見知らぬ部屋にいた。あるとき、先の方にある何かに近づこうとすると、枯れた木々のようなものをつついてしまい、そこにいた蜂がいっせいに飛んで警戒してきた。逃げ切れるとは思えない。

そのとき、どこかから「蜂は動くものに反応する習性があるから動かない方がいい」(動かないものは認識できない)という声がした。俺はなるべく動かないようどこかに隠れるか、その場にうずくまるか、など体勢を考えていた。