その1)地方都市らしき街角の個人経営っぽい本屋で、店を開けて店番をしようとしていた。今日は誰もいなくて1人なので、あまり開けたくなかったが、小さな子供の客が来てしまった。本を渡して礼を言った気がするが、よく覚えていない。

それで仕方なくシャッターを枚数(4枚?)のうちの半数だけ1枚おきに開けて、営業することにした。

 

【洞察】

1.なぜ本屋なのかはよくわからない。(音楽的な?)情報や知識を売る仕事ということなのか。

2.「シャッターを半数だけ開けて営業」というのは、今はやる気や力が半分しか出せないが、それでも続けるべきということなのか。あるいは1日おき(4日中の2日?)にやるべきということか。

 


 

その2)我が家の坪倉が運転する車の助手席にいた。ドライブで山の方へ向かっていた。この辺りは何度か来たことがあり「山頂のこの湖は、かつらぎ湖だったか、ひいらぎ湖だったか...」といったが、どうしても名前が思い出せなかった。

(俺自身はもっと先へ行くつもりのイメージだったが)この辺りの景色は良い、みたいな話をしていると、坪倉は「へぇ」みたいなことをいったが、車はいつの間にか湖に突っ込んで走っていた。道に戻るよう注意しようとしたら、車が湖の底へ沈んでいった。

いつの間にか、俺だけ車外に放り出されていて水中からの視点になっていた。車内はまだ水が入ってきてないはずだが、坪倉は一瞬で息絶えてしまったようだった。

俺は泳いで水面を目指した。青い水の先に太陽がうっすら見えている。なんとか息がもつか? いやもうダメだ......と思って強く吸い込んだが水はなく、水面の上に顔が出ていて、どうやら助かったと安堵した。

 

【洞察】

1.芸人が運転しているので、芸事(作曲)の話と思われる。

2.景色はいいが、運転がダメで湖に沈んでしまうのは「景色の写真が撮れそうで撮れない夢」に類似か、それよりダメな状態のことか。いいネタはあるものの、今日はやめたほうがいいということかもしれない。車の事故はたいがい、休止を促している気はする。

 


 

その3)見知らぬアパートに住んでいた。物はほとんどなくがらんとしている。

キッチンの排水が詰まっているようで、シンクに水が溜まってきていた。ラーメンの食いカスもあったような気もする。母は「こりゃあダメだ」といって、業者の修理を匂わせた。

いつの間にか、床にアリより少し大きい虫がいくらか湧いていた。サソリのような形の黒くて大きいやつもいて、俺は「カミキリムシ?」といった。遠ざけようと軽く蹴ってみると、水分なさげなカラカラな感じで異様に軽い感触だった。

 

【洞察】

1.ほとんど何もない見知らぬ部屋は、作曲前のまっさらな状態を表しているのか。

2.感情のはけ口が不調であり、虫が湧いていることから悩みも多くなるということか。やはり今日は作曲は勧められないという感じか。