その1)孫正義(?)っぽい男Aが、ある男Bが作ったあるもの(鍋だったか?)を買って誰かに送った。その収益のほとんどがBに入るシステムで、それはアマゾン『インファイト』制度といった。Aは「Bはきっと喜ぶぞ」といって上機嫌だった。

申し込み方は、専用ハガキに必要事項を書いてシールドのシールを貼り、アマゾンに送るようだった。

 

【洞察】

1.金持ちがクリエーターを経済的に支援する(アマゾンの?)新しいシステムを予見しているのか。作った作品をアマゾンに送って売ってもらうという手法は、アマゾンならやりかねないとは思うが。

2.インファイトは「接近戦」という意味のボクシング用語のはずだが、何を喩えているのかよくわからない。

3.今どきハガキで申し込むというアナログな手法なのは何故なのか、よくわからない。

 


 

その2)ある会場で何かの発表会があるようだった。その前に仲間内で食事会があるようで、俺はその建物の上階にある部屋に行った。リアルでは知らないがここでは仲間らしい、同年代(夢の中では20〜30代)〜老人まで様々な人がいた。

俺は何かの幸運(誰かにもらったか、作品が当たったかは失念)で、百万円の束を十数個抱えていた。

それを金持ちらしき老人Cに一時預けていたが、返ってくると上の方のいくらかが千円札に変わっていた。合計額は変わっていないようだが、Cの都合で少しだけ両替したらしい。Cの妻が勝手に彼の金を両替(?)したらしく、そこに当てたためのようだった。Cは両替したことを俺に詫びると、投資の急用があるようで、どこかへ去っていった。

俺は札束を抱えたまま、仲間たちと発表会場へ向かうことになった。廊下に出ると2〜3人の同僚に、他人に大金が見えないようガードしてもらった。スタッフも含めて館内にいる者は金持ちばかりのようだったが、一応念のために俺たちはそうした。

俺たちは誰も乗っていないエレベーターに向かった。金を預けるためのATMは別の下階にあるようで、まずそこへ向かうつもりだった。

 

【寝る前の思考】(その1について)創作は引退したし、作品など作っていないのだが?

【洞察】

1.札束はおそらく千数百万はあると思うが、いったいどこからそんな大金がやってきたのか。過去の作品が発掘されて当たる可能性もゼロではないが、あり得そうにもない。

2.最近の行動(ほぼ読書しかしてない)の傾向から、大金が(古代の)知識や智慧を表している可能性はある。

3.両替のくだりはよくわからない。

4.「持っている大金は極力人に見られてはならない」という流れは、最近の夢にもあった。大金を持った後の話なのか。あるいは大金=智慧だとすれば、偉大な智慧を得ても安易に人に漏らしてはならない、ということなのか。とすると、ATMは智慧の保管庫?

【参照】2021.3.20に、死にそうな目に合うが大金が当たる、他人に見られないよう協力者にガードしてもらう、アメリカ大統領の部屋でガネーシャに会う、という夢。

 


 

その3)過去の夢で来たことがあるらしい、ある山へ行こうとしていた。今は中腹(?)にいて、いったん麓まで下ってから登ってもいいがショートカットできるので、すぐそこの岩の緩やかな丘を越えていくことにした。

そのとき、過去の夢で会ったことがある若い男Dに出会った。Dは下山してきたようだ。Dは日本人のようだが、金髪のアフロにジャージ(ピンク色だったか)という格好だった。俺は「それで寒くないの?」といった。Dは「寒いですよ」といい、だからこれから温まりに行くとか何とかいっていた気がする。

 

【寝る前の思考】(その2で)作品が売れそうなわけでもないし、支援者がいるわけでもないし、大金がどこからやってきたのか見当もつかない。

【洞察】

1.答えているかどうかはよくわからない。

2.状況から、今日読むつもりの本(バガヴァッド・ギーター)のことをいっている可能性はある。過去に来たことがあること、そしてショートカットできるのは、マハーバーラタの現代語版を一通り読んだためかもしれない。

3a.下山してきた奇妙な姿の男は、ガネーシャ(が化けている)の可能性がある。ガネーシャの像は、体がピンク色で金色の冠をかぶっており、配色が同じように思える。

3b.だとすれば、その2の夢もこの本についてであり、老人Cはヴィヤーサかあるいは翻訳者(故人)の可能性がある。両替は「細かく噛み砕く」という意味で、原典を一部意訳あるいは脚色したことを暗示しているかもしれない。