東南アジアのようなところにいた。そこでたまたま出会った(?)父(故)と少しぶらついてから、囲碁を打つことになった。

父は強い(有段レベル)し俺はルールすらよく知らないので勝負は明らかだが、とりあえず付き合った。陣地を取らせないように打つのはなんとなくわかったが、父が常にリードしていた。碁盤がL字になっている部分があり碁石を立体的に重ねて打つ場面もあった。結局、父が勝った。

それからどこかへ帰ろうとしてが、父は近くにあったビルのような建物に入っていった。そういえばさっきもそこから出てきた気がするし、ああそうか天国に帰ったんだな(そこが下界との出入口らしい)と思った。生前もそうだったが、何を考えているのかよくわからず、謎の人物だなと思った。

その後、何かの見世物(?)を見ていると、財布を尻ポケットから抜かれた感じがあった。俺は振り返り、近くにいた地元人らしき男女を見て直感的に犯人だとわかり捕まえた。女の方が財布を返してきたので放してやったが、俺は「ふざけんな!」と怒鳴った。

2人が去った後、財布を確認すると別のもの(黄土色っぽい)で、中身はお菓子しか入ってなかった。すり替えられたことに気づき腹が立ったが、2人はもういない。諦めて帰ろうとしたが諦めきれず、街に戻って探そうと思った。中身は2万くらいだったが、カードとかの再発行が面倒で、そっちの方が参ったなと思った。次からはスラれないように対策しなければと思った。

 

【洞察】

1.父(故)は、これまでの傾向からたいていは自己のそういう側面を示していると思われるが、今回は本人がやってきたという感じがする。しかし、囲碁には興味ないし、いったい何が言いたいのかわからない。

2.財布は最近はポケットではなくリュックに入れているので、実際にスラれる危険の話とも思えない。すり替えられた財布の中身がお菓子というのも気になるが、何のことかよくわからない。菓子の食い過ぎが余分な出費の原因だといいたいのか?