その1)見知らぬドラッグらしき薬屋でバイトしていた。60代くらいの男Aがやってきた。胃薬が欲しいようだ。背後の壁一面に敷き詰められた大量の様々な薬を見ながら、どれにするか見ていると、Aは「青い箱のだ」といった。三共のやつとかかなと思ったが違うようだ。

俺はピンときて「大正のですか?」と訊いたが、Aは曖昧な返事だ。俺はアバロンを手にしてカウンターに置き「今は(黄)緑っぽいデザインで、色が変更になったんですよ」といった。

すると、Aは使っている薬の箱をカウンターに置いた。『ジェネリック○(アルファベット1文字だったか?)』という商品名だが、箱のデザインや色は(新しい方のアバロンと)全く同じだった。医療用ではないが名前の通りジェネリック品かと思い、2つのの箱を裏返して成分を比べてみた。

ジェネリックの方は『コエンザイムQ10』と書いてあった気がする。用途や成分は違うようだが箱は同じだし、アバロンでいいんじゃないのかと思った。

Aがアバロンを手にすると、2人で(店の外の)どこかへ向かおうとした気がする。

 

【洞察】コエンザイムQ10といえば心臓のための栄養剤で、それが胃薬(主に荒れからくる痛み用)と類似かほぼ等しいという示唆と思われる。心因性の問題、あるいは心的過労か何かで胃の調子が悪くなっており、そこをケアすべきだということかもしれない。要するに心が疲れているという主張であろうか。

 


 

その2)見知らぬ郊外の広い公園のようなところを歩いていて、もうすぐ通りに出るところだった。出口には東南アジア人らしき年齢不詳(中年以降)の男Bがいた。見るからに怪しく、俺は無視して通り過ぎようとした。

すると、Bはタバコのような煙を吹きかけてきて「買わない?」といった。俺は「買わない買わない」といった。急いで去ろうとしたが、急に足が思うように動かなくなり、そこから前に進むのに一苦労した。

Bが売ろうとしていたのはハシシ(大麻)だろうかと思った。

 

その3)(半覚半眠の夢)Bが再び現れ「別に生きるだけなら人でも動物でもいいが、こういうもの(大麻などのドラッグ)が気持ちいいものだということは動物にはわからないだろ?」みたいなことをいった。

ただし、やりすぎた場合は骨の成分(?)まで薬に染まってしまうみたいな記事を見た気がする。

 

【洞察】

0.ドラッグが欲しいとか考えたことは最近ないが、大麻マリファナのような天然物質は、シャーマンや南米の奥地の者などが真理などの探究(変性意識への移行)のために使っているし、規制はあっても禁止すべきではないとは思っている。

1.自分にとって大麻などに相当する快楽と中毒が紙一重のようなもの(いわゆるハマるというやつでドラッグでなくでも快楽ものは何でも当てはまる)があるのか。これというものはなかなか思い浮かばないが。

2.Bの言い分は一理ある。人間にしか味わえない快楽や楽しみ(たいていは中毒性がある)というものがあり、動物のように食うためだけに生きてはならない、と伝えたいのかもしれない。

3.その1からの流れでみると、多少体に悪そうに思えても快楽や楽しみの方を(体よりも心を)優先した方がいい、ということかもしれない。