実家の洗濯機置き場にいた。洗濯機の中に、未使用の18きっぷを見つけた。母が気づかずに洗ってしまったようで、俺は腹を立てて抗議した。破れてはいないので使えないことはないが、どうにも不満だった。

他にも、小さなメモ帳など旅の記録に関する様々なものが同様に濡れてしまっていた。俺はひどく落胆して「今までやってきたことが全て無駄に思えてきたよ」と母にいった。

唯一まともに残っているのはデジタル画像だけで、それだけが救いのように思えた。

 

【洞察】

1.旅の記憶は編集されてしまうので、過去の旅の行程を洗い出したりしても無駄であるとか当てにならない(画像を除いて)ということなのか。

2a.次の登山で地図が埋まって旅が完結するような気がしているが、アナログな記録(一度しか通らない・訪れない)をつけても無駄になるだけ(地図埋めにはもう意味がない)で、頼りにできるのは画像だけ(似たような場所を何度訪れてもいいしその度に違う?)ということなのか。故に、次はどこの未踏地に行くかというより、行きたいところへ行けばいいし、旅を続けること自体に意味がある、みたいな話?

2b.地図のルートを潰す記録だけの旅(登山)はもうやめて、画像に残せる景色のいいところに行きたいということなのか。

3.18きっぷについては、鈍行での長距離移動が年々つらくなってきているので、そろそろ別のやり方(新幹線でばっと行って現地ではあまり移動しないなど?)に変えるべきかもしれない?