その1)見知らぬ倉庫でバイトしていた。他の人はよく働いているが、俺は何をしていいのかよくわからず、かといって指示をくれるわけでもなく、あちこちふらふらしていた。

マイナーな二人組の少女アイドルが営業か何かできていて水着姿だった。彼女たちは仮設プールで競泳をしていた。プールは15mくらいしかなく、俺は「短っ」といった。

あるとき、構内に図書室を見かけた。どうせやることがわからないなら、ここでサボれないかなと思った。

夕方、終業時間近く、皆が集められてミーティングがはじまった。社員の中年男は「1日1つは何か習得してもらうから」といった。そして俺に「おまえは今日何もできてないじゃないか」みたいなことをいった。バイト初日なんだからしょうがないだろと思った。こんなところはすぐやめようと思った。

外に行くと、70代くらいの爺さんや地味なコートを着た20〜30代の女たちが、夕勤のために集まってきていた。爺さんは元気だなーと思ったが、女の方は若いのにこんなところでバイトしなくてはならないくらい仕事に貧しているのかと思った。

男たちがチャリのようなもので帰ろうとしていた。地べたに座っている俺に、先頭の男はタイヤをぶつけてきた。タイヤは半透明のピンク色で柔らかく、けっこう膨らんだりした。俺はそれを蹴ったりして少しの間戯れていた。これは多少面白かった。チャリ群はいつの間にか、スターティンググリッドのように整列していた。

帰り際、クリエーターっぽい30代くらいの男Aに呼び止められた。Aは「UNOの新しいアイデアを作りたいと思ってるんだけど」みたいなことをいった。俺は「それについては新しいカードを提案したい」といった。俺にはすでにそのアイデアがあった。Aは「僕も新しいカードを作りたいと思ってる」みたいなことをいった。

今はもう時間外なので今日はもう早く帰りたい、バスの時間を言い訳にしようかと思った。

 


 

その2)見知らぬ地方のバスに乗っていた。ある美術館に行くつもりだった。『美術館前』バス停のアナウンスがあった。建物はそこから少し歩くようだが、ここでいいかとチャイムを鳴らそうと思った。バスは大きな橋の手前に止まりそうだった。

 


 

その3)山口のある名勝に来ていた。部活の合宿で来たらしい。MM先輩と2人で宿か観光店のある部屋に入った。そこは『日本一の景色』という貼り紙のある展望のいい部屋で、スタッフが何人かいた。

広い窓の外には少し変わった地形の山や緑の景色があり、富士山ほどではないがなかなかだと思い、俺は「ほぉー」といった。

俺はコロナ用のアルコールを手に吹きつけた。MMさんが先に座っていたが、俺が近くに座ろうとすると彼女は少し離れてしまった。コロナ対策というより、何か俺に気を使っている(好意があると誤解されたくない?)感じがした。

ここではノートPCを使ってアンケートのようなものをすることになっていた。アンケートをダウンロードした気もするがよく覚えていない。

俺が「一度来たことがある」というと、女将らしき50代くらいの女は色めきだち、この辺りのことを訊いてきた。俺は「石見に来たとき一度ここにも寄ったんですけど、だいぶ昔のことなんでほとんど覚えてません」といった。

 

【洞察】部活の合宿で来ているということから、作曲関係の話かもしれない。