その1)見知らぬ高校らしき教室にいた。クラスメイトの貝崎は、授業で歴史上のある男について興味が湧いたようだった。それは、ある男が男同士の痴情のもつれか何かで嫉妬した話だった気がする。

俺はその話がオリジナル(?)ではないことを知っていた。そこで『柳生宗矩』(山岡宗八作)の中古本を出し「あれとそっくりな話を知ってるよ、これすごく面白いから」みたいなことをいって貸してやることにした。本の外側は少し焼けているが中身はきれいだと説明すると、貝崎はいきなりページを章ごとに少し折り気味に跡をつけようとした。俺はそれを注意し「状態のいいやつ少ないんだからな」といった。

その後よく考えると、そもそもさっきのそっくりな話は別の歴史人物(ハードカバー本)だったことに気づいた。だが、数日後から学校は長期休暇でしばらく柳生の小説は返ってこないし、新品で買い直してもいいのでは、と考えていた気がする。

 

【洞察】なぜ柳生宗矩なのか(話の筋も違うが)しかも正しくはその本ではない、というのがよくわからない。全体的に読書の話なので、本の内容はともかく読書を推奨しているような感じはある気がするが。

 


 

その2)見知らぬ家のある部屋にいた。通販でいろんなものを注文したようで、荷物が届いていた。普通に使う物の他に、何でこんなもの注文したんだ? というものがけっこうあった。

透過ピンク色の画鋲が数個あり、これはいつか使えそうなのでよけておいた。極細の数センチ長の何かの注入針のようなものが1本あるが、画鋲にはならないなと別によけた。その他、似たような細々した部品がいくつもあるが何なのかわからなかった。

「あらやだ、忘れてた」という母の声が聞こえた。金魚の水槽で減った水を追加することでも忘れたのかと思った。

浄水された水が入った銀灰色(?)の三角錐っぽいボトルが2本くらいあった。また、派手なデザインの台紙に『スターター』と書かれた謎の白い錠剤が十数錠、パッケージされていた。台紙の説明書きを見たが、何の薬品なのかよくわからない。水の浄化用だろうが、名前的に覚醒剤的な感じもしないでもなかった。

 

【洞察】

1.通販の細々した注文は、曲を構成するための素材や要素を集めているところ、ということなのか。

2.金魚の水槽の話は、乾燥気候のせいで体の水分が不足気味であることを示しているのか?

3.「スターター」は、作曲を始めるための何らかの(覚醒・ドーピング的な?)きっかけがあることを暗示しているのかもしれない。

 


 

その3)見知らぬ家のDKっぽい部屋にいた。見知らぬ60代くらいのおばさんが3人いて、様々な料理を持ち寄ってきていた。

俺は隅っこの床の上に少し散らかっていた皿やティーカップのようなものを、床の上のままだが少しだけ整えると、食事のために席についた。そこにはうちで作ったらしいメインの何かの料理があった。

やや太ったおばさんAが得意料理を持ってきたようで、母が気を遣って「食べなさい」みたいなことをいった。それは、ほうれん草のような野菜と何かを炒めたような料理だった。Aはノリノリで自分の食事(?)をしていた。

ただ、母は「盛るための皿がない」という。俺は「そこに皿があるでしょ」といって、さっきいた隅っこの床上に積まれた食器群を指した。母は少し探していたが皿を見つけたようだった。

 

【洞察】料理は心身の栄養が必要ともとれるが、作曲の準備をしているようにも見える。