その1)ある田舎の私鉄駅Aで列車を待っていた。単両の列車が来たと思ったら向かい側のホームだった。ほどなくこちら側にもやってきたが、無蓋車のトラックのような形をした機関車1両で、駅を通過してすぐ近くの分岐を左に曲がった。ホームにいた数人の客は線路を歩いて同じ方へ向かった。
それから少し待ったが列車はやってこない。すると、色黒の固太りのおじさんが現れ、奇妙な顔や踊りをしながら状況を説明しはじめた。この先のB駅の近くにイベント用の仮設ステージが組まれていたが先日の大風でそれが崩れて線路の一部を塞いでしまった、B駅に電話したが1時間経っても何の連絡も返ってこない、とのこと。
仮設ステージの周りで残念がったり泣いている人々の映像(イメージ?)が浮かび、これは中止になったなと思った。そうとわかればわざわざB駅まで行くほどのことでもないので、向かいのホームへ行って引き返そうと思った。


<解釈その1>
駅・・・(ベサーズ解釈)人生の旅の途中で立ち寄るところ。変化する段階。目標を決める明快さを得るための休憩所。(ウォレス解釈)仕事のチャンスをつかまえる場所。
列車・・・(ベサーズ解釈)人生の旅。方向を定め操縦していく力。物事を進展させて、成長・変化していく必要。好機。適切な進路に従う。機関車ならゴールに到達するすさまじいほどの力。(ケイシー解釈)人生の旅。人生の状況において方向を定め操縦していく力(運転士)。物事を進展させて、成長・変化していく必要。好機。一連の考え。活力。軌道に乗る。(ウォレス解釈)特定のキャリアチャンス。自分が望むキャリアへの出発ホームを見つけようとしている(正しいホームに行こうとしている)。(ホロウェイ解釈)自分のレールを見直すとき。(フォンタナ解釈)旅の途中で援助を受けている。与えられた機会を取り逃がす(間違った〜、目的地を乗り過ごす)。
左・・・(ベサーズ解釈)知的で道理にかなっていること。ものごとを受け取る方。
風・・・(ベサーズ解釈)変化。強風は大きな変化。
嵐・・・(ベサーズ解釈)感情のどしゃ降り状態。内面に変化が起こっている。浄化、純化。抑圧された感情、恐れ、心配が表面に現れた。欲求不満を解き放つこと。

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【現況】
1.寝かせていた曲GRの続きをすぐにも書きたいとは思っているが、内面から湧いていくる衝動がまだ少なく、ここ2日は手をつけていない。
2.左肩がひどく凝っている。受け取る方が不調なのかもしれない。
【洞察】作曲のことなら、今日も中止(あるいは今後も?)にすべきということか。他の客や空の機関車はB駅へ向かっているので中止は一時的なものかもしれない。




その2)見知らぬ実家で目が覚めた。1階に下りて寝室を通ろうとしたとき、14型のブラウン管テレビがつけっぱなしで、誰かが布団をかぶってベッドに寝ていた。両親は2階の同じ部屋で寝ているものと思っていたが、よく見ると父(故)で、昨日眠れなかったからここでずっとテレビを見てたんだろうと思った。
父はガンで余命がどれくらいかわからなかった(薬はもらっているようだが)。俺は大学(?)の卒業試験を控えていたが、父の様子が気になって集中できないと思った。しかし、自分は自分のことをしっかりやるしかないと思い直した気がする。


<解釈その2>
父・・・(ベサーズ解釈)賢明で円熟した男性的な側面。神、保護者、大黒柱の資質を持つ側面。自分の父親に投影された気質。(ウォレス解釈)自分にとって大切だった生前の父親の性質。
眠る・・・(ベサーズ解釈)気づきの欠如。何事についても調べる意欲、挑戦する意欲がない。
ベッド・・・(ベサーズ解釈)万物を生みだす子宮。能力のみなもとへ戻ること。休息、くつろぎ、元気を回復するところ。育てるところ。性的なコミュニケーションを楽しむところ。安全を望むこと。神の加護に気づくこと。自分の中のいろいろなレベルとの特別な関係。個性を表すこと。(ケイシー解釈)性行為。道徳的基準に従う。他人への接近、親密性。休息、睡眠。無意識。
テレビ・・・(ベサーズ解釈)自分自身をいっそうよく見る手段。どのように状況に対処しているか、その方法。自分とのコミュニケーション。(マロン解釈)コミュニケーション、情報、娯楽。背景となっている社会への関心(〜ドラマ)。注目を引きたい、知名度を上げたい(〜に出演)。
ガン・・・(ベサーズ解釈)怒り、欲求不満、絶望。心を食い荒らす恐怖。内面のアンバランスに気づいていないか、気づくことを拒否している。抑圧。(ウォレス解釈)人生がコントロールできなくなっていて、それが他の面にも及び始めている。(ホロウェイ解釈)自分の望む通りの生き方ができていない。活力も選択権も飲み込んでしまう自らの心理的な癖。(パーカー解釈)次第にその存在をおとしめる問題や人間。

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【洞察】
0.実家のようだが見知らぬ家なのは、自己のことだが未知の状況ということなのか。
1.父の気質から考えると(作曲に対して)せっかちすぎてちゃんと休めていない、怒りや抑圧をためこんでいる、という感じか。
2.その1と総合すると、今日のところは様子を見たほうがいいかもしれない。