その1)町田より少し北の見知らぬ土地から電車に乗り、長津田か中央林間の方へ向かっていた。ボックスシートの窓側が空いていたのでそこに座った。
aikoっぽい歌が流れてきた。電車内なのに誰かがスピーカーで鳴らしているようだ。いったいどんな奴だと思っていると、隣にいた若い男Aがタバコを頻繁にスパスパやりはじめた。禁煙のはずだが、なんなんだこいつはと思った。どうやら音を流しているのもAのようだ。
目的の駅(中央林間?)までそう遠くはないせいもあり、俺は黙って様子をうかがっていた。この電車では見て見ぬフリをされているようだが、どのみちAは他の電車に乗り換えたとき捕まるだろうと思った。
【洞察】
1.電車内でのスピーカー鳴らしやタバコは「タブーなこと」あるいは「人を不愉快にさせる状況」を指していると思われる。
2.現在の不愉快(あるいは不健康)な状況はそう長くは続かないだろう、ということなのか。
その2)ブックオフのある店でバイトをするにあたり、現場の見学をすることになった。面接とかはまだだが、とりあえず店に来いということらしい。
その店に入ると、フロアは広くシックな色合いで(ブックオフには似つかわしくない)どうも新品の書店のようだ。冴えない感じのオタっぽいバイト候補(?)が何人か来ていた。
接客は薬屋以来かなり久々で、そもそも嫌で苦手だし、かなり不安だった。
本について訊かれるのか(薬の相談よりはマシだが?)などと考えていた。
【洞察】
0.ブックオフの「倉庫」のバイトならできないこともないが(しかし一昨年は落とされた)と、寝る前に考えたことに起因すると思われる。
1.そもそも接客はもう無理。本屋の裏方ならないこともないが、足腰をやられるという話をよく聞くので避けたいとは思っている。
2.書店でバイトすべきという話ではないと思う。ブックオフは複数の業種で二度も落とされているし、接客くらいに相性が悪いという示唆なのかもしれない。