その1)関西の方(?)の旅を経て、静岡に向かっていた。静岡に泊まると翌日は昼間に家に着いてしまうが、ここは泊まらないと十分見れないので泊まるつもりだった。
ある駅から軽のような小さなワゴン型バスに乗った。数人乗れるくらいかと思ったが、乗ってみるといつの間にかやや小さめのバスくらい広くなっていた。
途中の主要な町では誰も降りないようだった。運転手の中年男Aはふり返ると、少し訝って「終点まで行く人?」といった。前の方に座る若そうな数人が手を挙げた。俺も終点までなのでそれにならった。予想よりだいぶ多いのか、Aはやや不思議そうな顔で「(こんな気候だけど)まあ楽しんで」みたいなことをいった。
辺りは一面の深い雪原でよく晴れていた。晴れていると雪面でまぶしかったりするが、写真を撮るならまあ晴れていた方がいいかなと思った。
【洞察】
1.一連の作曲(の旅)を終えて、自己に帰る途中ということか。
2.静岡が雪なのは、休暇期間を表していると思われる。実際今日は休むつもりでいる。
3.景色の写真を撮ることは(今日の予定である)曲のネタ探しに関係するか。
その2)見知らぬ地方の大きな駅の前にあるベンチに座り、どこかへ出発するのを待っていた。誰かと待ち合わせをしているようだ。雨が少し降っていて傘をさしていた。知らない街で人待ちしている状況に少し孤独を感じた気がする。
しばらくすると、見知らぬ20代くらいの男に声をかけられた。「○○(失念)知りませんか?」みたいなことをいって、どこかの略地図(?)のようなものを見せてきた。彼の他に7〜8人くらいの若者がいて、大学か社会人のサークルのようだ。俺は「知らないです」みたいなことをいった。
彼らの中には俺を知っている人もいるようで(ネットでは?)多少有名らしかった。
彼らの中に知った顔を見つけた。こんなところで偶然会うとはと思い「橋村、橋村だよな?」といった。橋村は俺がわからないようで少しの間それをスルーしていたが、ようやく俺のことに気づいたようだった。
【洞察】
1.次の作曲の予告、あるいは作曲待ちの状態を表しているのか。
2.偶然会ったかつての部活の後輩がよくわからないが、偶発的に曲のネタを見つけるみたいな話なのか。