その1)あるゲーセンにいた。そこは以前(夢の中で)来たことがあった。今日はそこに大学時代の友人TKとTZ(?)がいた。俺とTKはF1のゲームを見つけると、さっそくやることにした。

大学の頃、よく一緒にモナコGPをやったことを思い出した。(あの頃に仲違いして以来)これでようやく仲直りということかなと思った。

レースが始まると、二人とも操作を少し忘れていてばたついたが、俺は先に勘を取り戻した気がする。

 

<解釈その1>

【連想法】

ゲーセン・・・大学時代によく行った。

TK・・・大学1年のときから友人だったが、後半で仲違いして以降、口をきかなくなった。

F1・・・大学時代にハマっていた。セナ派の俺とプロスト派のTKの確執は、TZらにセナプロに喩えられた。

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【洞察】TKはたまに夢に出てくるが、夢の中ではそんなに仲は悪いことはない。ここにきて「仲直り」ということは、TKはしばらく敬遠していた(かつて好きだった?)あることを示していると思われる。

 


 

その2)ビートたけしが司会のバラエティ番組(テレ東っぽい)を見ていた。たけしは彼の定番のギャグや一発芸をやった後「(人生)案外これだけでもやっていけるもんですよ」といった。たけしは、1つの芸しかなくても押し通せばどうにかなるという話をした。

彼の頭を見ると、手術の大きな傷跡が頭の前部を横断していて、そこだけハゲていた。そして頭全体は、ウグイス色の薄いガラスの覆いのようなものでカバーされていた。たけしがそういう醜い部分を一切隠さず出演していることに、俺は感銘を受けた。そういう過去のひどい失敗(傷はおそらくバイク事故のこと)を隠さなくてもいいんだと思った。

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<解釈その2>

テレビ・・・(ベサーズ解釈)自分自身をいっそうよく見る手段。どのように状況に対処しているか、その方法。自分とのコミュニケーション。(マロン解釈)コミュニケーション、情報、娯楽。背景となっている社会への関心(〜ドラマ)。注目を引きたい、知名度を上げたい(〜に出演)。

有名人・・・(ベサーズ解釈)何かを教える人。導き、教師。(ウォレス解釈)特定の創造的才能やパフォーマンス能力を持つ側面を表す。隠れた才能、未知の能力の開花を促している。(ホロウェイ解釈)目標達成や問題解決に活かすことができる、その人に代表される際立った才能や資質。

傷跡・・・(ケイシー解釈)過去の状況が原因となった欠乏。何かを取り除いてもらうことがいかに重要かを思い出させてくれるもの、心の傷など(手術の〜)。辛い経験の記憶。心にずっと残っている衝撃。

【連想法】

ビートたけし・・・バラエティやお笑い界の神的存在。自己の中の(アートを含めた)エンタメ部門の長であろう。

1つの芸しかなくても・・・自分の小説を構造レベルで見たときの1つのパターン。

頭の傷跡・・・(特に精神的な)過去の過ちや心の傷。前頭葉なので思考や言語に関係する問題とその改善の跡。

ガラスのカバー・・・(主に精神的な)繊細さ。

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【検証】2018.1.30に、たけしのインタビュー。「今までいろんなことをやってきたし賞も取った」といった。右手には万年筆。そして「でも、何か物足りない。そうだ、これからはお笑いをやろう。という訳で、お笑いに戻ってきました」といった夢。

【洞察】

1.「案外これだけでもやっていける」というのは、自分は長編小説については構造的にはほとんど1つのパターンしか持っていないことに最近気づいたのだが、たとえそれだけでも押し通せばなんとかなる、という話なのか。

2.たけしの頭は(おそらく自己の、主に精神的な)過去の過ち、心の傷、繊細さなどを示していると思われる。そういうものを隠す必要はなく、隠さずに書けばいいという話なのか。

 


 

その3)朝、実家の居間にいた。唇がカサカサになっていて、鼻声で咳をしており、風邪をひいているようだった。今日は学校を(あと部活も)休むと(高校らしき)担任の先生に電話しようと思った。

 

<解釈その3>

病気・・・(ベサーズ解釈)不調和。感情が抑圧されている。心身や感情がストレスを受けている。魂や生命力が閉ざされている。(ウォレス解釈)情緒的に不健全な状況(命にかかわる〜)。(ホロウェイ解釈)あなたの自然な生活、望むとおりの生き方ができていない(不治の〜)。

【連想法】

風邪・・・不調。心や精神の風邪。

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【洞察】体の方は特に風邪の兆候はないので、頭の方の不調と思われる。今日は小説の改稿などは休みたいということであろう。

 


 

その4)東京の山手線(または23区?)の左上(北西)あたりに、4200mくらいの富士山のような形の独立峰が、リアルな鳥瞰図風のCG絵で地図に示されていた。

 

<解釈その4>

山・・・(ベサーズ解釈)全体的に把握する能力、明瞭、魂の気づき。登っているなら正しい方向。彼方の山を見ているのは、あなたを導く経験、チャンス、新たな学びが待っていることを表す。(ケイシー解釈)より高度な精神段階に到達する。物質界についてより完全に理解する。真実についての理解を手に入れられる場所。ある概念を完璧または充分に理解する。霊力の上昇。高いが堅実な理想。障害と困難。(ウォレス解釈)一定レベルの業績を達成しようと努力している。傾斜が急なほど目標達成に向けての学びは厳しい。厳しい現実とさらに前進するための努力を受け入れた。険しくても適度なペースでコツコツやれば実現や前進できる。(フォンタナ解釈)性的な活動や願望。男性的な面。精神的な進歩。(個人的観念)作曲は登山のようなものという観念があり、それに喩えることがある。

【連想法】

山・・・登山。創作の(きつい)山。話の重要な部分。ある大きな件。

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【洞察】

1.場所からすると池袋あるいは板橋、豊島、練馬あたり(あるいはその先の埼玉方面)かと思われるが、そこらへんで何かチャンスやイベント(いわゆる大きなヤマ)でもあるのか。

2.都心に近いので、自己の核心に迫るヤマという意味かもしれない。