その1)薬屋(インストア)でバイトしていた。
あるとき、トイレのためにバックヤードに向かった。トイレはなかなか見つからず、ずいぶん奥まった人の通れないような配管などがある場所に来てしまった。そこは一般社員のロッカーかたまり場のようで、数人の若い男たちとすれ違った。先頭の男の表情が俺を小バカにしたように思えて気に入らず、通り過ぎて少ししてから「ばーか」密かにいった。
俺はいつの間にか全裸になっていた。他の社員に見られると恥ずかしいので、隠部を隠しながら出口を探した。
売り場への出入口付近に、バイトらしきJKくらいの少女が2人いた。彼女らは青紫色っぽい多角形の細かい網の目のような筋が入ったチョコを食べていた。それは口の中で何かがパチパチはじけて気持ちよくなるようだ。幻覚作用に酔ったような2人が積極的にそのチョコを勧めてきた。俺は恥ずかしくて片手で股を隠したが2人は気にしていない様子。
俺はもらったチョコを口にした。たしかにパチパチいって幻覚的な感じがあった。これは危ないのですぐ発売中止になるだろうから、10箱入りのをボール1箱買って値段がつり上がったら売ればいいのではと思った。


<解釈その1>
薬屋・・・(独自解釈)以前に勤めていた唯一の仕事。曲を書き始めたり完成する前後に見ることが多く、対応する商品があることから、生業を示していると思われる。リアルでは自分に相応しくない仕事だったが、夢判断の素材としては的確で役立っている。(追記)ブランクの時期にも見るので、作品毎というより、生業自体の健康の話かも。
裸・・・(ベサーズ解釈)自分の本当のフィーリング、アイデアをさらけ出すこと。自分からも他人からも包み隠さないこと。(ケイシー解釈)肉欲。隠そうとしていた何かを暴露する。無視または無理解(故の無防備な状態)。非難にさらされたときの感情。世間に対して自分がつけていた仮面を脱ぐ。相手の本当の気持ちを知りたい欲求。謙遜。人生での使命を果たそうとしないこと。(ウォレス解釈)(人前で〜)自分がひどく弱い、危険にさらされている、と感じている。いつもは自信満々だが自分には致命的な弱点があると感じている。本当の自分や才能を表現したいという欲求。(ホロウェイ解釈)(人前で〜)変化への緊張。慣れない立場に戸惑っている。成功の反面、注目されて人目が気になる。(フォンタナ解釈)拒絶されることに対する恐れ。自分の精神的深さや、ありのままの自己。本性。本当の価値。
チョコレート・・・(ベサーズ解釈)自分に与えるご褒美。栄養を与えることが必要。

        • -

【洞察】
1.ここ1ヶ月以上作曲してないのだが、なぜ薬屋バイトの夢が出てくるのか。売り場にはいないので、ブランク中の今の出来事を表現しているのか。
2.社員との軋轢や、幻覚作用のあるチョコは、チャットと化したニコ生のあるチャンネルで人に噛みついたり虚実ごちゃまぜで言いたい放題いっているのが原因であろうか。




その2)神奈川西方のある大きな駅にいた。そこから私鉄で横浜方面へ行くつもりだった。しかし乗ろうとしている列車は目的地に行かないような気がした。切符を見ると『小田急岩塩線』と書いてあり、ロマンスカーの絵が入っていた。
路線図を見ると、それが特急なのはいいが、横浜の左(おそらく南)に少し行ったところが終点のようだった。そこがどうも中途半端な場所で、その先は路線がとぎれとぎれだったりバスだったり不明な直通路線があったりして情報が不正確だった。
なので、とりあえず横浜まではそれで行って、それから先はまた考えることにしようと思った気がする。


<解釈その2>
駅・・・(ベサーズ解釈)人生の旅の途中で立ち寄るところ。変化する段階。目標を決める明快さを得るための休憩所。(ウォレス解釈)仕事のチャンスをつかまえる場所。
切符(チケット)・・・(ベサーズ解釈)新たな経験のチャンス。(ウォレス解釈)自分の望むキャリアの道へ進むチャンス。特定の決断をする自分の権限。
列車・・・(ベサーズ解釈)人生の旅。方向を定め操縦していく力。物事を進展させて、成長・変化していく必要。好機。適切な進路に従う。機関車ならゴールに到達するすさまじいほどの力。(ケイシー解釈)人生の旅。人生の状況において方向を定め操縦していく力(運転士)。物事を進展させて、成長・変化していく必要。好機。一連の考え。活力。軌道に乗る。(ウォレス解釈)特定のキャリアチャンス。自分が望むキャリアへの出発ホームを見つけようとしている(正しいホームに行こうとしている)。(ホロウェイ解釈)自分のレールを見直すとき。(フォンタナ解釈)旅の途中で援助を受けている。与えられた機会を取り逃がす(間違った〜、目的地を乗り過ごす)。

        • -

【洞察】
1.横浜方面に行くことがいったい何を示しているのか、よくわからない。
2.今やっていることは大まかでは合っているが、途中の大きな駅(段階)でまた考えることになる、ということなのか。




その3)ビートたけしのステージ(インタビュー?)を見ていた。たけしは「今までいろんなことをやってきたし賞も取った」といった。右手には万年筆を持っている。そして「でも、何か物足りない。そうだ、これからはお笑いをやろう。という訳で、お笑いに戻ってきました」とつづけた。
すると、手足や体がぱんぱんに太った山田邦子が別のステージで踊り始めた。彼女はたけしの復帰番組(?)につき合うつもりのようだった。


<解釈その3>
有名人・・・(ベサーズ解釈)何かを教える人。導き、教師。(ウォレス解釈)特定の創造的才能やパフォーマンス能力を持つ側面を表す。隠れた才能、未知の能力の開花を促している。(ホロウェイ解釈)目標達成や問題解決に活かすことができる、その人に代表される際立った才能や資質。

        • -

【洞察】
1.ビートたけしにとっての本職「お笑い」が自分にとっての「作曲」なのかどうか。
2.右手の万年筆は、9年前まで小説を書いていたので、そのことを示しているのか。
3.単に(チャットや会話などで)人を笑わせることがしたいということなのか。




その4)夜、チャリで見知らぬ街の郊外を走っていた。歩道で踊っている小学生がときどき邪魔で、3人目くらいのときに「こんなとこで踊ってんじゃねーよ、バーカ!」といった。少年は謝らず、怒っていた。
それからしばらく走ったが、ブレーキが不調でときどき止まりきれず、下り坂だと危なかった。
狭い路地に入り、いろんな人とすれ違った。喪服っぽい黒いスーツを着た徳光和夫(40代くらい)がきて、ヘリから落ちた青年(宮崎という名だったか?)の話をした。俺は昼間にそれを目撃した(夢の)記憶があり、その男とは顔見知りだった。男は大怪我はしたが無事のようだった。しかし、俺は別の人の葬儀があるという話をした気がする。
徳光の向かって左隣には石原裕次郎(晩年)がいた。彼とは特に話すことはなく、顔色が若干悪そうに見えた。
その前後だったか、坊さんらしき老人と奇妙な亀型(?)の自律機械Aとすれ違った。Aはある家の壁に張りついてよじ登ろうとしていた。なんだか爆発しそうで気持ち悪いやつだなと思った。
今乗っている赤いクロスバイクのブレーキが良くないのを思い出し、どうせならチャリは買い換えようと思った。


<解釈その4>
夜・・・(ベサーズ解釈)ものごとがはっきりわからないこと。内奥に宿る導きの光を遮断すること。自分の中の未知の部分に入っていくこと。
自転車・・・(ベサーズ解釈)バランス(のとれたエネルギー)が必要。(ウォレス解釈)人生のより個人的な領域。(パーカー解釈)自分を発展させるための個人的な手段。自分自身の感性と関係する。

        • -

【洞察】
1.徳光と石原は初見。急にどうしたというのか、何の喩えかよくわからない。
2.上京したらA社オリジナルの赤いクロスバイクを買う予定があるが、それはブレーキが良くないという予見であろうか。
3.ブレーキが不調なのは、ニコ生で悪態をつくと歯止めがきかないことを示している可能性もある。