その1)見知らぬ商業施設の外にいた。これから何かする用事があったが、その前にトイレに行こうと思った。一番近くのは使われていたので、少し離れたところに行った。そこは清掃中らしく、青年たちが床を掃除していた。掃除のおばさんに誘導され、2つだけ並んだ男子便器(小さくて隠せるものがあまりない)のところに行った。
用を足そうとすると隣に薬屋時代の社員NJさんがやってきた。リアルより背が高く俺よりも少し大きい感じがした。一瞬、横目に彼の一物が入り、大きいなと思った。NJと会うのは今日2度目だと思った。施設のいないはずの側の場所にいるので何か用があって来たようだが、奇遇とも思えず、俺がここにいることに何か関係している気がした。
その後、傍観視点になった気がする。ある若い女がトイレから出て、レストランの席にいる友人らの元に戻った。3人くらいの女たち(うち1人は中国人でアズールレーンの逸仙っぽい)が「おっそーい。(料理が)冷めちゃうでしょ?」といった。長いトイレだったようだ。


<解釈その1>
トイレ・・・(ベサーズ解釈)取り除くこと。不必要になった過去の体験を浄化すること。解放すること。手放すこと。許すこと。トイレが詰まっているなら、ささいな経験にとらわれて感情を洗い流せずにいる。(ウォレス解釈)人生で役立たなくなったものをどう手放せばいいかわからない。自分が本当に必要な方法を誰かに話す方法を探している。(ホロウェイ解釈)環境や周囲の人々のせいで自分の欲求が満たせていない(〜が見つからない)自分のことより他人の欲求を優先する(混んでいて〜に入れない)。プライバシーが失われがち(〜が丸見えで恥ずかしい)。他人の問題や目標達成を手伝わされる(〜が詰まる、あふれる)。(フォンタナ解釈)公共の場で不安感がある。うまく自己表現したい。気持ちを楽にしたい。自己統制できない、創造的な力を訓練できなくなる恐怖(〜を溢れさせる)。

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【寝る前の思考】真の自己とは一体何なのか。
【洞察】
0.質問に答えているかどうか微妙。
1.NJがリアルと違って背も一物も俺より大きいのは、何か意味があるのか。彼は自らをチンピラと称し、今や暴力や犯罪はしないが(しかし過去には相当ヤバいことをやっていて女に殺されても文句は言えない)言動は若干それっぽい感じで面白い人物だった。そういう不良っぽさや荒事を怖がらない肝の太さを表しているのか?
2.俺にしても女にしても「ひとまずトイレ」という感じがある。その問題に取り組む前に心身を浄化せよということか。
3.自分を客観視すると、どっちかといえば女性ということなのか。あるいは女の側面に問題があったということか。ともかくこれから食事のようなので、心身の栄養と摂るということであろう。友人のうち1人はゲームのキャラなのであれば、ゲームをやることもその一環ということか。




その2)久々に(高校くらいの)学校に来た感じだった。ここでは母校のようだが見知らぬ場所で、リアルには存在しない。
体育館に行ってみると誰もいなくて妙だと思った。左奥に通路があるようだ。そこへ行ってみると、くすんだ色の不気味でもさもさした紙の装飾(作ったというより使った跡という感じ?)で辺りが覆われていて、ちょっと怖かった。ここにも人の気配はない。
通路を抜けると、そこは別の体育館だった。高校か大学くらいの子が大勢いて、バドミントンの大会が行われていた。俺はふらふらとその様子を眺め、奥の方へ行くと、大学時代辺りの知った顔を何人か見かけた。何かの係なのか長テーブルの向こうに大学時代の友人TZが座っていた。俺の髪を見てTZは「どうした? ボロボロじゃないか」みたいなことをいった。俺は自分のボサボサ髪を評して「だろ?(能條純一の)マンガみたいだろ?」みたいなことをいった。


<解釈その2>
体育館・・・(ベサーズ解釈)心身や精神のバランスを通して自分を訓練すること。運動をしてエネルギーレベルを高めること。(ケイシー解釈)人生というゲームで学んでいる心理(学校の〜)。運動。競争。
廊下(通路)・・・(ベサーズ解釈)通り抜けるのに必要な道。脇に逃れることはできない。洞察への通路。(ウォレス解釈)進歩が何らかの方法で邪魔されている、最善でない決断を強いられている(トンネルなど〜を無理やり通る)。望む場所に到達できるチャンスが大きくない(小さなドアや穴)。古い習慣や頑固な権威者に縛りつけられている(石の〜、古い〜)。視野の狭いやり方(通気孔)。特定の方法で行動するよう期待されている(排水溝)。変化のチャンスについて考えている(怪しげな〜)。ドアの数は選択肢の数。
部活(バド部)・・・(個人的観念)大学時代のみバド部に在籍。作曲などの修練についてと思われる。合宿はまた別の意味(集中的な鍛錬?)があると思われる。
髪・・・(ベサーズ解釈)クラウンチャクラ。より高度な叡智の源から流れ出る力。髪の毛が長いほど強い力がある。(ケイシー解釈)推理、思考、知識、精神力。(ホロウェイ解釈)髪の状態は現在の悩みや考え。(フォンタナ解釈)虚栄心。(パーカー解釈)性的シンボル。

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【寝る前の思考】その1に同じ。
【洞察】
1.無人の体育館A→不気味な通路B→バドの大会をやってる別の体育館Cの3部に分かれていると思われる。
2.Aは今やること(作曲など)が特にないことを示しているのか。
3.Bは現在の悩みの状況(不気味で不安な感じ)かもしれない。
4.CはBの先の話で、悩みを抜けるとまた作業に戻るということなのか。しかしその頃は、悩み(自己探求のしすぎ?)のせいで精神的に荒んでいるということなのか。




その3)あるクイズ番組を見ていた。外国のある優れた軍医に関する問題のようだ。芦田愛菜(11歳くらい)がボタンを押して答えた。彼女はピンク色の前髪が長い3つ編みが2つあるウィッグをかぶっていた。アニメか何かのコスプレのようだ。会場から「かわいい」と女客の声があがった。
正解が出るまでずいぶん引っ張ったせいか、芦田は目に大粒の涙をためて(その顔がアップになる)祈った。子供は涙袋が小さいから、ちょっと興奮しただけで涙が出るな(しかし泣いているわけではない)と思った。
そして正解は......すると軍服を着た本人が現れ、芦田とハグした。正解VTRが流れた。男はドイツ軍の『変換(文字が王冠っぽく装飾され、色もロイヤル的な青や赤が入っている)師団(?)』の最高幹部で、ドイツ軍医のトップに立つ者だった。そんな偉い人がわざわざやってきたのか、と俺は驚いた。
その部隊のミニパレードのような催しのシーンになった。部隊の中には、人とは思えないほど縦も横も巨大な男(3m、300kgくらいありそう)がいた。その男は黒人で、歌うことが大好きで得意のようだった。それがきっかけで軍に入った感じだった気もするが、そこはよく覚えていない。


<解釈その3>
テレビ・・・(ベサーズ解釈)自分自身をいっそうよく見る手段。どのように状況に対処しているか、その方法。自分とのコミュニケーション。(マロン解釈)コミュニケーション、情報、娯楽。背景となっている社会への関心(〜ドラマ)。注目を引きたい、知名度を上げたい(〜に出演)。
有名人・・・(ベサーズ解釈)何かを教える人。導き、教師。(ウォレス解釈)特定の創造的才能やパフォーマンス能力を持つ側面を表す。隠れた才能、未知の能力の開花を促している。(ホロウェイ解釈)目標達成や問題解決に活かすことができる、その人に代表される際立った才能や資質。
ピンク(ローズ)・・・(ベサーズ解釈)愛。
かつら・・・(ベサーズ解釈)いつもと違う使い方で、自分の能力を活用すること。
医者・・・(ベサーズ解釈)内奥に宿る医師。癒しを与える高次の自己。導き。
軍隊・・・(ベサーズ解釈)将校なら導きを表す。基地や軍隊にいるのなら、自分自身に厳しい制限を課している。自分の責任を受け入れ自分の目標を決めるのではなく、能力を他人のために浪費していること、自己訓練の必要があること。

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【寝る前の思考】その1や2ではよくわからない。同じ質問。
【洞察】
1.クイズなので(直接的な答えができない事情が何かあるため?)謎かけであった、ということか。
2.芦田はなぜアニメ的なコスプレをしているのか。アニメ(美少女)も関係する話なのか。
3.なかなか正解を答えてもらえないので、涙目になっている少女に自分を喩えたのか。
4.ドイツ軍最高の軍医が、いったい自分とどんな関係があるというのか。軍隊なので、特定の戦闘集団を表しているようだが、例えば同業者を戦友と呼ぶようにその軍は創作者(アーティスト)という枠を表し「創作者たちにとっての軍医(癒し手・導き手)のトップ」というのが真の自己であるという表現なのかもしれない。
5.なぜ現代のドイツ軍なのか。優秀あるいは厳格な、統率のとれた集団という意味なのか。
6.「変換」という名の部隊は、たとえば無秩序から秩序へ、一見無関係のものをつなぎ合わせ「変換」して何かを生み出す的なこと(つまりアート)なのか。文字が王冠的なのは(アートとしての?)王道を表すのか。
7.軍医の部隊に属する、歌が得意な巨躯の黒人男は、歌の作曲が得意なのも真の自己の(部下なので)下位の側面の1つのためである、ということなのか。なぜ巨躯なのか黒人なのかはよくわからない。
8.俺が芦田で、軍医が今読んでいる創作についての本(感銘を受けている)の著者、その出会いを表している可能性もある。