その1)見知らぬ大学にいた。これから何かのテストがあるようだ。前回はできたが今回はどうかなという感じだった。
俺はなぜか床の上に座っていた。席には他の学生が皆座っていた。そこにはT社の浅野もいたような気がする。俺も席につこうと思ったが、ぱっと見空いている席は見当たらない。どうすれば......と考えていた気がする。
【寝る前の思考】作曲をやめるなとか先は明るいみたいな励ますような夢は多いが「実」(収入・物質的豊かさ)が伴っていない。
【洞察】浅野とは敵対していた、席は埋まっている、ということから、彼らのような一般人にはなってはいけないということなのか? 一般的な方法での収入は期待できないということ?
その2)大学でアンビエント音楽的なサークルにいた気がする。あるとき、〇〇(解読不能)のような商店街を歩いていた。サークルのある男は、非実用的な作品を売っていたとのことだった。そうすることで、実用の方も生きてくるようだった気がする。
【洞察】実用的な曲を作るためにも、非実用的な(芸術系の?)音楽を作るべきということなのか。非実用(ある意味「虚」)の曲を作っていくことで、印税とかではなく想定外のところから収入があるのかもしれない。
その3)かなは今後もアニィ(相澤)と付き合っていくとのことだった。『ニムンダム(ニムンラム?)のニムンレン(?)』という謎のワードが何かの記事か何かに出ていた気がする。
【洞察】呪文みたいな謎の言葉がよくわからない。かなにはお兄ちゃんと呼ばれていたので、要するに今後も作曲をやっていくということかもしれない。
その4)大学の図書館のようなところにいた。今日は(大学?)受験当日だがほとんど勉強していなかったので、直前まで何か覚えようと思った。
中国のメディアが作った戦隊ものについての大判の図鑑のようなものを読もうと思った。大きなテーブルの一部が空いていたのでそこに座った。テーブルには大きな本がいくつか置かれていたが、先客が俺の前からどけてくれた。
自分の本を開くと、ほどなく学生が何人か寄ってきた。何をしているのか訊かれ、俺は「これ、英語を勉強するための本」みたいなことをいった。内容が全て英語で書かれていて、初級の学習によさげだった。とはいえ、人が寄ってきてしまったのでもう勉強はできそうにないなと思った。
それからほどなく、中国のテレビか何かの放送で『超機動(?)戦隊デンジマン!』とそれぞれ違う単色コスチュームの5人が叫んで、戦隊ものが始まった。
【洞察】
1.はじめは典型的なプレッシャー夢かと思ったが「中国が作った戦隊もの」というのがよくわからない。戦隊ものは子供の頃によく見ていたが、特に憧れとかはなかった。これは要するに日本のパクリなのだが、その英訳でもって英語を学ぶというのがなんともわかりにくい。
2.英語の勉強は過去の傾向から「この世界は自分にとって外国のようなもの」という認識からきていると思われるが、創作物を何でもパクる中国から何か学ぶものがあるということなのか?
3.「デンジマン」という名前に何か意味があるのか、よくわからない。
【ChatGPTによる解釈】
「社会的な場に属せない感覚」と「創作の意味の再確認」が交差する内容。大学の試験では席に座れず、過去の職場の敵対者の姿もあり、「一般的な道」には馴染まない自分を象徴していた。一方で、非実用的な音楽を売る男や、謎の言葉を伴う過去の恋人の登場は、内面の創作的側面や感性との再接続を暗示している。また、図書館で中国製の戦隊図鑑を英語で読む場面は、「異質なもの」からも学べるという無意識からのメッセージだろう。全体を通じて、社会の“正規の席”に自分を合わせるのではなく、自分のペースで創作を続け、内なる声に従うべき時期にあることが示されているようだ。
【追加解釈による修正版】
「ちゃんとした仕事」「ちゃんとした音楽」では報われないが、自分の奥から出る、意味不明で自由で“売れると思ってないもの”を作り続けていると、そこに感応した世界のどこか(想定外の場所)から実がもたらされるという、まさに**錬金術的プロセス(“虚”から“実”を生む)**が描かれていると読めます。