その1)どこかへ行く途中、スーパー内の弁当屋に立ち寄った。今は11時くらいで、お昼用を買うつもりでいた。数ある弁当の中で、焼いた牡蠣のようなものがたくさん詰まったやつが気になった。値段がついてないので「これいくらするんですか?」といった。店員の男は「4桁しますよ」といった。俺は「1500円くらい?」といった。男は微笑むだけで答えなかった。
それは高いので他のにしようと思った。すると、いつの間にか台の上から弁当が1つもなくなっていた。直前までいっぱいあったのにと不思議に思いながら「他にないんですか?」というと、男は「今日はまだないんですよ」といった。これから昼に向けて一気に作るのか......と思い、ないなら仕方ないので立ち去ることにした。


<解釈その1>
食べ物・・・(ベサーズ解釈)心身、感情、魂のための栄養。考えとアイデアのための栄養。(ケイシー解釈)心に栄養となるもの。肉体を維持するすべてのもの。精神的な支え。精神を養うもの。(ウォレス解釈)自分の欲求を満たす能力。成功のチャンスを探り、それを最大限に生かすエネルギーを提供するもの。(フォンタナ解釈)自己保存、種の保存(フロイト説)。
レストラン(食堂)・・・(ベサーズ解釈)栄養を摂り、自分を保つためのたくさんの選択肢。心の栄養を養い、気持ちを伝え合う必要性。必要なものを分かち合うこと。あるいは「食物」から、心身、感情、魂のための栄養。考えとアイデアのための栄養。(ケイシー解釈)肉体に必要は食べ物。心が成長するためのより高い糧を探す場所。社交性。

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【洞察】
0.牡蠣は好きだが、高いので(普段の惣菜としては)なかなか手が出ないという観念がある。
1.弁当はおそらく心身のための栄養と思われる。読書のことであれば、気になる本が現れる(あるいはすでに見つけている)がそれは高くて気が引ける、しかしそれ以外を選ぼうとすると選択肢は自動的に消えてしまう(選ぶに値しないとわかる?)ということなのか。




その2)ある有名なアーティストが、歌手の伊藤敏博を紹介していた。彼はかつて1曲大ヒットさせたが、それ以降は売れなかった。
その後、彼はWeb小説を書くようになった。それは一部でわりと好評で、今でもコメントがついたりするようだが、食えるには至らないようだった。しかしそれは売り方の問題で、ちゃんと(文庫)本にして宣伝すれば売れそうな気がした。
歌の方も才能はあるので続けていた気がするが、よく覚えていない。
いずれにしても、ヒット以降、今まで売れなくてもずっと創作活動を続けていたことに驚いた気がする。


<解釈その2>
有名人・・・(ベサーズ解釈)何かを教える人。導き、教師。(ウォレス解釈)特定の創造的才能やパフォーマンス能力を持つ側面を表す。隠れた才能、未知の能力の開花を促している。(ホロウェイ解釈)目標達成や問題解決に活かすことができる、その人に代表される際立った才能や資質。

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【洞察】
0.ずいぶんとまた昔の歌手(ただし未だ現役とのこと)が出てきたが、急にどうしたというのか。
1.これはおそらく自分の半生と今後の展望を表しているように思える。作曲家を目指して音楽学校に行くも中途退学して活動をやめ、小説を書くようになったが新人賞をとれず(つまり出版できず)気力も萎えて活動をやめ、再び作曲活動をはじめて今に至るが未だに食えていない。
2.小説を書きたいという衝動は今はもうないのだが「本にすれば売れる」とはどういうことなのか。
3.売れるかどうかは関係なく、創作を続けること自体に意義があるのは理屈ではわかるが、食えない(しかし働きたくはない)この現状をどうしろというのか。




その3)(昼寝の夢)室内陸上の400m(200x2)の決勝を見ていた。競技はリアルと違い時計回りだった。走者の中にマイケル・ジョンソンがいた。1周目の終わり、マイケルはリードしていたが直線の勢いでコースをはみ出してしまった。転んでつい立ての外側に行ってしまったが、それをどけてコースに復帰した。
その時点で彼はすでにトップから80〜100mほど遅れていた。しかし、すごい勢いで追いかけていき、最終コーナーでトップの男を追い抜き、優勝した。マイケルがすごすぎて俺は驚嘆するばかりだった。
試合後のインタビューで、2位になったTOKIO長瀬は、トップのままゴールが迫っていたとき「俺が勝っちゃっていいのかなと思った」と語った。日本代表ではあるが、下馬評にはなかった長瀬が勝ってしまったら世間的に興ざめになるところだったが、超本命のマイケルが勝ったのできっと、長瀬はなぜだかほっとしていることだろうと俺は思った。


<解釈その2>
競走(レース)・・・(ベサーズ解釈)自分自身と競い合っている。勝つために側面すべてを統合すべき。
走る人・・・(ケイシー解釈)自分やひとりでやるための勇気を与える力。もっと運動する必要。何かを避けて通ろうとする自分の中のある部分。急かされているような気分。強烈な献身、目標に達成したいという欲求。

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【寝る前の思考】飯能に行ったときもう将来的にはそこに住むことに決めたと思ったのだが、それより前にある神社で不思議な出来事があってその神社(青梅〜奥多摩地方)に呼ばれているような感じがしていて、やはりその辺りの方がいいかな(直感的にはそっちを向いている気がする)と思った。
【洞察】
1.なぜ室内陸上なのか。競技がなぜ時計回り(競馬やカーレースなどに多い)なのか。そこに何か意味があるのか。インドアを強調しているなら、解釈は洞察4が有力かもしれない。
2.マイケル・ジョンソンは自分の中の「ある圧倒的に強い才能」(あるいは最も欲していること?)を喩えているのか。2位の長瀬は芸能人の中では速い方だが、アスリートですらないので、1位と2位の事柄にはかなりのポテンシャルの差があると思われる。
3.思考の答えなら、はじめは(神社の影響で)青梅〜奥多摩派だったが、飯能へ行ってからそれを忘れてしまい(コースアウト)、再び思い出してそっちがいいかなと思った(優勝した)ことから、住むなら青梅〜奥多摩ということか。今回はギリギリ勝ったものの、実際のポテンシャルの差は歴代世界1位と芸能人走者くらい違うということなのか。
4.思考に関係ないなら、最近思っていること(自分にはいわゆる「ハマってしまう」ような具体的な夢がなく、結局何がしたいのかはっきりしない)についてか。
おそらくは作曲業で、人を楽しませる仕事(長瀬)よりも、圧倒的な力でトップになりたい(マイケル)のが本心である、みたいな話なのか。その思いは一度挫けてしまった(コースアウト)が、それでも優勝してしまうことから、結局は1位になりたいのが本音や目標や夢、ということなのか。
【検証】
2017.7.25に、見知らぬ青年がこちらに走ってきて「グラミーに行くショウ」と俺に伝えた。
2015.2.10に、実家の玄関に梨元勝(故)がきて「あなたがグラミー賞をとりました」といった。アメリカの方でもいろいろ訊かれるので、これから(英語の)受け答えの練習をするという夢。