その1)実家の自室にいた。母が机のデスクトップPCの前に座っていて、RPGらしきゲームをやろうとしていた。そのための資料(?)などを読んで準備していた。今は朝8時過ぎで、俺は「うわ、朝からかよ」といった。部屋がまだ暗いので電気をつけてやり「電気をつけてね」といった。親切にしてやるのもちょっとバカバカしく思えた。

俺は大学(?)があるので1階に下りようとした。そのとき、母の大きなスクラップブックを見かけた。様々なことをスクラップしているようだが、中にはシティーハンターの海坊主の渋いシーンを2色トーンの切り絵にした作品を数枚見かけた。

1階の居間に行くとテレビがついていて、今は8時20分頃だとわかった。大学には英和辞典を持っていく必要があった。英語ではなく他の授業で使うかもしれないようだ。リーダーズかまたは大版のもの(名前は失念)を想定した。たが、それらは重いのでいちいち持っていくのが面倒だった。

学校の机の中に置いておけばいいかと思った。英語の授業でも使うだろう。でも、予習してない英語で当てられるのは嫌だった。そもそも大学はすでに卒業してるので、別にもう行かなくてもいいんじゃないかと思った。

 

【洞察】

1.母の仮面をした主要な人格の1人が、遊びたがっている、あるいは逃避したがっている、ということか。しかし朝からゲームというのはリアルでもやらないのだが。ただ、事前に資料を読んでいることから、RPGには別の意味(人生のゲームに喩えられることもある)があるかもしれず、そのガイドとなる読書のことかもしれない。

2.スクラップブック、特に渋い海坊主が何なのかよくわからない。マンガを読んでいいシーンを記憶に保管したいということなのか。

3.重たい英和辞典がよくわからない。「英語で当てられるのは嫌」なのは、その勉強を「やりたくない」ことと当てられる「プレッシャー」の混合のように思える。

4.「その大学は卒業してるのでもう行かなくていい」は、典型的な中止や中断の要望と思われる。

5.総合的に見て、作曲業(過去曲の再編集作業)をいったん休みたがっているように見える。

 


 

その2)店か倉庫のようなところでバイトしていた。誰かが俺にゴミの話をしてきた。すると、倉庫バイトNL社時代の社員OHが袋に入ったゴミを持ってきて、微笑むと「ちゃんと分別してない」みたいなことをいった。俺はハッとして袋の中身を見た。(チオビタっぽい?)ドリンクの箱にビニールなどが混ざっていた。

バックヤードへ行き、ゴミを分別しながら「俺ゴミ捨てるの下手だなー」といって苦笑した。

洗濯物もここに預けておけば、従業員全員の分を会社がやってくれるらしい。ただ、預け方がわからない(自分の洗濯物の見分け方もだが)ので、店長か誰かに訊いたほうがいいかと思った。

 

【洞察】

1.ゴミ処理や洗濯をするような、心のバックヤードのようなところがあるらしい。

2.「ゴミ捨てが下手」というのは、その1の夢について、頭の中で並べた最初の解釈が雑だったせいかもしれない。あるいは、心のゴミを分別して捨てるのがあまり上手くないという意味か。

3.ゴミ捨て、洗濯、ということから、やはり休息を推奨しているように見える。