その1)見知らぬ高校くらいの教室にいた。俺はクラスメイトのある少女に、ある女のアーティストが出しているCDアルバムを本人から借りてほしいと頼まれていた。

ほどなく、教壇の方に本人がやってきてCDを借りることができた。

それは俺も持っているはずのCDだと思っていたが、裏ジャケットの曲一覧を見ると、なんか曲数が多い(15曲くらい?)なと思った。ああこれはベストアルバムか、持ってないやつだと気づいた。

曲の記載は、暗緑色っぽいテクスチャに暗めの赤っぽい字なので見づらい。アーティストの名を見ると『岡本真夜』と書いてあった。あれ、さっき会ったのってその人だっけ(若い女なのは確かだが会ったときは別の人に思えた)と思った。

 

【寝る前の思考】バイトも作曲も何もしないままもう7月になってしまった。

【洞察】

1.岡本真夜はリアルではまったく興味がなく知っている曲も1つくらいしかない。おそらくは名前の方が重要だと思われる。「真夜」ということから「真夜中に」ということか。その時間帯に作曲すればいいという話なのか。

2.ベストアルバムにしてはダークでアブストラクト的なジャケットに見えたが。彼女のようなポップスではなく、アートっぽいジャンルの音楽を暗示しているのか。ベストなので集大成という意味もあるのかもしれない。

 


 

その2)見知らぬインストアの薬屋でバイトしていた。50代くらいの中年の女客Aがきて「だいぶ少なくなったわね」みたいなことをいった。かつては2ヶ所あった薬コーナーも、今や背後の棚は空で、左手にある棚の1ヶ所だけに縮小され、手前のガラスケース内も空に近い感じだった。

Aはステロイド剤が欲しいようだった。Aはクリームがいいというので、オイラックスともう1種類をガラスケースから出した。俺は「どちらも同じくらい(の強さ)ですよ」みたいなことをいった。オイラックスの成分を見ると『雲気昇(?)』という、漢方なのかよくわからない未知の成分も書いてあった。

ただ話を聞いていると、Aは水虫の痒みを止めたいようだとわかった。ステロイドでは痒みはおさまるが症状はかえって悪化する恐れがあり、水虫薬を勧めようと思った。f:id:mabara:20210701090557j:plain

 

【洞察】

1.薬コーナーの縮小は、作曲時間や労力を半分くらいに縮小して再開することをを示唆しているように思える。その1の「真夜」と合わせると「夜中だけ活動する」(かつては昼もやっていたので半分ということになる?)ということか。

2.「雲気昇」は雲や気が昇るということで「運気が昇る(運気昇)」という意味かもしれない。

 


 

その3)見知らぬ薬屋でバイトしていた。カウンターに立っていると店長らしき男B(小学時代の担任のYGに似ている?)がやってきた。Bはカウンターの上にある俺のノートを読んだ。彼はそれを日誌と思っているようだが、それは俺の夢日記なんだけどなと思いつつも黙っていた。

いつの間にか、辺りが教室のようになっていた。黒板に向かって右手の壁の掲示黒板を見ると、女が描いたらしいイケメン6人くらいの、大きく派手なマンガ絵(ややアートっぽいタッチ)が貼ってあった。その左隣には、BLなのかゲイものなのかわからないが、裸の男たちが乱交しているチョーク絵が描いてあった。

Bは苦笑すると「8月(のある1日)に4回(4枠?)も○○(失念)の授業がある」みたいなことをいった。それが何のことかわからなかったが、俺は作り笑いで相槌を打った。

 

【洞察】

1.夢の中に夢日記が出てくるのは、重要なことなので注目させようとしているように思える。

2.夢日記が薬屋の業務日誌と見なされているのは、夢で見たことが薬屋の業務(おそらくは作曲などの活動)に反映されることを示唆しているのか。

3.女が描いたらしいイケメン絵と男たちの乱交絵が何を示しているのかは、よくわからない。自分の中の女性性(または人格)が、そういう趣味や性欲・性的指向を発露したがっているのかもしれない。