その1)RPGのような世界にいた気がする。ある男はある若い女のピンチを救った。女は気強そうなラテン(スパニッシュ?)系の感じ。酒場か食堂のような店で、女は男に抱きついてキスしようとした。しかし男はハッとして女から離れた。女は実はおネェだった。男は怒ったが(女の雇い主の?)店主か誰かに詫びとして何かをもらった気がする。




その2)現下宿っぽい部屋にいた。呼び鈴がなった。(リアルにはない)インターホンがなぜか冷蔵庫近くの壁にあり、電源スイッチを入れてボタンを押し「はい」といった。
宅配のようだ。荷物を受け取りレシートのようなものを見ると『18禁』とうっすら書いてあった気がする。


<解釈その2>
【洞察】18禁なのでポルノ的な商品と思われるが、欲求不満なのか、あるいは具体的に何か機会が得られるということなのか。




その3)東京っぽい都会の見知らぬアパートに引っ越していた。通っていた大学(院?)は最高学年の2回目の途中でやめた。一度卒業してるし、同じことをやっても仕方ないからという理由だった気がする。
部屋は新しくはないが割と広くて複数あった気がする。
ふとんの上でゴロゴロしていると、窓の外で大学生らしき男が何人か通りかかった。通りが近くて部屋が丸見えっぽいので、俺は慌てて窓を閉めにいった。窓はいつの間にか緩衝域(?)が奥行き数十センチある二重構造になっていた。
壁に手書きっぽい近所の地図が貼ってある。けっこうな住宅密集地で、古くからある土地のようで一軒家が多かった。
リビング(?)の方で若い女たちの声がした。新しい住人のようだ。共同スペースなんかあったっけと訝った。そっちの方を見るとちょっとしたホール(寮や小旅館にあるような)のようになっていた気がする。作曲に集中してるときに騒がれるとキツいなと思った。
リビングの手前にある共同ダイニングのような所に行くと、大きな丼に肉が入った何かのスープ丼(?)のようなものが2つあった。向かいの1つは大盛りだ。女たちが作ったようで俺のためではないと思ったので、丼がない所に座った。新聞が置いてあり、俺はちょっと気むずかしげにそれを眺めていた。


その4)(その3の続きらしい)ひと続きのアパート1階をうろうろしていると、住人の若い女2人くらいが次々と「こんにちわ」といった。俺も一応そう返した。
部屋の隅でFMラジオがなっている。周波数がいまいち合ってなくて後でプリセットし直さないとと思った。
壁の上の方にエアコンが2つついている。片方は古そうだが、もう片方はまあまあ新しい感じ。エアコン用かはわからないがキーがたくさんある黒いリモコンがあった。
リビングの方に行ってみると、その向こうに洗濯機置き場があった。大型の洗濯機が4台くらいあり、名札がついているので住人の持ち物と思われた。1台だけ名前がないのがあり、俺はまだ買ってないけど借りられるのかなと思った。そのときある男に呼ばれた。
振り返ると、丸いローテーブルとローソファがあり、小太りな不動産屋の男Aが座っていた。契約(した覚えはないが)時の担当とは違う人(そいつよりやや上司っぽい)のようだ。その隣に大家の太った壮年の女がいた。俺たちはこれからここで面接するようだ。
リビングの端(洗濯機の向こう?)は巨大な倉庫につながっていた。(スタイリッシュな?)雑貨っぽいものが大量に在庫してある。Aは「(部屋は普通だけど)こんな物件はなかなかないですよ」みたいなことをいった。
それからAは周波数がどうのという話をしてきた。何のことかわからないので聞き返すと、Aは「人は生まれたときに周波数が決まっていて、それに応じた収入があるんです」みたいなことをいった。(わからなければ?)それについての登録や説明が役所の人からあるとのこと。振り返ってみると、いつの間にか役所の小さなカウンターがあり、職員のますだおかだ岡田が俺を呼んでいた。


<解釈その3・4>
引っ越し・・・(ベサーズ解釈)内面に大きな変化が起こっている。完全なる存在へと変化していくよう、成長している。
窓・・・(ベサーズ解釈)与えられた状況を超越して見ることのできる力。大きく開かれた予知能力、認知力。反対側の、次元を超えた気づきを開く窓。(ホロウェイ解釈)いろいろな視点や見通し。心の中を垣間みる。(フォンタナ解釈)外的世界を理解する能力(ユング説)。
地図・・・(ベサーズ解釈)人生の設計図。たどろうと決めた道。方向づけ、目標。
食べ物・・・(ベサーズ解釈)心身、感情、魂のための栄養。考えとアイデアのための栄養。(ケイシー解釈)心に栄養となるもの。肉体を維持するすべてのもの。精神的な支え。精神を養うもの。(ウォレス解釈)自分の欲求を満たす能力。成功のチャンスを探り、それを最大限に生かすエネルギーを提供するもの。(フォンタナ解釈)自己保存、種の保存(フロイト説)。
新聞(ニュース)・・・(ベサーズ解釈)日常生活についてのメッセージ。(ケイシー解釈)世論の関心。共通の知識。新しい悟り、新しい情報。予言。
洗濯(物)・・・(ベサーズ解釈)自分のある側面を浄化すること。悪習慣を絶つように。
倉庫・・・(ベサーズ解釈)自分の内奥にあるアイデアと才能を蓄えるところ。しかし、ほとんど使われていない。想像できないほど大きな可能性。望むもの必要なものはすべてそこにある。
有名人・・・(ベサーズ解釈)何かを教える人。導き、教師。(ウォレス解釈)特定の創造的才能やパフォーマンス能力を持つ側面を表す。隠れた才能、未知の能力の開花を促している。(ホロウェイ解釈)目標達成や問題解決に活かすことができる、その人に代表される際立った才能や資質。

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【洞察】
0.最近の中ではかなり具体的な情報が多い(明晰?)夢と思われる。
1.卒業しているのにまだ通っていた大学をやめたのは、1度やったこと(似たような作曲?)はやりたくないということか。
2.東京の住宅が密集した古くからある土地に引っ越すという予見なのか。アパートの構造が共同スペースとひと続きになっているのは、寮とかシェアハウス的なことなのか?
3.窓に緩衝域があるのは、世間の流れからは少し隔絶された生き方になることを示しているのかもしれない。
4.丼〜新聞の話はよくわからない。女住人には干渉しないということ?
5.エアコンが2つあるのはなかなかリアルな感じ。古いエアコンをつけたまま新しいのをつけるパターンは、少し古いアパートや旅館などでたまに見かける。
6.洗濯機は借りるか誰かが置いていったものを使う?
7.不動産屋が大家を連れてきて面接することはリアルではまずないが、寮ならありえる話で、そういう所に移ることになるという暗示なのか。
8.住居とつながっている巨大な倉庫は、おそらく作曲やアイデアのストックが(無意識下などに)大量にあり、かなりたくさん曲を書く予定があることを示唆しているのかもしれない。不動産屋のいう「こんな物件〜」とは「高い部屋には住めないものの、大量に曲を書いて暮らすという生き方はなかなかできるものではない」と讃えているのか。
9.「周波数」はスピリチュアル系でいう「バイブレーション」のことと思われる。あるいは宇宙から豊かさを受け取るための周波数という意味か。それは生まれつきのもので、人生を通じて収入はそれに応じたものになる、ということなのか。
10.役人がますだおかだ岡田というのがまたなんともいえない配役。大ブレイクはしないが息は長い、という感じの芸人を表しているのか。
11.これらを総合すると「セレブではないが貧乏というわけでもない」「大量の曲のストックがありそれをどんどん書いていく」という今後の生き方が見えてくる。