その1)ネプチューンが司会のバラエティ番組を見ていた。司会席の名倉とホリケンはおどろおどろしい奇妙なメイクをして笑わせていた。特に名倉は自分の顔にいくつもの小さな顔を描いてあり、それらに対話させていた。それまでわりと俺は冷静だったが、名倉のそれにはこらえきれず笑ってしまった。

(中略忘れ)

いつの間にか、たけしが司会の番組になっていた。いろんな芸人がステージで芸をしていた。しばらくして所ジョージもステージに上がった。彼ほど売れた人でもこんな番組に出るのかと驚いた。よっぽどたけしをリスペクトしてるんだなと思った。

所は下の名も漢字の名前(リアルとは別の名前だったか)のテロップで、老人のように真っ白な髪(染めたかどうかは定かではない)で、静かで奇妙な芸をしていた。

 


 

その2)テレビで戦時中の戦闘機の紹介を見ていた。(資料が?)残っているのは2機だけで、1つは当時の大和をかばった(?)『出雲』という機種、もう1つは『2式(?)』と呼ばれていた。

2式はいつの間にかコクピットのレプリカが目の前にあった。軍用っぽい双眼鏡のようなものを手にしている父(故)、そして母はそのコクピットに食いつき、競うようにして珍しげに中を調べ始めた。俺は多少2人に遠慮して控えてはいたが興味はあった。

コクピットの外観は緑色のボディ(F1のコクピットっぽい形状)で、中身は先に2人が見ているので見えなかったが、見たこともない装置やデザインのようだった。

 

【現況】「古代人と夢」という本を読み始めた。

【洞察】「出雲」という戦闘機はリアルには存在しない。「2式」は二式大艇とは別物のようだ。大和をかばった「出雲」というのが意味ありげで、大和は「奈良の大和」を暗示している可能性があり、もしかすると古代日本についての情報かもしれない。

 


 

その3)弐瓶勉っぽいSF小説を見ていた。荒廃した未来世界に、ある男が会社を立ち上げたようだった。その会社はどんどん自然や機械を取り込んで(?)いった。

そしてページをめくると『万森株式会社』という章が出てきた。その章から少し経つと『億森株式会社』という章を見かけた。名前からして、会社はとてつもない規模に成長したようだった。

 

【洞察】

1.リアルの何と照合していいのかよくわからないが、二瓶っぽい世界観や「万森」→「億森」という変遷から察すると、「森」とは自然界を核にしつつも人の作った機械さえも取り込んでしまう「森羅万象」(万森にも通じる?)を圧縮した意味かもしれない。

2.なぜ「株式会社」なのかはよくわからない。

3.「億森」という、とてつもない規模の集合体(?)と自分にいったい何の関係があるのか。

4.俗っぽく見れば、荒廃世界は今の収入状況で、会社は自営業(作曲)のこと、そして万単位の年収はすぐにも億単位になるという見方もできるが。

 


 

その4)(昼寝の夢)冬、(西?)関東のある山にいた。山は晴れていて雪や氷が多い。コースは変化に富んでいてところどころスリリングでなかなか楽しい。

中盤のあたりで、少し湾曲した茶色い板のようなものが何層にも連なった(上下の板の間隔は数センチ)幅十数メートルくらいの峡谷があった。板の間に足先を突っ込むだけの足場(手は上層の板をつかむ)しかなく、かなりスリルがあったがどうにか渡りきった。

そこに中継地点のような場所があった。テレビ局のアナらしき若い女Aがいて「保谷峡はあちらですよ」と左手の方を指した。近くの岩壁に地名と矢印があった。それを信用してないわけではないが一応地図を見た。

ここは足柄(?)とかいう1100mくらいの山の頂で、東南東にあるここより少し低いピーク(900mくらい?)が保谷峡といい、尾根道で少し距離があった。今日はそこまで行ければいいかと思ったが、計画時にどこまで行けるかわからなかったので宿をまだ予約してないことに気づいた。ここもそうだが保谷峡も電波が届かない可能性が高い。アポなしで宿が取れるかわからないし、取れないことを想定して一気に下山するしかないかもと考えていた。

 

【洞察】冬山なので、まだ準備期間であることを示している可能性がある。内なる(?)冒険を楽しんでいるのか。