実家にいた。俺は今日(おそらく東京の)下宿に帰るつもりでいる。父(故)は病気で伏せっていたようだが、俺が帰るというので起きていてそわそわしてよくわからないことを口走っていた。
俺はトイレに入り様々な思いに耽った。父は俺が帰った直後(おそらく明日)に死ぬんじゃないかという気がしていた。そのとき俺は(俗世の常識的基準ではロクに孝行してないので?)動揺したり罪悪感が湧いたりするかもしれないと思った。父は車で駅まで送ろうとするだろうが、そんな状態なので危ないなと思った。
また「こんなに疲れてまで1人で作曲活動して、実家にいるなどして(母に)家事などを頼ればよかったのでは」という心のささやきがあったが、それでは意味がないんだと思いながら、かなりの量の大と小をどんどん出していった。すると、虚空にある横棒のメーターのようなもの(便の量を表しているらしい)がどんどん減っていった。


<解釈>
死・・・(ベサーズ解釈)古いものが終焉を迎えている。(ケイシー解釈)新しい思想の誕生。自分の能力を試すための状況の到来。霊的真実の教訓を与える試み。肉体の欠陥、不調、衰弱のために失われた才能。自分の死後の状態。夢の中で死んだ人物の特徴は、自分の生活の中にあったある特徴が消失したことを表す。夢の中で死んだ人に対し、もっと関心や愛を抱く必要。推移または変化。(ウォレス解釈)根本的な変化。これまでの生き方が終わりを告げ新しい人生が始まる、ある段階の終わりと新しいチャンス(両親など大事な人の〜)。(ホロウェイ解釈)何らかの変化。物事の一区切り。一種の通過儀礼。成長の一つの時期が終わる、過去とのつながりが断ち切られる(親の〜)。
トイレ・・・(ベサーズ解釈)取り除くこと。不必要になった過去の体験を浄化すること。解放すること。手放すこと。許すこと。トイレが詰まっているなら、ささいな経験にとらわれて感情を洗い流せずにいる。(ウォレス解釈)人生で役立たなくなったものをどう手放せばいいかわからない。自分が本当に必要な方法を誰かに話す方法を探している。(ホロウェイ解釈)環境や周囲の人々のせいで自分の欲求が満たせていない(〜が見つからない)自分のことより他人の欲求を優先する(混んでいて〜に入れない)。プライバシーが失われがち(〜が丸見えで恥ずかしい)。他人の問題や目標達成を手伝わされる(〜が詰まる、あふれる)。(フォンタナ解釈)公共の場で不安感がある。うまく自己表現したい。気持ちを楽にしたい。自己統制できない、創造的な力を訓練できなくなる恐怖(〜を溢れさせる)。

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【寝る前の行動・思考】
思考:(昨日の夢の金田一とやら)そろそろ(本気で)金の話をしよう。
行動(予定):(今日)不労所得についての本を借りるか買うつもりでいる。
【洞察】
0.父(故)はおそらく海辺での暮らしや自由を欲していただろうが、サラリーマンとして働き定年後も家族を連れたドライブ以外は、自分からは滅多に遊ぶことはせず家でゴロゴロしていた。
1.父の死を予感しているのは、自分を偽ってあくせく働かなければならない(結果疲れて休日はゴロゴロするしかない)という側面(古い考え)を捨てようとしている、ということか。
2.動揺や罪悪感は(父の死後の)新しい価値観(おそらくは金を儲けることや賃金以外で受け取ること)に対する初期反応を示しているかもしれない。
3.実家にいると楽だろうが行動や自由がかなり制限されてしまい強いストレスを感じるのは確実で、そもそも実家で暮らして活動しようという考えがハナからない。そのため、ここでは「家事を頼る」というのは母親に資金提供(身内だが俺はパトロンだと思っている)してもらうことについていっているのかもしれない。それが続けられれば楽だが、自立したことにはならないし自由でもないので、その考えや可能性は捨てることになるということか。
4.「大量の便を出す」や「メーターが減っていく」のは、たまっていた古い考えや価値観をどんどん捨てて浄化されていく現状(?)を表しているのか。