その1)見知らぬ実家(?)のどこかでボヤになる可能性があったと、誰かに指摘されていた気がする。

日本の家屋はなぜ木造なのか疑問だった。何千万もかけて建てたのに簡単に燃えてしまうからだ。鉄筋にすれば最悪でもその部分は完全に残るはずだ。

火事の後のある住宅(?)を検証すると、鉄筋だけでなく床など多くの部分が残っていて、調査員の男は感心していた。

ただ、鉄筋はかなり高いようで何億もするようだった。

 

【洞察】燃え尽き症候群の話の可能性はある。鉄筋のように確固たるものを築いておけばまた立ち上がれるのだが、それにはコストやエネルギーがかなりかかるということなのか。

 


 

その2)実家らしき見知らぬ家がリフォームされていた。

ただ、トイレの水漏れがひどいようだった。漏れた水を試験管に入れたものがあり、黒っぽいのと白っぽい粉のようなものが水に浮いていた。黒い方について「これは鉛のようだ」と調べた男Aがいった。そして「専門の機関に送って詳しく分析して、不良施工の証拠にした方がいい」みたいなことをいった。

業者の男は「落石があったんです」の一点張りだった。だがこの辺は平坦な土地で、そんなものは起こり得ないようだった。

全体の施工は優秀なのに何でトイレだけ不良なのか、みたいな話になった気がする。

 

【洞察】

1.リフォームは自己の変化や変革を表すと思われるが、トイレだけ施工不良なのは、心身の廃物を捨てる部分だけうまくいってないということなのか。

2.「落石」という言い訳は、落石はほぼ山で起こるものであり、連日の登山の疲れが原因であるという暗示かもしれない。

 


 

その3)見知らぬドラッグでバイトしていた。俺はまだ出勤したばかりだった。カウンターの横に客用の血圧計Xがあった。前の客のものらしき数値は221くらいだった。後で自分も測ってみようと思った。

店長らしき壮年の男(学者か教師風?)を見かけた。店は忙しそうだが、俺はここのイスに座って血圧計を見ているフリをしていた。左隣に別のオムロン製のやつがあった。表示に残っていた数値はXと同じくらいだった。

 

【洞察】病院で測ったときもそう(140くらい)だが、血圧がまだ高めなので、作曲に戻るべきではないということなのか。

 


 

その4)スーパーでバイトしていた。俺は店内ではなく裏方の仕事になりそうだった。事務フロアには何人かの男がいた。かつてのクラスメイト(中西とか?)もいた気がする。

印刷の仕事をしている者がいた。新聞か本でも作るのか活版式で、文字版を1つ1つ選ぶ必要があるようだった。俺は「これは大変な作業だ」みたいなことをいった。俺は目が悪く、細かい漢字を見分けられないので、この作業はできそうになかった。

今度、新しい部署ができることになりそうだった。先輩で同僚の32歳の男B(俺は20代後半らしい)がリーダーになるらしい。

少し席を外して2人で話した。コンピューターの仕事の話題になった。俺は「コンピューターか、あれは大変だ」といった。そして「俺は88BASICで挫折したよ」といった。

事務フロアに戻ると、新部署のメンバーが決まっていた。Bと俺を含めて5人だった。Bは「5人もいるのか」といって驚いていた。俺は「もしかして、余剰人員?」といった。それはあながちハズレでもない気がしていた。

 

【洞察】

1.活版印刷の部分は、目が疲れて読書が困難であることを指しているのか。あるいは本屋のバイトは無理だという話?

2.88BASICで挫折したという話は、プログラマーは無理だということなのか。

3.新部署とはいうものの仕事内容は決まっていないようだし、余剰人員という直感から、何か必要に迫られるまでは別段やることがない、つまりは予備軍の状態ということなのか。

 


 

その5)(昼寝の夢)見知らぬ自室で目が覚めるとベッドの下が一面青空で、腕から落ちていくような感じにひどく驚いて飛び起きた。だがそれは単に俺が空の上に住んでいて、ベッドの一部に穴が開いており、そこに腕が入っただけだったと気づいて安堵した。

 

【洞察】

1.目覚めたときに片腕だけ不自然な体勢だったが、それだけでは説明できないように思える。片腕だけ起きていてリアル世界に在ったとか?

2.「空の上に住んでいる」という不思議な夢。ベッドの穴から下界を見ることはできるが(?)そこに落ちる心配はないということなのか? 

3.自分は本当は夢の世界の住人(天界)であり、穴の下がリアル世界(地上界、虚仮の世界、外国)であるという表現なのか。

【出来事】

昼間に鳩がベランダを何度もウロウロしていて、いったい何をしてるんだと思った。俺のことを探っているか、または何か言いたげ(早く寝ないかなとか?)なように見えた。