その1)実家を買いたいという人がきたというので、その集まりに加わった。買い手は40代くらいの男Aだった。Aは「これから街の方など寄らなきゃいけないところがいくつかあるので」といって、後日に改めて本格的な交渉をしたいようだった。その話ぶりから購入意欲は高そうだ。

母は軽く自己紹介すると、Aに手を差しのべ固く握手した。Aは息子の俺の方とも握手しようと手を差し出したので、俺もそうしようと思った。

実家が今すぐ売れるなら、将来の大きな面倒事が消えるので、これはいい話だと思った。

 

【洞察】

1.夢の通りに今のうち(母の存命中)に実家が売れるのなら、こんないい話はないと思っているが、果たしてまともにそのことを示しているのかどうか、よくわからない。

2.昨晩面接が決まったキッティングのバイトSE社に応募したことに関連するとすれば「実家を買う」というのは、SE社が俺のこと(キャリアや特技等)を買っているという流れになるだろう、という暗示なのかもしれない。

 


 

その2)どこかの旅から母と帰ってきた。バスを降りるとき、2千円くらい出したが、それは運賃箱に入らずバスのドアの下の方に落ちてしまった。俺と母はすでに降りていたが、俺が大声で呼び止めたにもかかわらず、バスは行ってしまった。こんなんで大丈夫なのかとも思ったが、損はしてないのでまあいいかと思った。

目の前にタクシーがいて、俺と母の会話(バスの下車の顛末)を聞いていたらしく、壮年の運転手(なぜか後部座席で休憩中)が笑っていた。そりゃそうだろうと思った。そのタクシーで家に帰るつもりだった気がする。

いつの間にか見知らぬ家にいた。母の姿はないが、酒の入った缶やビンなどが3つくらいあった。中身はウィスキーっぽいが、とりあえず少し飲んでみた。フルーティーで不思議な味(ウィスキーとはだいぶ違う)だが、すごくうまい。その酒のラベルを見ると度数は26度とあり、ウィスキーでもないのかなと思った。

その酒をよく見ると、液体は上澄みの(さっき飲んだ)方は琥珀色で、下の方は透明と、2層に分離していた。これは振ってから飲むものらしい。混ぜてから飲んでみたが、そんなに味が変わった気はしなかった。

母がやってきたので、土産の酒がすごくうまいという話をすると、母は自信ありげな顔をしていた。

 


 

その3)チャリで自家に帰るところだった。札幌のようだが見知らぬ土地で、下り坂を漕がずに飛ばした。ふと行き過ぎたことに気づいて止まったが、そこがどこなのか、地図を何度見てもよくわからない。

近くにスポーツチャリの男がいて、その先にすごい急坂があり、男はそこを行こうといしていた。俺にはあんなのは無理なので、別の道を行こうと思った。それにしても、どこをどう行けばいいのかわからない。土地の名について、俺は「苗穂だ」(地図的にはリアルとは全く関係なさそう)と口にした。