その1)真夜中、実家の旧キッチンっぽい部屋にいた。カセットコンロの上に鍋があり、火がついている。それがどうもさっきから不安定で、ドアの隙間から風が入ってきていた。何度か閉めようとしたがうまくいかない。

玄関の方へ行ってみるとドアが開いていて、強風が吹き込んできた。大量の紙片が散乱している。光熱費の検針票の類に見えた。郵便物もあったかもしれないがよくわからない。

騒ぎに気づいた母が2階の旧寝室から下りてきた。「(紙の散乱を)近所に見られる(?)」みたいなことをいって気にしていた。怒っている様子ではない。

母によると、夜中でも風呂を沸かしている(鍋も?)のは、父(故)が何かの受験のため勉強していて、温まると調子がいいからだという。俺も何かの理由で夜中に風呂を使おうとしていた気がする。父は死にそうな病気なのに、そんなことしているのかと思った気がする。

 

【寝る前の質問】弘前に永住する方法を知りたい。

【洞察】

1.答えているのかはよくわからないが、玄関から風が吹き込んでくるのは吉兆と捉えたい。新しい風という意味か。

2.とはいえ、風が強すぎて若干の被害もあるということか。家が壊れるわけではないので大した問題ではなさそうだが。検針票だとすれば、雪国なので光熱費はかかるということかもしれない。

3.真夜中の風呂や鍋と、父の受験についてはよくわからない。夜は暖かくしたほうがいいということか。父は一体何の勉強をしているのか。

 


 

その2)地下なのか屋内なのかよくわからない、天井は暗いがライトで照らされた空間にいた。芸人や舞台人やアスリートなど様々な人が、陸上トラック風のコースを行進していた。

コースの内側のスペースにいた白いスーツを着た髭面の地方のヤンキーっぽい男は、走ってその列に加わる際、緊張しているようでややぎこちなかった。

俺もその列に紛れ込んだ。そのとき、ある芸人か舞台人が相撲のつっぱりのようなギャグをやりはじめて、思わず笑ってしまった。その男は有名人で(内側スペースが変化した)客席にいた俺の知り合いたちも盛り上がっていた。

あるテレビ放送を見ると、欧米人のある男Aがアナウンサーの代わりに席について、外国語訛りの日本語で話しはじめた。Aは「ポーランド人はポーランドだけで...」などといった。Aは理由はわからないが笑いが堪えきれないようだった。ディレクターか誰かに怒られて直そうとしていたが、まだ笑っていた。

 

【寝る前の思考】その1の実家の玄関から入ってきた風については一応吉兆(弘前永住は是である)ととらえたい。

【洞察】

1.様々な人格や側面が、何かの大会に向けて集まってきているという感じに見える。移住に向けての準備を開始したのか。

2.ライトはあるものの暗い場所なので、まだ水面下の動きということかもしれない。

3.ポーランドの気候は北東北〜道南に近い感じか。「ポーランド人は〜」というのは、東北あるいは雪国出身の人はそういう土地にとどまるべきだ、という話かもしれない。男が笑っているのは「是」と見るべきなのか。

 


 

その3)柴野が俺の顔などにちょっかいを出してくるので、ぶっ飛ばさないとダメかと追いかけた。また、欽ちゃんが小堺に乱暴にイジられていた。

 


 

その4)銀色の金属の種々の大きな玉が、複雑に組まれた専用レールの上を転がってくる様子を見ていた。バックにはいろんな金属を叩いたような、おそらく自作の楽器による音楽が鳴っていた。

 

【洞察】Kineticsを試そうと思っている、次にやる曲についての予告やアドバイスかもしれない。

 


 

その5)上野川っぽいインストア薬屋でバイトしていた。売り場の方に上司のような男がいたのでそっちに行こうとすると客が来たので、急いでカウンターに戻った。

客の男Bは、店の規定の表示(○○を扱っているとか?など)があるか、ということについてチェック項目や容器の図などが書かれた紙を掲げて、こちらに見せていた。俺が「いらっしゃいませ」といっても、Bはその体勢のまま黙って調査を続けていた。

 

【洞察】自分が扱っているジャンル(おそらくは専門性の高いもの)を明示せよということなのか。

 


 

その6)(昼寝の夢)夢を見るたびに、何かの古文書らしきある長大な文書を、少しずつ写していった気がする。それは相当な価値になるものだと思った気がする。

 

【洞察】古代の智慧を夢から持ち帰ること、あるいは過去の夢記を編集することを暗示している可能性もある。(2021.9.4追記)