにしては大袈裟すぎる。

4.しかし、やはり野球は作曲の評価についての話のように思える。(2021.9.11追記)

 


 

その2)実家でテレビを見ていた。電話がかかってきて母が出た。親戚のようだ。母の話ぶりから、俺はお盆か何かで帰省中のようだ。

テレビは舞台でのコントのようだ。セーラー服っぽい格好の若いおねェAが、カウンターのある服屋(オーダーメイドか?)に来ていた。店員がぐずぐずしているので、Aは「早くしなさいよぉ、ったく」といって、上半身の厚い型紙(?)のようなものを店員に渡した。

女っぽい仕草はややとってつけたようで、生まれつきの女ではないせいか、意識してやってるのかなと思った。

 

【寝る前の質問】その1は移住の話か、それとも作曲の話か。

【洞察】

1.「オーダーを催促しているせっかちなおねェ」は俺のことかもしれない。つまりその1は移住や神々からの収入の話と思われる。(勝利は確定しているから?)せっかちになるな、慌てるなということなのか。

2.テレビは自分を芸人などに反映させて人生を客観的に見ているということかもしれない。

 


 

その3)(昼寝の夢)12世紀頃の日本の、位の高い者(武家か公家か神々かはよくわからない)の復活譚を現場で見ていたような気がする。その者たちは、それぞれ山奥で何者かを討っていた。

 

【洞察】明恵上人伝記を読んでいる影響か。