その1)札幌駅にいた。俺はSC-88Proっぽいのと、それに付属する別の音源やエフェクターのようなものがセットになったものの箱を持っていた。
俺は電車でどこか遠くへ行こうとしていた。切符は持っていたが、近所にいくつか用事があるようで近郊のフリーきっぷを1000円くらいで買った。
俺はこの音源セットを売るつもりでいた。そのためにどこかのロッカーか何かに一時的置いておくつもりだった気がする。
駅構内の広場では、同じような音源を持ってきた男たちがそれをテーブルの上に出して音や動作をチェックしていた。改めて箱を確認すると、SC-88Pro本体は入っているが、他のハードを元の場所に置いてきてしまったことに気づいた。これでは売れないので、やっぱりまた使うことにしようかと思ったが、ハード音源は俺の作曲スタイルに合わない(MIDIで外部音源を鳴らして録音とか面倒)ので(忘れてきたものも揃えて)実家に持って帰ってヤフオクか何かで売ることにしようと思った。


<解釈その1>
駅・・・(ベサーズ解釈)人生の旅の途中で立ち寄るところ。変化する段階。目標を決める明快さを得るための休憩所。(ウォレス解釈)仕事のチャンスをつかまえる場所。

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【洞察】
0a.SC-88STProのことであれば、20年前に作曲家を目指して音楽学校に通っていたときに使っていたハード。
0b.札幌駅は実家由来の旅の起点を表していると思われる。
1.昔のハードを売ろうというのは、当時の(辛いことが多かった)記憶や出来事(への誤解?)を手放そうとしているということか。あるいは当時学校で習った理論立った音楽や、DTM初期からやってきたような作り方(いわゆるアナログ楽器の音楽をデジタルで打ち込むという面倒かつ古い音楽スタイル)などを手放すという意味か。
2.売りたい物が箱に揃っていないのは、古いやり方をなかなか手放せないでいるということか。
3.近郊のフリーきっぷを買ったのは、遠くへ行く前に洞察1や2の身辺整理をするためであろうか。
4.古い音源を駅に持ってきた男たちがよくわからない。同好の士という感じもしないでもないが、今となってはハード音源にはあまり興味がないので、なんとも解釈しがたい。




その2)実家にいた。明日はエレクトーンの発表会だったが、俺はほとんど練習してなくてまったく自信がなかった。
母と発表会の話をしているとき、俺は「明日出るのをやめたい」といった。「辞退したいっていうの?」と母がいった。俺は「トリ(最終演奏者)って訳でもないし、俺が出なくても別に問題ないでしょ?」みたいなことをいった。母は「別に上手く弾けなくたって誰も気にしないでしょ?」みたいなことをいった。発表会は確か有料だったはずで、そんな場で下手な演奏はしたくなかった。とにかく明日出るのはやめたいと思っていた。
キッチンの近くに、見慣れないディスプレイなどオンライン機器がいくつかあった。11インチくらいのディスプレイの黒っぽい枠には『Net○○○○』(○は失念。4文字くらい?)と書かれている。枠に付いているライトグリーンの小さなLEDがいくつかチカチカ光っている。ネット通販専用の端末のようだと思った。ちょっと見ないうちに実家はすいぶんハイテクになったな(むしろMacを駆使してきた俺の下宿よりも)と思った。
3日前のクリーム入り菓子パンがあった(ハード音源とセットになっていたかも?)。母はまだ悪くなってないから食べろというだろうが、俺は賞味期限に厳格なので、ちょっと傷んだだけでも(特にクリームが気になっていた)食べたくないと思った。


<解釈その2>
エレクトーン(ドリマトーン)・・・(個人解釈)小1〜高2まで11年間習っていた。6級までいってもっと上手くなれそうだったが、大学受験のために母にやめさせられた。演奏を意味するかもしれないが、電子楽器やそれを使った総合的な音楽のことかもしれない。
試験の準備をしていない・・・(ウォレス解釈)現実の生活で自分の振る舞いを批判的に見ている(このままでは他人に評価されないと思い込んでいる)。結果に期待しすぎている。(ホロウェイ解釈)がんばりすぎ。高い成果を求められるときの不安と緊張。オーバーワーク。(個人解釈)「(英訳などの)予習をしてなくて当てられたらどうしよう」というパターンが多く「やるべきことがあるが今は準備が不足している」とか「常に作曲してないと(経済的に)不安でしょうがない」いう意味かもしれない。

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【検証】2017.10.8に、エレクトーンの発表会が近づいていたが練習してないしレッスンにも通っていなかった。欠場を伝えようと思ったが、忘れられてるだろうしスルーでもいいか、レッスンをやめてだいぶ経ってるから、もう行かなくていいんだと思った夢。
【洞察】
1.「明日」といっているので、今日か明日の作曲の話と思われる。次はシリアスなシーン用なので、上手くやろうとするが、それができなくて(自分に厳しすぎて)やめてしまいそうになることを予見しているかもしれない。
2.有料で曲を売っている事情(=発表会が有料)もあり(おそらく自分基準で)下手な作品になってしまうことを恐れているということか。しかし直感的側面は「誰も気にしない(もしかすると他人は下手かどうか気づかない?)」といっている。
3.その1が古いやり方を手放すことを意味するなら、新しい方法が不慣れで自信が持てず(=ほとんど練習していない)下手に感じてしまって発表したくないと思うかもしれないが、自分が思っているほど他人はそのことを気にしないだろう、といいたいのか。
4.ちょっと見ないうちに、実家がハイテク通信機器に溢れていたのはどういう訳か。通販専用端末のようなものは、曲の有料配信スタイルがもっと進化してスムーズになることを予告しているかもしれない。実家の話なので自己のアップグレードがあるということか、あるいはオンラインということから外界も含まれるかもしれず、配信制度そのものが良くなるということなのか。
5.3日前の菓子パンの話がよくわからない。3日前の心の栄養はまだ有効であるといいたいのか。2018.5.12の金色のデジタルシンセ(金を稼ぐ方法の質問の答えと思われる)の話のことであろうか。




その3)実家に俺1人でいた。呼び鈴もなしに、見知らぬ女子中学生か高校生がぞろぞろと4〜5人くらい入ってきた。俺はわけがわからず「ピンポンくらい押せよ」とか「何なんだよ、誰だよ」みたいなことをいった。少女たちは悪びれることも反抗的な態度もなく、すましていて答えない。まるでこの家に来るのは予定通りのような顔をしていた気がする。
少女の1人に、ハーフらしき色白で美形の子(15歳くらい?)がいた。リアルでは知らない子だがここでは少し顔見知りのようだ。Aの企みで少女たちを連れてきたようだと解った。俺はAに説明を求めた。
しかし、いつの間にか自室のベッドで2人で横になっていて、Aは微笑みながら俺に何度もキスしたり体を触ったりしてきた。わりとタイプだし気持ちもいいし、彼女がセックスしたがっているのもわかるのだが、相手が若すぎるということが少し不審で、こうやって俺をそそのかして(バックに不良かヤクザがいる)ハニートラップ的なことをされるんじゃないかと不安になり、体を硬直させていた。すると、どこからかお姉さん的な女の声がして「受け入れなさーい」といった。


<解釈その3>
キス・・・(ベサーズ解釈)愛情、暖かさ、コミュニケーション。(ホロウェイ解釈)相手の存在の重要性を認めた。性的魅力や欲望よりも、評価の表現。新しい知識や物の真価への理解。
セックス・・・(ベサーズ解釈)エネルギー、または自分の内部、気質の一部分を融合すること。身体の調和とバランスを保つために性的に開放される必要がある。

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【洞察】
1.ここ数日では喩えになるような事例が思いつかないので、未来の話と思われる。少女たちは作曲の作品かそのモチーフを表している可能性がある。それは5つくらいある(うち1つが本命)ということなのか。
2.いきなり押しかけてくることから、予想もしない形でやってくるのかもしれない。
3.恋愛の話であれば、相手があまりに若すぎて(何か企みがあるのではと)引いてしまうかもしれないが、相手は本気なので受け入れなさい、というストーリーもないとはいえない?