ある山に登ったとき、ある青年Aと吉田沙保里から話を聞いた。
2人は付きあっていた。Aはある事を達成(失念)してそれを条件に吉田と結婚するつもりのようだ。それは最近達成したようだが、吉田の親に約束(?)した期日まであと数日しかなく、結婚の準備が間に合わないらしい。2人はあと1年かけて準備を整えるつもりのようで、結婚は来年の4月頃になりそうだった。
Aは坊主頭だった。吉田は「父さんは坊主(頭)が好きだから大丈夫でしょ」といった。父親というのは誰が相手でもダメといいそうだが、結局は見た目などではなく人柄なのでは、と俺は思った。
今いるこの高所にはテニスコートがたくさんあり、地元の人々がテニスをしていた。こんな所までわざわざ登ってきてテニスするのかと、俺は不思議に思ったが、何か直通の交通手段があるようだった。


<解釈>
山・・・(ベサーズ解釈)全体的に把握する能力、明瞭、魂の気づき。登っているなら正しい方向。彼方の山を見ているのは、あなたを導く経験、チャンス、新たな学びが待っていることを表す。(ケイシー解釈)より高度な精神段階に到達する。物質界についてより完全に理解する。真実についての理解を手に入れられる場所。ある概念を完璧または充分に理解する。霊力の上昇。高いが堅実な理想。障害と困難。(ウォレス解釈)一定レベルの業績を達成しようと努力している。傾斜が急なほど目標達成に向けての学びは厳しい。厳しい現実とさらに前進するための努力を受け入れた。険しくても適度なペースでコツコツやれば実現や前進できる。(フォンタナ解釈)性的な活動や願望。男性的な面。精神的な進歩。(個人的観念)作曲は登山のようなものという観念があり、それに喩えることがある。
有名人・・・(ベサーズ解釈)何かを教える人。導き、教師。(ウォレス解釈)特定の創造的才能やパフォーマンス能力を持つ側面を表す。隠れた才能、未知の能力の開花を促している。(ホロウェイ解釈)目標達成や問題解決に活かすことができる、その人に代表される際立った才能や資質。
結婚(婚礼)・・・(ベサーズ解釈)アイデアや人々、自分の一部など様々な面を合体する、あるいは結びつけること。知性と直感、男性気質と女性気質の融合。(ケイシー解釈)創造力を発揮するより高位の力と内面で結びつくこと。他人に対する素晴らしい献身。守るべき義務。善や幸福を与えてくれる人との緊密な関係。ビジネスの取引、商売の利益との結びつき。自分の人格のふたつの側面の統一。イニシエーション(通過儀礼)。(ウォレス解釈)大切な制約や決断。非常に異なる二つの面を一つにする。責任のバランス。他人への責任は考えず、自分に対する責任について考えるべき。(フォンタナ解釈)互いに対照的で補完となるものの結合。将来の多産に対する約束。思考と想像力、意識と無意識、物質と精神などの一体化。

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【洞察】
1.最近何かを達成した覚えはないのだが、一体何を達成し、あと1年もかけて準備する結婚が何の象徴なのかがよくわからない。
2.吉田沙保里は、実力や実績を総合すると女子では史上最強の格闘家といえよう。青年Aが自分のことなら吉田は「最強の嫁」を意味するのかもしれない。肉体的か精神的かは不明だが、元ALSOKということもあり、守ってくれたり支えてくれる存在という意味かもしれない。
3.吉田はアスリートとして大成功した人(オリンピック3連覇)の象徴で、大成功を意味するかもしれない。最近あることを達成して成功の条件は揃ったが(予定ギリギリだっただめ?)それを享受するための準備期間が約1年必要ということなのか。
4.「父さんは坊主(頭)が好き」とかずいぶん具体的なので、本当に誰かと結婚する話かもしれないが、今のところ誰かと知り合った覚えはない。最近、頭頂が薄くなってきたのでバイトとかしなくていいのであればいずれは坊主にしようかなとは薄々思ってはいる。
5.昨日の夢のその3に出てきた、実家に押しかけてきた積極的なハーフの美少女と吉田が同じこと(あるいは人)を指している可能性もある。2人ともぐいぐい来るタイプ。
6.山とその高所にあるテニスコートは、今住んでいる下宿の環境を誇張している可能性もある。アパートは丘の上にあり近所にテニスコートもある。