その1)何かの目的で鍵師のところに来ていた。俺は開錠の数字がわからないチェーンをいくつか持っていた。
3桁のやつは昔チャリで使ったものと思われるが、どうしても数字を思い出せない。使ったのは10年以上前(前下宿のとき)と思われた。3桁なので(おそらく設定されない)100番台と900番台は除き、200〜899まで順に回していけばいつかは開くとは思った。かつてのチャリはもうないが、とにかく開錠できないままなのが気になって仕方なかった。
また、4桁くらいの鍵もあった。鍵師はベテランAと(その弟子の?)エース的なBがいた。Aは数字のシリンダーに幅広のテープを貼ると、音や感覚だけを頼りにささっと回し、わずか数秒で開錠してしまった。
俺はひどく驚き「ぶったまげたわ」といった。簡単な鍵だとプロにかかれば造作もないんだなと思った。


<解釈その1>
鍵・・・(ベサーズ解釈)内奥の気づきから得る情報。真実の扉を開く鍵。知恵、知識。(ケイシー解釈)宇宙の法則を理解するための自覚的知識。安全を保証するもの。ある状況に対する解決策や解答。

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【洞察】
1.数字のわからない鍵と鍵師は、おそらく疑問や未解決の問題と、それに対する(賢い自己の?)答えや気づきのようなものと思われる。
2.かつてのチャリに使ったらしい鍵ということから、その頃の疑問や解決できなかったことにようやく答えが見つかるということなのか。
3.なぜ普通の錠と鍵ではなく、チャリに使う数字式なのか。手当たり次第に答えを探してもいつかは解けるが、賢い(高次?)自己(=鍵師)に任せればあっという間に解決できるということなのか。
4.数字にテープを貼り音や感覚だけで開錠したことから、組み合わせの多さやトライアルの数などは関係なく、直感でさっと解けばいい(それくらいはできる)ということなのか。




その2)昔のメールを整理していた。書いたり受け取ったりした覚えなのないメールがいくつかあって気味が悪かったが、昔のものなのでどんどん削除していった。
あるとき『インカ』というタイトルが目に止まった。本文には『僕のインカ』という題の数行の短い詩や、20行以上ある詩が書いてあった。いずれもインカを讃える内容だった気がする。自分で書いた覚えはなく、改めて読むといかにもポエミーという風で恥ずかしい感じがした。


<解釈その2>
手紙(メール)・・・(ベサーズ解釈)ニュース、または情報。教え。(ケイシー解釈)こちらにもたらされる情報。真実のメッセージ。理解。テレパシーによる接触

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【洞察】
1.過去に受け取った導きやメッセージや洞察などから、不要となったものを削除している最中ということなのか。
2.インカについての詩が非常に気になるが、一体何のことなのか。そんな詩は書いた覚えがないし、インカについてそんなに研究した覚えもないのだが。