その1)巨大な何かの屋内ホールにいた。様々な国の何人かの男が自分で書いた(?)英語文をセリフ調で発表していた。俺の1つ前の若い中国人はきれいな英語で話していて感心した。
次は俺にもまわってきそうだ。文は用意してあるが、人前で英語を話すのは発音なども自信ないし、ひどく気恥ずかしいと思った。
いつの間にか見知らぬ自宅にいた。俺はこの放送を聴いているだけだったと気づいた。俺には書き物(?)の仕事があるので会場には行けなかったようだ。代わりに誰かが話すんだろうかと思った気がする。


<解釈その1>
【連想法】
巨大ホール・・・コンサート。催し。
外国人・・・言葉がわからない。文化の違い。
英語・・・少し読めるがほぼ話せない。授業で英訳を人前で当てられるプレッシャー。
聴いているだけだった・・・英語について当てられる心配はない。

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【現況】ライティング仕事のテストのための文章を書いている。
【寝る前の思考】あんな文でいいのか。そもそもこれで食えるのか。
【洞察】
0.「英語の予習を忘れてきて、当てられたらどうしよう」という夢はよく見るが、それとは対照的な(ある意味状況が改善された)夢に見える。
1.外国人は、あまり知らない分野(今書いている話題)のことか。英語のうまい中国人は多少知っている分野か?
2.自信がない、気恥ずかしい、のは書いている文章についてと思われる。しかしながら、予習をしていない学校の英語とは違い、文は用意してあることから、そこまで嫌なプレッシャーではないことを示していると思われる。
3.「聴いているだけだった」というのは、ネガティブな想像をしていただけだった(プレッシャーは幻想であり、実際は違う)ということかもしれない。あるいは在宅での仕事が成立する(パブリックな場に出なくてもよい)ことを示している可能性もある。




その2)どこかで大きな地震があったようだ。大学時代のバド部のSZ先輩がやってきて、落ち込んでいた。彼は部内のある見知らぬ後輩とデートしていたらしい。ある駅の近くで同輩の男Aさん(名前失念)とばったり出会ったが、その直後に地震があったようだ。
現場に行ってみると、Aが生き埋めになっているかもしれないので、皆で名前を呼んで探していた。Aは助からないだろうと俺は思った。それにしても、SZ先輩が後輩とこっそり付き合っていたことにちょっと驚いた。


<解釈その2>
地震・・・(ベサーズ解釈)大きさによるが、突然の日常生活の変化を表す。(ウォレス解釈)人生の大変動により心がかき乱されている。人生のある領域が別の領域に強い衝撃を与えて、緊張やストレスが生まれている。(パーカー解釈)生活が不安定な状態。(マロン解釈)家庭か職場での大変化からもたらされた大激動。(個人的解釈)曲が書けないときに見ることがあるので「自信が揺らいでいる」という意味かもしれない。
埋葬・・・(ベサーズ解釈)さらなる高みへと成長するために、必要なくなった過去の感情、態度を葬ること。恐れ、不安が消えること。人生から隠れるように、感情や感受性を生き埋めにすること。
【連想法】
地震・・・揺れる。災害。避難したことはない。
SZ先輩・・・怖い。厳格。カタブツ。真面目すぎる。
生き埋め・・・助からない。

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【洞察】
0.地震の夢はたまに見るが、その後はっきりわかるような変化を感じた記憶がほとんどない。むしろ「揺れる」方の意味で、自信や状況が揺らぐみたいなことかもしれない。
1.「厳格なSZ先輩が部内の後輩とこっそり付き合う」というのはかなりの意外性を示しているように見える。あるいは頑なさ(音楽で成功することへのこだわり?)の氷解のことかもしれない。
2.地震が起きた原因はデート中にAと出会ってしまったから、という可能性がある。デート中の2人が今書いている文章、Aは何らかの別の仕事で(前者に集中するため?)Aは犠牲になるという予見かもしれない。




その3)うる星やつらの新作アニメ(劇場版っぽい)のCMを見ていた。タイトルは『ほんとうにさよなら、です』とあった。うる星は『5』で一度完結しているはずで、今さら何やってんだと思った。
シリアスなうる星はあまり面白くなく、どうでもいいような回がいいのにと思った。


<解釈その3>
広告(チラシ・ポスター)・・・(ベサーズ解釈)注意せよ。高次の自己、導きがあなたにメッセージを送っている。

【連想法】
うる星やつら・・・自分の暗黒時代を精神的に支えてきたアニメ。つらいときほどこういうアニメに深く浸っていた。オタク文化の元祖。
CM・・・予告。宣伝。
ほんとうにさよなら・・・今度こそ完結。お別れ。

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【洞察】
1.「暗黒時代を支えてきたアニメが今度こそ完結する」というのは、暗黒時代の完全なる終焉を暗示しているのかもしれない。
2.コミケがあるのに行ける距離まで引っ越してきたのに、あまり食指が沸かないので、オタクを引退するという意味かもしれない。ただし、アニメを見ないことは自分的にはありえないので、あくまでもディーブなオタクのことか。




その4)(昼寝の夢)駅に近い場所だったような気もする。俺は琴のような音が出て似たような奏法ができる、太めのゴム紐のような質感の弦楽器を足で弾いていた。脚や足先をぴんと伸ばしていて弦がかなり遠く感じた。近くの家(?)に誰かがいるようで、俺はその人を多少意識したように弾いた。それは短調の音階の悲しげな曲だった。
その後近所に、シンセを使った俺と似たような作曲家が住んでいることがわかった気がする。


<解釈その4>
【連想法】
琴のような楽器・・・和や中だけでなく、世界中にある。
奏法・・・半音以下の微妙な音階を出せる。スライドさせる。
足で弾いた・・・珍しいやり方。難しい奏法。
意識した・・・できれば聴いてほしい。
短調・・・楽に曲が書けるスケール。悲しげな曲は簡単に作れる。

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【寝る前の思考】貯金が残り○○万しかないが、どうするのか。
【洞察】
0.質問に答えているようにはあまり思えないが。
1.なぜ足で弾く楽器なのかが鍵と思われる。足で弾く弦楽器はかなり稀だといえる。非常に珍しい(そして難易度も高い?)生き方の喩え?
2.短調の悲しげな音楽は作りやすい。そういう曲、あるいはそういう話を作ることを表しているのか。