その1)50〜60代くらいの女Xに、琴のような(?)楽器について学んでいた。Xは音階を教えるというので、俺はノートを取り出した。縦書きで極太の行が5つしかない、やや灰色がかった和紙ではないものの人手がかかった感じの紙質だった。音階はちょうど5つで、ドレミ読みとABC読みの両方を高い音の方から書いていった。

下から2番目はA(ラ)だったが、Xはその次(ルート音)を『B#』といった。俺は「え?」といって、なぜそこで高くなるのかという怪訝な顔をした。Xは間違えたようで、苦笑すると『H#』と言い直した。知らない音階名がでてきたので、俺はまた困惑した。

 

【洞察】

1.作曲を続けるかどうかは決めかねているが、まだやる気はあるということなのか。

2.アジア系の楽器でペンタトニックのようだが、架空の音階とされる「H」が出てきている。GとAの間にある微分音階のことなのか、それとも平均律では8番目の、この世界には存在しえない次元の異なる音階という意味なのか、よくわからない。

3.既知の音楽をもとにして、未知の音楽に着手するという予見なのか。

 


 

その2)ある女教師が『○○三十八景』(○は失念)という、何かの一連の絵画を紹介してきた。他にも三十八景シリーズがあるようだった。

 

【洞察】富嶽は三十六景(実数は四十六)だし、東海道はもっと多い。38という数に何か意味があるのかもしれない。数秘術的には11(2)となる。

 


 

その3)見知らぬバイト先のトイレに入ろうとしていた。入口は狭かった。以前は余裕で通れたのだが、ブランクのせいで少し太ってしまったのか、だいぶてこずった。

小便しようとしたとき、そこには小便器がなかった。便器のあった跡のような感じはあり、下に排水口はあるので、左隣にいる男(大学時代のクラスメイト?)からは丸見えになってしまうが、仕方なくそこで用を足した。尿はだいぶ黄色かった(ビタミンB2っぽい色)気がする。

今は月曜日で18時頃だった。大学のバド部で運動してから来ようかという案も浮かんだが、すでに卒業して久しく現部員は誰も知らないので、それはないかと思った。

 

【寝る前の思考】「バイトはどうするのか」と訊くと何故か夢はどうにも作曲の方へ話が行ってしまう(バイト=作曲という認識)傾向があるので「パートタイマーはどうするのか」。

【洞察】具体的な職種については答えていないし、そもそも労働バイトの話ではなく「作曲のブランクがあるのでまずリハビリをしたほうがいい」という風にも見えてしまう。