その1)ドリマトーンの教室にいた。生徒は俺を入れて3人で、演奏が良かった者が1人だけ昇級(?)できる試験が行われていた。俺はそれなりの出来だった気がする。しかし、青年Aは両足によるペダルベースの演奏が特に秀逸で、これは負けたと思った。
試験が終わると俺はそそくさと教室を出て、大きなエレベーター(シースルー型)に乗った。数人の何かの学生と、共にさっき敗れた少女Bと一緒になったが特に話はしなかった。
エレベーターは1階で止まりドアが開いたが誰も降りない。鉄道のある駅(屋外ホーム)に直結のようだがここには用はないし、街に出られる感じもない。ボタンを見るとB1まであるので、とりあえず下まで行ってみることにした。
B1で降りると、渋谷の地下街に出た。1〜2分歩くと渋谷駅で、入ってすぐの所に東急の切符売り場があった。こちらの出入口はまだ真新しい感じがした。最近再開発されて、このように新しくなったんだろうと思った。


<解釈その1>
テスト・・・(ベサーズ解釈)成長の学びのためのチャンス。
エレベーター・・・(ベサーズ解釈)上るのは正しい方向。いっそう高度な認知力を得ること。自分の感情と動機を知るために、心の深い問題を調べている。(ケイシー解釈)変化(栄枯盛衰)。意識の変化。
地下・・・(ベサーズ解釈)無意識。(パーカー解釈)無意識の奥深いところにある重要なメッセージ(〜室)。
地下鉄・・・(ベサーズ解釈)自分の深層部分を見つけ出すこと。列車に乗る場合は、新しい目標のための準備をしている。
駅・・・(ベサーズ解釈)人生の旅の途中で立ち寄るところ。変化する段階。目標を決める明快さを得るための休憩所。(ウォレス解釈)仕事のチャンスをつかまえる場所。

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【洞察】
1.試験に落ちた(負けた)のは、学びの機会を失っていることを指しているのか、あるいは今作曲しても上手くいかないことを示しているのか。
2.(勝てない分野のことは諦めて?)新たな目標(渋谷駅の新しい出入口)を見つけることを示唆しているのか。
3.なるべく早く上京したいと思っているので、渋谷や東急はその象徴なのか。
【検証】2016.9.7 渋谷に向かう電車がもうすぐ終点、という夢。




その2)ある教室か学校からの帰り、電車に乗ろうと駅へ向かった。同じクラスの少女は、駅舎から近いホームにいる俺と一緒に帰りたい様子。彼女は俺のことが好きなようだと思った。


<解釈その2>
【洞察】その1に続いて教室(学校)から帰る夢。帰りなので作曲の機会ではない(準備期間である)ことを示しているのか。




その3)高校くらいの見知らぬ教室にいた。右手に窓がある標準とは逆の配置。
これから数学の授業だった気がするが、あまり勉強してないので当てられたらどうしようと思った気がする。
前の方の棚を見ると、他の生徒のいろんな種類の分厚い辞書が収まっていた。俺の机の中にも化学用語辞典など、薄めのやつがいくらか入っていた。
戸口にバド部の誰かがやってきて、練習スケジュールか何かを書いたノートを俺に渡した。



<解釈その3>
試験の準備をしていない・・・(ウォレス解釈)現実の生活で自分の振る舞いを批判的に見ている(このままでは他人に評価されないと思い込んでいる)。結果に期待しすぎている。(ホロウェイ解釈)がんばりすぎ。高い成果を求められるときの不安と緊張。オーバーワーク。
辞書・・・(ベサーズ解釈)知識を求めること。心の変化を理解すること。

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【洞察】
1.数学は「シンセを使った電子的な音楽」を指すと思われるが、これでは売れないかもしれないと思っているのか。
2.辞書は「いろんな種類の曲を参照したり書き残したりすること」を指すと思われる。特に自分の机には化学辞典があるので、書く方は化学合成つまりシンセを強調しているのか。
3.部活のスケジュールは「これからやる曲についての計画」を指しているのかもしれない。




その4)マツコ・デラックスが健康的に痩せて美人(顔も女に近い)になりつつあった。まだ少し太っているが、今後も標準的な体重を目指すつもりのようだ。それはそれでいいのだが、ずっとデブを売りにしてきたのでその類の仕事はなくなるんじゃないかと、俺は少し心配した。


<解釈その4>
有名人・・・(ベサーズ解釈)何かを教える人。導き、教師。(ウォレス解釈)特定の創造的才能やパフォーマンス能力を持つ側面を表す。隠れた才能、未知の能力の開花を促している。(ホロウェイ解釈)目標達成や問題解決に活かすことができる、その人に代表される際立った才能や資質。
太った人・・・(ベサーズ解釈)ほんとうの自分を隠すこと。貧弱な自己イメージ。感情、フィーリングの抑圧。否定的な考えや心配で心がいっぱいになること。あるいは、経済的に恵まれ豊かな生活をすること。

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【洞察】
0.たとえマツコのような成功者でも、太ったままの容姿で満足しているわけがないという前提がありそう。
1.デブは虚飾(のキャラ)を指しているのか。虚飾を捨てて本当のなりたい自分を目指せ(たとえそれでこれまでの人気を失ったとしても)ということなのか。
2.いかにも儲かりそうな(流行系の)作曲は減らしていけという暗示なのか。




その5)かなりの曲数を聴くという有吉が、俺と誰かの曲を評していた。俺には2系統あるらしい。『イケメン(?)』な系について「(いいのかどうか)よくわからない曲はオリジナルじゃない可能性があるね」と彼はいった。
派手な色合いで『Z』と書かれた系については「スタジオロースター(ロスター?)になる可能性があるね」といった。


<解釈その5>
【洞察】
1.「イケメン(?)」系は、おそらく耳障りのいい一般受けする音楽のことを思われる。すぐに良いと直感で思えない曲については、誰かの曲(あるいは自分の過去曲)を少しパクっている可能性があるということか。
2.「Z」系は「とんがっている音楽」や「前衛(Zenei)のZ」のことか。ロスターMLBのそれ(登録選手名簿、いわゆる1軍ベンチ入りを指す)を表すなら、こちらの系はスタジオでよく使われる音楽になり得る(つまり仕事や収入になる)ということなのか。




その6)(昼寝の夢)体育館上のデッキのような所にいた。下ではバド部の面々が練習を始めようとしていた。俺は準備運動しながら、OBだが早くそこに混ざりたいと思っていた。上の方が何か騒がしくなってきたので尚更だった。
それからなぜか俺は橋の欄干に腰掛けることになり、危うく後ろに落ちそうになってハラハラした。欄干沿いの床には壮年の男たちが座り込んでいた。なかでも特徴的な年季の入った男が何かを語ろうとしていた。ベテランの話は聞くべきかと思い、俺は耳を傾けた。


<解釈その6>
体育館・・・(ベサーズ解釈)心身や精神のバランスを通して自分を訓練すること。運動をしてエネルギーレベルを高めること。(ケイシー解釈)人生というゲームで学んでいる心理(学校の〜)。運動。競争。
部活(バド部)・・・(個人的観念)大学時代のみバド部に在籍。作曲などの修練、あるいは共作者たちとの社会的関わりについてと思われる。合宿はまた別の意味(集中的な鍛錬?)があると思われる。
橋・・・(ベサーズ解釈)移り変わり。古いものを手放し新しいものを取り入れること。成長のための新たなチャンス。人生の新しい目標へ向かう出発点。知性的、創造的な直感力をもつレベル。(ケイシー解釈)生活をやりくりする方法。生き方の土台。転機。対立しているものの間の繋がり。困難に打ち勝つ方法。
落ちる(墜落する)・・・(ベサーズ解釈)状況をうまくコントロールできない、エネルギーが低下している。魂が体に戻るときに下手な着地した。(ケイシー解釈)落ちている、下降している状態。人生の中での失望。支援の欠如。何かに夢中になる。管理できなくなることの恐怖。道徳的な過ちに苦しむ恐怖。威厳のある立場から転落したり、その地位を失うことの恐怖。(ウォレス解釈)期待が高すぎるゆえに失敗とみなす。責任を手放す必要。ストレスや緊張の蓄積を解放している。(ホロウェイ解釈)スケジュール過剰、現在のストレスや混乱。疲れていつことに気づいていない。いっぱいいっぱいになっている。(フォンタナ解釈)(レベルが上がったがために)失敗を恐れている。

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【洞察】
1.早く作曲に復帰したいと焦っている様子を表しているのか。
2.橋は過渡期を表すのか。ここで焦って動くとエネルギーを失うとか失敗するということなのか。
3.ベテランは過去の経験を表すのか。ひとまず自重しろということ?