その1)俺はバイきんぐ小峠っぽい男だった。イベントか何かで、何かを追うか探していた気がするがよく覚えていない。

坂を登っていくと、右手に工事用の大きな壁があった。改装中のようで、中に入れることを俺は知っていた。隙間が空いていてそこから入った。

中は公的機関の建物だった。俺は自分が消防士か何かの公務員であることに気づいていた。

狭い詰所があり、そこに用があるとわかっていた。そこには上司の部長らしき壮年の男Aがいた。やや若い部下の女もいて、Aの恋人らしいとすぐにわかった。2人は仕事の話があるようで、急な人目に恥ずかしがっているのか、ちょっと待っててくれみたいな空気になった。俺はイスに座って待つことにした。

 


 

その2)実家にいた。俺は何かをやりに、またはあるものを買いに(?)地下鉄の見知らぬ路線(大通を中心に南西〜北東に延びている)で西端の駅へ行くつもりだった。すると母が「HA(?)という化粧品を買ってきて」といった。その店へ行くには北12条駅で降りるらしい。

俺は「そんなのバカみたい。9回も乗り換えるんだよ?」といって断ろうとした。その路線は東西・南北線のように1本の路線だが、なぜか直通列車は全くなくて、細かくぶつ切りの運行になっていた。運賃もバカみたいにかかりそうだが、改札を出なければいいのかと思った。

 

【洞察】「1本の路線がぶつ切り運行で9回も乗り換える」というのは、小説でいうと短編連作を想起させる。図書館で借りてきたSF小説の1つに、連作ではないが9つの短編(今朝確認して初めてわかった)からなり表紙は若い美女(当然化粧をしている)というものがあり、これを暗示している可能性がある。