その1)札幌から北東の方へ向かい、ある山の麓まで行った。田舎道の奥まで行ったが民家はまだ少しあった。

そこで道は3つに分かれていた。左は雪深い坂道で『利別山』という大きな看板が立っていた。真ん中(そのまま真っ直ぐ)の道は『酉谷(?)方面』という看板。右の道にも看板があったがよく覚えていない。いずれもどこかの山へ通じる道のようだ。

真ん中の道は、緑のあるなだらかなカルスト地形っぽい感じで美しい景色に見えた。山々まではそれなりに距離があるようだ。こっちの空は晴れていた気がする。

この三叉路(正しくは交差点)は覚えておきたいと思った。また来るときのために記録しとして(景色が変わってしまわないうちに?)急いでスマホで写真を撮った。

 

【現況】「バガヴァッド・ギーター」を読んで、この話の肝は「自分のやるべきことを知り、その結果を気にせず、行為に専念することが至福につながる」ということだと思った。だがその「やるべきこと」が何なのか未だにわからない。

【洞察】

1.札幌は広義の意味での実家(=自己)を示していると思われる。

2.分かれ道は選択肢が3つあるということだろう。夢の中では「本当はすべてに行ってみたいのだがそれは難しく、選ぶとすれば真ん中になる」という感じだった気がする。

3.「利別山」への道は最初から難路であり、利益を伴わない(つまり無償の)仕事は苦行であるという意味に思える。一方、真ん中の道は易行であろう。

4.そこまでは何となくわかったが、では真ん中の道はいったいリアルの何を示しているのか、ということがまだわかっていない。「また来るときのために記録」していることから、この問題の解決はもう少し先のことになる、ということかもしれない。

【検証】(2021.4.19追記)今日蕎麦粒山に登ってきたが、地図や標識で初めて『酉谷山』というのが実在するのを知った。確かにこの辺りの山はカルストっぽい地形が少しあり、尾根道は緑が多くなだらかだった。このことを予見していたのかもしれない。

ただ、途中までは道が同じなのだが、なぜ夢の標識が蕎麦粒ではなく違う方向の酉谷方面なのかはまだよくわからない。そこに何かあるのか?

 


 

その2)つくみずっぽいマンガ家Aのツイッターを見ていた。俺はアニメ化された彼の作品の1シーンの画像を貼りつけて投稿した(リアルと違い一方的に相手のアカウントに投稿できる)。

その画は、ゴールデンカムイの牛山っぽい男が笑って親指を立てていて『私には作品がある』と白ヌキの大きな極太明朝体で書いてあった。

Aを喜ばせたり励ますつもりで投稿したのだが、画像はキャプチャしたやつを勝手にアップしたものなので著作権的にマズいかなと不安になった。他の人の投稿ツイートの画像を見ると『特別許可』と書かれた画像もあり、本人がOKなら大丈夫なのかも、みたいに思い始めた気がする。

 

【寝る前の思考】その1の、真ん中の道が何を示しているのかわからない。

【洞察】

1.つくみずっぽいマンガ家は、彼のツイートに象徴されるような「自己の(ネガティブあるいは複雑に)考えすぎる側面」のことかもしれない。

2.なぜ牛山なのかはよくわからない(豪傑的な象徴?)が「私には作品がある」というのは「創作こそがライフワークである」と力説しているように思える。

3.そうだとして、それが「作曲」のことなのか「作家」のことなのか。マンガを描くのは到底無理なので、この喩えではどちらなのかわからない。

 


 

その3)旅か何かで見知らぬ田舎にいた。名水らしきものがあった。東屋に金属製の大きな水槽(100リットルくらいか)があり、そこから突き出た細い蛇口からちょろちょろと水が流れ落ちていた。

俺はそれを手ですくって口をゆすいだり、ほんの少し飲んだりした。

何かの作品なのかキャラなのかよくわからないが、いろいろなことを思い出そうとしていたが、なかなか大変だった気がする。

この水を頭にも浴びた方がいいだろうかと思った気がする。

 

【寝る前の思考】その2について、やるべきことが作曲なのか作家なのかわからない。

【洞察】

1.答えているかはよくわからない。

2.名水は延命や浄化効果があるという言い伝えが多いことから、体を清めるという意味なのか。あるいは聖水(聖なる教え?)のことか。

3.金属製の水槽は何かを象徴している(2021.4.1の夢では金属製の賽銭箱で、どちらもくすんだ銀色をしている)ように思えるが、まだよくわからない。

4.「水を頭に」ということから、やはり名水は知識や智慧のことかもしれない。

 


 

その4)(夕寝の夢)見知らぬインストアの薬屋にいた。いつもはここでバイトだが今日は客として来ていた。

特売の湿布を探していたが、なかなか見つからなかった。だがよく見ると、ある棚の1番下の段に1つだけ残っていた。(リアルではブルーの部分が夢では赤くなっている)24枚入りのやつで、598円だったか定価よりだいぶ安いと思った。試供品として1枚入りの湿布がその箱に貼ってあった。試供品だけは最下段の下にまだたくさんあった。

安いので同じものをもう1つ欲しいと思い、どこかにまぎれてないかと思ったが、なさそうだ。どうせここでバイトしてるし、足りない分は後日値引きしてもらおうかとか、そもそもこんなに使うのか、1箱でもいいのでは、などと考えていた。

 

【寝る前の思考】(コロナの陽性数が一気に増えてついに第4波が来てしまったが)バイト(探し)どうすんのこれ。

【洞察】

1.「バイトは休みで客として来ている」こと「湿布をたくさん買おうとしている」ことから、体の疲れや不調からまだ回復していないことを示唆しているのかもしれない。実際、低調な状態が続いている。

2.温感用ではないのだが、リアルと違って赤いラインのパッケージというのは何かを意味しているのか。試供品だけはたくさんあるというのも意味ありげである。

3.これまでの傾向から「店の商品=作品(曲)」という対応がある可能性があり、試供品は「お試しで何か作ってみたらどうか」という提案に見えなくもない。