その1)優れたギタリストを探していた。あちこち行ったがこれという人は見かけなかった。

外の通りにいるときふと、どこかのラジオからロックの曲が流れてきた。70年代っぽいが、ギターがすごく上手くてかっこいい。どうやら解散した元サザンの桑田が新たに女性(ギター?)ボーカルを立てて別のバンドを組んだらしい。桑田っぽさは少しあるが、他の人に歌わせるとがぜん良い感じに聞こえた。

ギターは誰なのかと思っていると、イトウミサキという19歳の天才少女だった。俺は(以前のどこかの夢で?)この子をすでに知っていて、絶対にブレイクすると予言していたが、それが当たった。少女はもっと若い頃から才能を発揮していたはずだが、それにしては19歳のブレイクは遅く、ここ1年くらいは足踏みしていたのかなと思った。

CDを見たいを思ってCD屋に入った。ところが、少女は最近急死したらしく、それを悼むコメントがコーナーに貼ってあった。少女はどこかのイベント(?)に駆けつけるため、チャリで飛ばしてきたが(おそらくそれが原因で)急に肺が悪くなって亡くなったとのことだった。本物だと確信していただけに残念に思った。

それから、少女の過去を映像で見た気がする。何人かの少女とステージで高い竹馬(?)か何かに乗って、その上で演奏する(?)というイベントの放送だった。見た目があどけない(昔のアイドルの初期っぽい)ので、ギタリストというよりアイドル的な扱いだったようだ。

 

【寝る前の思考】「金を稼ぐ」(=働く)という手段でなくてもいいので(僥倖やパトロン等なんでもいいので)(生活や活動のために)金を受け取る方法を知りたい。

【洞察】

0.金策という意味では、答えになっているかよくわからない。

1.少女は天才でも、ジャンルとしては70年代的ロックはもはや古いもの。そして夭折した。昨日まで取り組んでいた作曲(チップチューンをかじった古風な電子音楽)のことかもしれない。それについては天才的な才能はあるものの長くは続かない(→肺の急病は息切れの意味?)ということかもしれない。

2.桑田による新バンドはボーカルが変わっただけでサザン時代より良く聞こえることから、最近書いた曲は音源の違いで良く聞こえるにすぎず、過去の作品や流行の焼き直し程度だと、言いたいのかもしれない。

3.(最近の曲は)ちやほやしたものの、どのみちアイドルのように短命だということか。

 


 

その2)ある少女Aは重い病だった。彼女を救うため、友人である若い男Bと若い女C(高校〜大学生くらい)は、日本各地に電話をかけていった。Aの病はほぼ手遅れということだが、万が一の可能性に賭けているようだ。

日本地図が現れ、ダメだった県が次々と塗りつぶされていった。諦めかけていたとき、新潟県にいる若い男Dから電話があった。何かの電波障害があるのか声はノイズ混じりだ。DはBとCのかつての同僚のようだ。

Dは彼の家の近くにある『ポロロ湖』に行くことを勧めた。するとアナウンサーのような女声の解説が入った。ポロロ湖はその地域の避難所とのこと。俺はその語感から「アイヌ(語)だ」といった。北海道から誰かが何らかの経緯で新潟に流れてきて、その地名がついたのだろうと思った。

 

【寝る前の思考】その1は収入に関係する話なのかわからないので、もう一度同じ件で。

【洞察】

1.Aが現在の状況(収入がほぼない)とすれば、金策はほぼないが万が一の可能性はある、あるいは一見絶望的に見えるが回避や避難はできる、みたいな話なのか。

2.「ポロロ」というアイヌ語はなく(俺にしかわからない?)何かの暗号のようにも思える。それにしてもなぜアイヌ語なのか。最近曲のネタにしていたゴールデンカムイが関係する(アシリパにしかわからない謎解きがある)のかもしれない。

強引に訳すと「ポロ(大きく、親に、年上老人に)・ロ(なりましょう)」となり、成功や老成を暗示しているようにも見える。ウィルタ語では「ポロロ」は火の神(未確認情報)らしい。火は創造と破壊、あるいは革命(革新)?

3.(この絶望的状況を回避すべく?)新潟に避難するというニュアンスがある。2017.1.9の夢で、父(故)が移住先に新潟を勧めてきたが、それは「風通しはいいが、大きな台風はこない」という理由だった。「台風」が実際の天災(スーパー台風など)もしくは最悪な状況とすれば、それを避ける方法、つまり新潟へ避難するということにつながるが、果たしてどうなのか。他にも新潟の島に住みたい(環境が整っているので)という夢(2018.8.24)もある。