その1)ある学校にいた。俺が書いた曲が公の何かに使われる(5曲のうちの?)1曲に選ばれたようだった。クラスの委員長(?)っぽい男Aが「堀田(ほった)さん」と呼ぶプロの男がきて、共に音楽の仕事をする者を何人か選ぶらしい。
その後、2階の窓から玄関先を見ると、Aが堀田を出迎えていた。堀田は濃い顔の芸能芸術肌っぽい感じの中壮年で、仕草や話しぶりがいちいち芝居がかっているのがなんだか好かなかった。それはともかく、1曲選ばれたくらいで浮かれてると選考に落とされるかもしれず、安心はできないなと思った。


<解釈その1>
【昨日の出来事】
1.無料開放の美術館をハシゴし、音楽も美術の抽象画などのように自由にできないものかと思った。
2.マンガSSRの曲SSを仕上げた。
【洞察】
1.堀田とはいったい誰なのか、リアルではまったく覚えがない。
2.自分の曲が何か公のことに選ばれたり、プロの実力者と仕事をする(あるいはそのオーディション的なことがある)という予見なのか。
3.芸術肌の男は出来事1の影響で、自分のそういう側面が表出してきた可能性もある。




その2)何かの部活の合宿先(?)にクッキーのようなお菓子を3種類くらい(リアルにはないが東京の名物らしい)持っていった。いつもはもらってばかりなので、差し入れを持ってきたものの気恥ずかしくて「皆にあげる」とはいえそうになく、黙って置いておこうと思った。
やがて、高校時代のクラスメイトSZやWKGなど同僚がどこかから部屋に帰ってきた。彼らは勝手に菓子の箱を開けて食べ始めたのでよかったと思った。旨そうなので俺も食べようと思った。
同僚の誰かが「(明日だったか来週だったか)中原先生(将棋の永世名人)の英語の読解(?)のやつが当てられるからやばい」みたいなことをいった。今シーズンの大学の講義が始まっているらしく、知らないうちにサボってしまったと思い俺は「次、2回目?」と訊いた。WKGか誰かが「3回目だよ」といった。
始めから2週もサボってしまい、これは出ても無駄だな(勉強してないのに当てられるのも嫌だし)と思った。どのみちこの大学は一度卒業していることを思い出し、この単位は落としても別にいいかと思った。


<解釈その2>
菓子・・・(ホロウェイ解釈)休憩したい、ささやかな楽しみ(生活がきつい、心の余裕がないとき)。おいしいところばかりに注目していて基本を疎かにしている。
試験の準備をしていない・・・(ウォレス解釈)現実の生活で自分の振る舞いを批判的に見ている(このままでは他人に評価されないと思い込んでいる)。結果に期待しすぎている。(ホロウェイ解釈)がんばりすぎ。高い成果を求められるときの不安と緊張。オーバーワーク。(個人解釈)「(英訳などの)予習をしてなくて当てられたらどうしよう」というパターンが多く「やるべきことがあるが今は準備が不足している」とか「常に作曲してないと(経済的に)不安でしょうがない」いう意味かもしれない。
(卒業)単位が足りない・・・(ホロウェイ解釈)これまでやり遂げてきたことに対する自信不足。これまでの業績や知識を不十分だと思っている。前に進みたいのに何か障害があって、本当にやりたい分野に踏み込めない。

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【洞察】
1.「自分が同僚に菓子の差し入れること」は、作曲作業が数日続いたので、そろそろ休んで様々な側面に栄養を与えるべきということか。
2.「教室にいて、英語の訳の予習をしてなくて当てられたらどうしよう」というパターンの夢はときどき見る。しかし、今回は事前にそれがわかっており、しかも一度卒業していて単位を落としてもいいと割り切ってるので「(成功や収入のために)やらなくては」とプレッシャーのあまり作曲をがんばってしまうことを回避させようとしているようにも見える。
3.次にやろうとしていた作曲は勉強不足(あるいは予習が必須)の分野(英語なのでそれほど好きな科目でもない?)であり、手をつけても不安だらけ(英訳というのはたとえ予習していても不安)である。この学びは一度卒業しており特にやらなくても済むことである、といっている可能性もある。
4.なぜ中原永世名人が出てきたのかがよくわからない。子供の頃の名人といえば中原(その認識が長く続いた)だが、それが関係するのか。あるいは、名人戦(特に2日目)は毎度観戦しているのでその関係の話なのか。将棋はアプリで何度DLしてやっても、ちょっとレベルが上がるとすぐ負けて腹が立ってすぐ削除してしまい、全然持続できない。つまり「(見聞きする興味はあっても)実践には向いてない分野」であることを暗示している可能性がある。それが英語との共通点なのか。