その1)学校かどこかにいて、ある部屋に呼び出された。中年若年のナースが何人かいる。リーダーらしきナースAが俺の腕に注射して、血を抜かれた。Aは細く小さな管に血を入れ、何かの液体で2倍くらいに薄めた。Aは「血が濃い......」といって驚いていた。

それが終わると、俺は何かのライブラリー(映像か本かは失念)へ移った。ナースらは後でそこにもやってくるようだった気がする。

 

【洞察】

1.「血が濃い」とは、水分不足あるいは血が多いことで、そうなっているという意味なのか。最近の血液検査の結果(採血12月上・結果2月上)では、特に血が濃いという感じの指摘はなかった。

2.何らかの血筋や血統(遺伝学的かあるいは精神や魂的な意味かはわからないが)について「濃い」といっているのか。

 


 

その2)フォリナーの最大のヒット曲『I Want To know What Love Is』を俺は熱唱していた。ほどなく、この曲を作った男Bのストーリー映像のようなものが始まった。

Bは曲ができずに悩んでいたようだった。Bは訳のわからない奇妙な夢をよく見ていたようで、その夢想を元に曲を少しずつ書いていった。

曲って『少しずつ』書けるものなのか? と俺は思った(アレンジならともかく、原曲は普通短い期間で書けるはずという認識)。

それでも遅々として進まなかったようで、Bは物(ピアノだったか?)をバンバン叩いたりして、発狂しそうなストレスをどうにか発散していた。そうしてでき上がった曲が大ヒットしたとのことだった。

 

【洞察】

0.「I Want To know What Love Is」は「何が愛なのかを知りたい」という意味。

1.なぜフォリナーが選ばれたのかが肝だと思われる。外国人あるいはよそ者(stranger)という意味から、この現実世界にとって自分はそういう立場だということなのか。だとすると、別の世界や次元(夢の中の世界のことか?)が出身や本拠地ということになってしまうが?

2.「夢想を少しずつ曲にしていって成功した」というストーリーは、夢の研究や解釈(あるいは小説の執筆?)を少しずつ進めていけば、いずれ大業を成して(経済的に?)成功するという意味かもしれない。しかし、相当に時間や忍耐力が必要なのか。

3.タイトルも重要であれば、「愛が何であるかを追い求める」という仕事もあるのかもしれない。

 


 

その3)チャップリンドキュメンタリー映画を見ていた。お笑いはほとんどなく普通のドラマだった。一緒に見ていた母はやや退屈そうだった。俺もそれほど面白いとは思ってなかったが、なぜか目に涙が少したまっていた。

その映画が元で、2018年10月頃の作曲の状況が蘇ってきた。調子がいい作品が多くあった気がする。

 

【洞察】

1.その時期はリアルではまったく作曲はしていない。代わりに、過去に書いた小説の多くを書き直して「なろう」にアップしていた。その後、執筆は続かずバイト探しに奔走している。

2.つまり小説をやった方がいいという示唆?

 


 

その4)ある書類に、かつて住んでいたアパートの物件名が書いてあった(リアルには存在しない)。『ラインハート』とか『バッハバック(バッハック?)』という名前だった。

 


 

その5)俺の実家は別の家族のものになっていた。その日は、俺の家族はその家に招かれていたようだった。

夜、洗面所に白っぽい犬が寝ていた。その側にコンクリートブロックのような欠片が2つあった。ちょっといたずらしたくなり、俺は犬の背中にそれらを乗せた。熟睡してるのか犬は眠ったままだった。重さで呼吸が苦しくなるかなと多少心配したが、戻ることはしなかった。

俺はトイレに入った。便器が少し回転したようにずれていて、水が少し床に漏れていた。便器のずれを直して便座に座ると、床にアリを1匹見かけた。(北海道の)冬なのにアリが出てくるのが信じられなかった。家の中に住み着いているのか? と思った。

 

【洞察】

0.実家が別の家族のものになっているのは初めてのパターン。

1.犬へのいたずらが何のことなのかは、よくわからない。

2.トイレとアリは、感情の廃物や些細な煩わしさに関係しているかもしれない。

3.「新しい実家に移った」のであれば、大きな変化や変容の予兆と思われる。「実家を失った」のであれば自分を見失っている。あるいは、リアルで実家が売られて他人のものになる可能性(正直できるだけ早くそうなってもらいたいとは思っている)もないとはいえない。