見知らぬ会社でバイトしていた。今日が初日(か2日目)のようだ。何の仕事かよくわからないし、社員にも放って置かれたので、何をしていいのかよくわからなかった。
(中略忘れ)
明日は別の会社で(出向?)バイトする予定だった。しかし、その段取りがよくわからない。要項のプリントは持っていたので、社員に見せて聞こうと思ったが、社員は方々で仕事中のようで周りには誰もいなかった。
(中略忘れ)
夕方5時半過ぎ、通常より少し早く会社が終わった。ベテラン社員が夕飯をおごってくれるらしい。俺は先に外で待っていたが、ほとんど人が集まらないし、どういう段取りで行くのかさっぱりわからず、ひとまず辺りを歩いていった。
しばらく行くと、見知らぬ街の階段(高架歩道に至る?)のところで何かの小動物Aに出会った。様子を見ていると、Aはぴょんぴょん跳ねるたびに違う動物に変化した。近くにいたある人が「あれは危険だ」みたいなことをいった。
何度目かの変化でAは高いところから落ちた。死んだかと思ったが、大きな犬に変化しただけだった。俺は興味が湧いてきてAに触れたくなった。Aは大きな熊に変化した。ここまで跳ねてきたので触ろうと思ったが「熊のときに触っちゃダメだ」(熊は力加減できないので)と俺はつぶやき、小さい動物のときにまた会いたいと思いつつ、その場を去った。
(中略忘れ)
戻ってみると、そこは別の会社でスーパーのようだった。ある男の客が俺に「風邪薬ください」といった。俺は薬屋のバイトのようだ。慌ててインストアの店に戻ったが、解熱鎮痛剤が少し置いてあるだけだった。
店員(現店長?)の福澤朗が駆けつけてきた。規模を縮小したのか「薬はそれしか置いてないので」と彼は申し訳なさそうにしていた。
福澤は隣接する和食店(蕎麦屋か何か?)でもバイトしているようで、テーブルから食器を片づけていた。そこへ大学院時代の友人SNがやってきた。俺は彼と話したかったが、荷物をさっきの階段のところに忘れてきたのを思い出し「ここでちょっと待ってて、荷物取ってくる」といって外へ駆け出した。
なにしろ知らない街なので、どう行くべきか今どこにいるのか、よくわからない。歩いているうち、かなり広い道路に出た。道の真ん中に人(若い女など)が数メートルおきに等間隔、かつ二列体制で道路のセンターを囲んでいて、車が通るのを待っている。
右手に黒い高級車が1台見えた。俺は邪魔にならないよう(組織を相手にはしたくないし)一応立ち止まった。彼らはアラブ系(イスラム系)の人々だと直感した。車が通った後、大股でやや急いで向こうへ渡った。特に咎められることはなかった。
地理的な目視をあてに近道で行こうと思ったが、やはり知らない街なので、俺は「(遠回りでも)たどった通りに行かなきゃダメだ」みたいなことをいって、来た道を引き返した。