その1)何か用事があり、かつて通っていた見知らぬ大学に行った。上階にある図書館に行くと、棚が半分以上空になっていて、やっぱりなと思った。移転作業をしているようだ。主導しているのは斎藤先生のようだ。

階段を下り、図書館はどこに移転するのか、どこかに告知が貼ってないか調べようとした。そもそもOBは借りられるのか、貸し出しカードはもらえるのか、などと考えていると、いつの間にかカード再発行の画面を見ていた。

登録名は本名でなくてもいいらしく、長ったらしいハンドルじみた偽名(失念)だった。書類の下の方に『「中央林間〇丁目云々...」の名において発行する』みたいなことが書いてあった。この住所が本人を証明する事柄のようだった。

 

【寝る前の思考】移住先のことなどを考えた。

【洞察】

1.大学図書館の移転は、知識を得る方法やジャンルが変わることを示唆しているのか。

2.知識を得る場所が変わるのは、移住を暗示している可能性もある。本人証明が意味深で、何者であるか(何をしているか)よりも、中央林間に住んでいることの方が重要だとでもいうのか。

 


 

その2)箱根辺りだったか観光用の洞窟を歩いていた。奥まで行くと、天井に穴が空いていてそこに滝のしぶきが落ちていた。それは一部が氷結しているように見えて寒そうだった。

近くの土産物屋の方に行くと、店の前にストーブがあった。カウンターの向こうにある商品を見ていると、店主らしき中壮年の男が客か誰かに向かって「天使の骨を探さないのか?」みたいなことをいった。実在するわけないし、観光客相手の作り話なのか? と思った。

 

【寝る前の思考】なぜ中央林間なのか。こだわりがあるように思えるが、そこに何があるというのか? そもそも地価が高いだろうし家を買う金なんかないんだが?

【洞察】答えているのかはよくわからない。「天使の骨」というと、ルパンとかに出てきそうな、本物とは到底思えないが(コレクターにとっては?)非常に価値がありそうなものという印象。これは高度な芸術性を示唆しているのか? 中央林間ならそれを目指せるとか?