その1)人の姿をそっくり真似たバーチャル人間X(ボカロの全身入り版みたいな?)のようなものが発表されたらしい。欧米のある国で、ある冴えない感じの若い女Aは、Xをきっかけにして外で交流をはじめた。
ある街角の特定の場所を指定して(ネットで知り合った?)見ず知らずの者たちが集まり、物々交換のようなことをするのが流行っていた。しかし、街にはそれを悪用して暴力をふるったりする輩もいるようだった。それでもAは街に出ると、仲間と会った。しかし、周りの人たちがいろいろ話して仲良くなっていく一方で、Aは話すのが苦手でそこに入り込めなかった。
しばらくして、Aは急に歌いはじめた。曲はケルティック・ウーマンの「You Raise Me Up」。Aは歌が上手く、端から傍観していた俺は、歌えば歌うほど声もクロエに似ているなーと思った。
人々はAに注目しはじめた。
Aが一曲まるごと歌い上げようとしていたとき、人々はいつの間にかアニメ絵になっていて、黒っぽい(夜の?)円いステージ(上からのカメラ視点)の上で円状に並び、手をつないでいった気がする。


<解釈その1>
円(球)・・・(ベサーズ解釈)全体、完全であること。はじまりも終わりもないこと。無限。心身と魂を一つに融合させたこと。(フォンタナ解釈)無限、虚空、不可知、言語化しえないもの。女性原理。神秘への参加。完結性。

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【現況】クリエイティブ系のSNSで無差別にフォローしてフォロバを期待して数を増やそうとしたが、やっぱりそれは自己の真実ではない気がしてすぐにやめた。
【洞察】
1.Xがボカロ関連(あるいはその発展形)のことだとすれば、Aは自分の境遇そのままだといえる。ボカロなどバーチャルツールをきっかけにして交流はしているものの、SNSでさえも人見知りして仲間を増やすことが苦手な点は、酷似している。
2.歌うこと、つまり作曲したものを発表すること、その作品で人々を引きつけ、彼らを繋いでいく(ひいては世界を一つにする?)のが目的や特徴だったり役目である、ということなのか。
一般的なコミュニケーションで関係性を築こうとしても難しく、歌を書いて発表することでしか(少なくとも人間とは)繋がれないということなのか。
3.You Raise Me Upは自分の中では、人類の全歌曲の中で五指に入るであろう最高評価の歌である。つまり、最高の歌の象徴であり、それを目指し書いてくこと(またはそれだけの才能があるという意味もあるか?)で自他や世界を繋ぐことができる(あるいは幸せにできる)ということか。




その2)見知らぬ細い街道(遊歩道?)を進んでいた。道端で遊ぶ子供らを見かけた気もするがよく覚えていない。
(中略忘れ)
その途中、猿の子供らがスケボーに乗って遊んでいるのを見かけた。彼らは昔より知性が増している気がした。しかし知性を持ちすぎるとむしろ厄介な気もした。ほどなく、人に従わない(?)暴力的な個体が現れ、二足で立って周りを威嚇(?)しはじめた。そいつを退治するため黒人の格闘家が呼ばれたが、パワーが違いすぎてあっさり敗れた。
(中略忘れ)
また、旅の途中、その1のXと女Aが出てきた気もするがよく覚えていない。虚空に表が現れた(○は失念)。
ニューゲーム    良くする
○○(次のゲーム?) もっと良くする
○○(明日のup曲?) ○○
○○         ○○


<解釈その2>
猿・・・(ベサーズ解釈)他人を真似ること。本能的、原始的な力。性的特質と強さ。愉快にふざける。(ホロウェイ解釈)エネルギーの高さ、直感的なひらめき、機敏な精神。能力を発揮していない(魅力的な〜、世話が必要な〜)。ささいな問題、つまらない考え。(フォンタナ解釈)遊び、いたずら好きな側面。意識的な心が未熟ながらも懸命さをもっている。心が落ち着かず乱れた状態。

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【洞察】
1.猿と知性を関連づけていることから、中途半端な(左脳的)思考のことをいっているのかもしれない。自分は直感型であり、あれこれ考え出すとロクな答えが出てこないので、そういったことへの注意か。
2.(作曲等で?)人の真似をして遊んでいるうちはいいが、やりすぎると(その傾向が強くなりすぎて?)手がつけられなくなるということ?
3.後半は新曲(=ニューゲーム)などについての方針や、向上心の現れであろうか。