その1)各都市間の自転車の所要時間が書かれた日本地図を見ていた。パッと見でだいたいの時間がわかるのでいいなと思った。その地図は、房総半島辺りに行くための詳しい地図の付録のようなものらしい。俺はチャリで全国のあちこちに行ってみたいと思っていた。

その前に見た別の概略地図では、全国の主な都市の脇に見慣れないマークがついていた。それはどこか(別世界?)へ跳べるゲートのようなものを表しているように思えた。

 

【洞察】チャリで日本一周はいつかやってみたいと思ったことはある。埋もれていた願望であろうか。

 


 

その2)実家近くのバス停にいた。PASMOのようなものを持っていて、最近どの路線でも(?)乗れるようになったらしい。たまには全く知らない所へ行ってみようかと思い、たまたまやってきたバスに乗った。それは『八軒○丁目』に行くようだ(路線図を見かけた)。そこはあまり遠くはなさそうだった。

だが、バスはほどなくT字路にくると、ガードレールを突き破って土の段に乗り上げた。怖かったが客に怪我はなく、振動や衝撃は思ったより少なかった。バスってこういうものなのかと思った。壮年の運転手は道路に戻ると、罪悪感の表情一つ見せずに走り続けた。

よく考えたらICカードは320円くらいしか残っておらず、どこにでも行けるわけではなく、このバスで使ってしまうと気づき、しまったと思った気がする。

そもそも出かけた目的は何だったのかと考えた気がする。ここで女が1人加わって自分の人格が4人になった気がするが、よく覚えていない。

 

【現況】HPにキープしたバイトに応募するか迷っている。

【洞察】

1.目的もなく知らない所へ行く(あるいは何かする)ことは向いていない、という示唆であろうか。

2.どこにでも行けることは行けるが、そのためのエネルギーが不足しているということなのか。

3.ガードレールに激突したのは「道を間違っている」という意味か。道を誤った上に、少ないパワーを使い切ってしまうということかもしれない。

4.せめて納得のいくバイト(目的に関係しそう)じゃないと憂鬱で絶望感しかないと思っているが、そのことを表現している可能性はある。

 


 

その3)トイレと浴槽が合体したようなものがあった。俺は1人用バスタブのような大きな水槽に何かを吐き出した。麦などの様々な穀物のようなものが浮かんで、ほとなく底に沈んだ。その際、ほぼ満水だった水槽の水が溢れそうになり焦ったが、あまりこぼれなかった。

 

【洞察】穀物は生活費のことかもしれない。そのことで心配しているようだが、感情の水(?)が溢れるほどではないということなのか。 

 


 

その4)手鏡(?)のようなものを手にしていた。それはあっちの世界(あるいは狭間の世界?)を見るかそこへ渡るための、2つあるアイテムのうちの1つだった気がする。あまり長い時間あっちへ行くと戻ってこられなくなる危険があったような気がする。