その1)見知らぬ高校くらいの教室にいた。机が片付けられていて、雑巾がけなど掃除している子がちらほらいたが、俺はやらなかった。よく覚えていないが、クラスの皆は何かの準備をしているようだった気がする。

(中略忘れ)

いつの間にか別の部屋(音楽室?)にいた。青いシンセが床に置かれていた。見たことがあるデザインだと思った。ローランドの赤いシンセとそっくりだったが、同社が中身の基盤だけ変えて別のものを作ったんだろうと思った。

シンセのボディには『1982』と書いてある。よく見るとビデオカセットようなものが入った四角いボックスが乗っかっている。それには『TAPE SYNTH』と書いてある。

弾くのは下手だが音は鳴らしてみたいなと思った気がする。

すると、シンセの隣にある黒い大きなスピーカー群から曲が流れてきた。ELPだとわかったが、クラシック楽器用のアレンジのようだ。曲は『The Score』だったか? 俺は「知ってる、ELPだよね?」みたいなことをいった。シンセやオルガンを使った原曲が聴きたかったが、先生らしき中年男によるとこれはクラシック調だけらしい。

俺は少し残念に思い、近くにいた見知らぬ学生に「俺は原曲原理主義者だから」といって苦笑した。

それからほどなく、近くの床に直に座っていた学ラン姿(?)の金田正一(40〜50代くらいで髭が濃いのか短い無精髭姿)に声をかけられた。金田は俺に名前を訊いてきた。下の名を少し知っているようだが間違いがあり、俺は正確な読み方をローマ字で1字ずつ教えた。

 

【寝る前の質問】自己の都心・核心とは?

【洞察】

1.答えているのかはよくわからない。次の作曲に限ったヒントかもしれない。

2.メロトロンだと70年代のはずだが、ここでは80年代のシンセに付属していることから、エミュレーション的な音源を指すのかもしれない。「TAPE SYNTH」ということから、あるいはもっと広義に80年代前半のローファイなアナログシンセのことか。

3.ELPが核心だという話だとよくわからない。プログレ調は難しすぎるし素材もほとんどない。

4.「原曲原理主義者」というのはリアルでもその通りで、リプレイやカバーするにしても現代ではなく当時の楽器(最低でもエミュレーター?)を使うべきということかもしれない。

5.いきなり金田正一が出てきてよくわからないが、名前からそのまま収入(金田=金だ)の話なのか、あるいは400勝投手(登板数も異常に多い)ということから、今後の多産を予見しているのかもしれない。

6.下の名が重要なのか? あえてローマ字で教えているところに何かありそうな気がするが...。最多勝投手に名前を訊かれたのは、たくさん勝てるとか、金が入るという暗示の可能性もある?

 


 

その2)見知らぬマンションの部屋に住んでいた。そこには母もいた。部屋は多少散らかっていた気がする。

(中略忘れ)

ハンドタオルで鼻をかんでいると、母が「ティッシュを使いなさい」と注意してきた。俺が「タオルで十分でしょ?」というと、母は「最近の紙は云々...」といった。素材が良くなった(エコになった?)からとか何とか。それでも俺は「紙を使うのはもったいないし、花粉の時期なんかこれ1つでずっとかめるから」みたいなことをいった。

その後、見知らぬ男に呼ばれてある席についた。さっきの話で、いわゆるエコの推奨は本当のエコではなく、エコ産業が儲かるだけのことだと思った。

 

【洞察】

1.ハンドタオルで何度も鼻をかむのは、紙がもったいなくて数年前からやっているし今更だと思うのだが、なぜ今持ち出してきたのか。

2.夏場は不衛生だとか、貧乏くさいのはやめろとか、いいたいのかもしれない。

3.エコだとかエコでないとかは、実はビジネスがらみの卑小な議論で、いちいち気にするべきではないという示唆かもしれない。