その1)ある崖をよじのぼっていた。俺はいいペースで登れたが、老人がけっこういてそれが邪魔で、横にずれてルートを外れないと抜くことが難しかった。下からは女子高生くらいの少女たちがついてきていた。老人たちをどうにか抜かしたとき、下から速いペースできた上級者っぽい若い男に抜かれた。

ともかく崖を登り切りそうだったが、頂上のところにどこかの会社の社員の若い男たち3人くらいがたむろしていて、それが邪魔でゴールできずにいた。「どけよ!」といいたかったがそれは口にせず、どうにか登り切った(?)...ところで目が覚めた。

 

【洞察】

1.目の前にある問題をどうにか乗り越えようとしているということか。

2.現代社会の構図のようにも思えるが、自己の人格・側面との葛藤ともとれるし、よくわからない。

3.老人は古い考えや価値観、社員は商売気かバイト(いずれも邪魔)のことかもしれない。

 


 

その2)どこかの街から見知らぬアパートに帰るところだった。その途中、◯◯君(NL社倉庫バイト時代の同僚の院生、失念)を見かけたが、構わずに家に帰った。

何かの用で家から外に出ると、再び彼を見かけた。うちの近所に何かを届けていたようだ。

隣のセレブの家が引っ越したようで、白っぽいカバーがかけられ改装中だった。その家にあったピアノもすでにないようで、ああもう聴けないのかと思った。カバーは向かいの家や俺のアパートにも全面かけられていて、塗料の飛散防止のためのようだった。この辺り(中央林間だったか?)もずいぶん変わったものだなと思った。

アパートの壁際に自販機があった。飲み終わったジュースの空き缶を捨てようとゴミ箱を探したが、専用の穴あきのやつはなく、金属フレームのカゴに缶が山盛りになっていたのでそこに捨てた。

俺が住む角部屋のすぐそばに、リポD10本箱の自販機を見かけた。『ファイン』なのかピンク色の箱が目立つ。便利になったなと思ったが、953円くらいするので高いからここでは買わないなと思った。

 

【洞察】

1.感じからすると(おそらく作曲業の?)装いややり方が新しくなるということなのか。

2.「セレブの家のピアノがもう聴けない」というのは、ピアノを使った(セレブが好きそうな?)曲はもうあまりやらないだろうという予見かもしれない。

3.家の前のリポD自販機がよくわからない。「近くで便利だが価格はほぼ定価」なのは、便利だが金がかかるので安易には手を出せない、ということからソフトやループ素材のことを指しているのか? 

 


 

その3)夜、旅で新潟(新発田?)の辺りのある駅にいた。俺はターミナル駅まで帰るのに方法がよくわからなかった。バスのチケット(180円、お札くらい大きい)を買っていたが、それでは途中までしか行けないとわかった。電車を使うしかないようだが...。

そのとき手塚とばったり出会った。彼はそのへんに詳しいようなので「教えてよ」といった。彼はおもむろに近所をぶらつきはじめた。バス停か何かを探しているようだ。だが、そういうものはなく道にも迷いそうになってしまったので、駅へ帰ることにした。

いつの間にかある建物の中に1人でいた。窓の向こうで手塚が駅に戻るのを見かけた。いつの間にか窓はなくなり庭のアーチ門のように変わっていて、遠回りせずに直接駅に行けるとわかり、彼を追うことにした。

その前にふと、建物内の壁に貼ってある大きなバス路線図(手書き?)を見かけた。ローカル路線がかなりたくさんあるようだ。そのうち、6駅くらいしかない短い路線が気になった。第一分署から第六分署まで警察署前だけをまわる路線のようだった。

 

【洞察】

1.自己(らしさ?)へ帰る旅の途中だが、方法がわからずにいるということか。

2.たくさんあるローカルバス路線は心の地図を表しているのか。あるいは今後書く曲の地図なのか。分署群は検閲的な人格・側面に関係するのか。