その1)俺は中学か何かの学校の教師だった気がする。あるとき俺は同僚たちとトイレに入り、小用を足した。それは自分の得意分野について、出していくという感じだった。

このトイレ室には、普通の男子便器の他に別室があり、そこは教師用(?)で、後者の方が緊張せず落ち着くので小便がよく出た。

 

<解釈その1>

教師・先生・・・(ベサーズ解釈)進むべき道を教える人。万物は教師。ものごとを行う方法や行わない方法を教える。高次の自己に注意。(ケイシー解釈)精神の発育を助けるもの。権威者。人に教える才能。内面の良心。批判的で口うるさく、最大限の努力を要求してくる人。(マロン解釈)導きが必要なときに現れる。新学期の前途や教える能力を懸念(自分が〜の場合)。

トイレ・・・(ベサーズ解釈)取り除くこと。不必要になった過去の体験を浄化すること。解放すること。手放すこと。許すこと。トイレが詰まっているなら、ささいな経験にとらわれて感情を洗い流せずにいる。(ウォレス解釈)人生で役立たなくなったものをどう手放せばいいかわからない。自分が本当に必要な方法を誰かに話す方法を探している。(ホロウェイ解釈)環境や周囲の人々のせいで自分の欲求が満たせていない(〜が見つからない)自分のことより他人の欲求を優先する(混んでいて〜に入れない)。プライバシーが失われがち(〜が丸見えで恥ずかしい)。他人の問題や目標達成を手伝わされる(〜が詰まる、あふれる)。(フォンタナ解釈)公共の場で不安感がある。うまく自己表現したい。気持ちを楽にしたい。自己統制できない、創造的な力を訓練できなくなる恐怖(~を溢れさせる)。

【連想法】

用を足す・・・ここでは、自分の中にある作品を体外に排出すること。

得意分野・・・書きたいこと。

教師用・・・教師が教師に教えるための作品を出すこと。

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【寝る前の質問】もうバイトを探した方がいいんじゃないのか?

【洞察】

0.質問にはっきり答えているようには思えない。間接的に別の指針を提示している可能性はある。

1.ここでの「用を足す」という行為は、自分の中にある(たまった?)作品を外に出すことだと思われる。「得意分野」といっていることからもそれが伺える。

2.「教師用(?)」の別室は、作家が作家に教えるため(たとえば作曲ならミュージシャンズミュージシャンのことで、小説にも当てはまると思われる)に作品を出すことで、そういう(あまり一般向けではない)分野の方がリラックスしてたくさん書けそうだ、ということかもしれない。

つまりは、売れたいがために作品の敷居をわざと下げるのは感心しない(あるいは向いてない)、ということか。

3.ただ、作曲家としてなのか小説家としてなのか両方なのか、これだけではよくわからない。

 


 

その2)高校時代の現国のOS先生だったか、自分が書きたいことについての参考書を紹介していた。先生はその本を手にして、他の生徒(皆中年以上だった)に見せた。それはマズローという人が書いた、心理学か何かの専門書のようだった。

(半覚半眠)2番目にいいこととして『ピエロ(またはメルロ?)・ポンティ』という外国の人物か何かが現れた気がする。

 

<解釈その2>

【連想法】

OS先生・・・高校の現国の先生。温厚な老人。

参考書・・・小説を書く上での。あるいは人生の。

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【寝る前の質問】(その1ではよくわからないので)その1に同じ。

【洞察】

0.答えはせず、やはり創作(特に小説)に目を向けさせようとしているように見える。

1.おそらく「参考書」とは小説執筆用と思われるが、もっと広く今後の人生についての、という意味も含まれるかもしれない。

2.マズローは、他の人の心理学の本でたまに見かける。名前はなんとなく知っていたが、詳しくは知らない。それを読むのがいいということなのか。

3.メルロ・ポンティなら実在するようだ。どこかで聞いた名前だと思っていたが、哲学者とのこと。

 


 

その3)空港で実家方面に行く飛行機を待っていた。チケットはすでに持っていたが、席番か何かがまだ決まってなかった気がする。

運行表示を見ると『×』というのがだんだん増えてきて、悪天候で飛ばないのかと心配になったが、札幌行きは飛ぶようだった。

その便について『成田』と書いてあるので、まさか出発空港が変更になったのかと緊張した。しかしそれは、その便のCA(代表?)の名前らしかった。同じ名字の、薬屋社員時代の同僚を思い出した。まさかとは思うが、美人だったしCAに転職しててもおかしくないかも、とちょっと思った。

到着後の最寄り駅は『琴似・桑園』とあった。2つは別々の駅のはずだが、いつの間に合併されたんだろうと思った。

出発までまだ1時間くらいあるが、チケットもあるし、いい席を取りたい。立ちっぱなしになるが早めに列に並んでおこう(すでに十数人並んでいる)と思った。

 

<解釈その3>

空港・・・(ベサーズ解釈)魂の覚醒に向かうところ。

飛行機・・・(ベサーズ解釈)魂の覚醒と精神的な高みへ、新たに舞い上がること。飛行機の位置は、特別な問題、または状況に関する精神的な気づきや直感力を反映している。(ウォレス解釈)計画を成功へと導く方法。プロジェクトに積極的に関わっていること。(ホロウェイ解釈)職業上の難問を抱えて奮闘している。自分が温めていたプロジェクトや理想像が実現しないのか、悩んでいる。霊的、高い精神、超自然的感応。性的な領域。アイデア、革新、会話。

切符(チケット)・・・(ベサーズ解釈)新たな経験のチャンス。(ウォレス解釈)自分の望むキャリアの道へ進むチャンス。特定の決断をする自分の権限。

【連想法】

成田・・・薬屋社員時代の同僚。美人で頭も振る舞いも良いし、間違いなくモテるタイプ。

CA・・・接客や気遣いがよくできる、かつ美人。自分には高嶺の花感がある。

琴似・桑園・・・実家に近いが最寄りではない。昔は琴似にはよく行ったが、桑園にはあまり縁がない。ただ後者は、父(故)には関係あるかもしれない(死ぬまで入院していたのと、子供の頃に競馬場で馬券を買うのにつきあったことがある)。

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【洞察】

0.実家にすでにいる夢と、実家に帰ろうとする夢は、どう違うのか。一時的に帰省という感じなので、いったんギアをニュートラルにする的な話?

1.成田といえば、成田空港か社員時代の元同僚しか思い浮かばない。おそらく後者のことだろう。その便(人生の流れ?)に乗ると、美人CA(のようなできる女)と何か交流があるみたいな話なのか。

2.琴似と桑園の合併がよくわからない。実家の最寄り駅でもないし、そこに通っていた時代の記憶などの統合であろうか。

3.早めに並んでおきたいということなので、早めにその流れ(自己に帰る?)に乗っておきたいということか。

 


 

その4)心理テストのようなアプリをいじっていた。全体的にポップで派手な絵柄で、いくつかの選択肢があるが、他にもボタンがあるし、どこを押していいのかよくわからない。

ひどく眠いので適当に押してみる。奇妙な絵や怒っているような絵もあるが、どれが正解とか誤り、というわけでもなさそうだ。通信回線の調子がよくないのか、描画が少し重い。

あるとき、天狗のような絵が3つ(普通の天狗、鼻がのびた女の子など)と、普通のやや地味めな女の子の絵が並んだ。これは間違い探し的な(あるいはその逆で間違いを選ばないやつ)だと思い、天狗じゃない方を選んだ。しかし、その後の画面を見ても正解なのかはよくわからない。

いろいろやっているうち、変な操作をしてしまったのか、作者(おそらく女)のメッセージが現れ、アプリを再起動しなくてはならない感じになったこともあった。

とにかく選んでも選んでも正解がわからないまま、とめどなくこのアプリをいじっていたが、ふと急に『バイオエッセイ』を書かなくては、という考えが浮かんだ。

 

<解釈その4>

【連想法】

何を選んでも正解のわからないアプリ(心理テスト)・・・まるで自分の人生のよう。

天狗・・・人生で何かが調子良いようだが、それで天狗になってる奴。

アプリ作者・・・高次自己がその女に化けているかもしれない。

再起動・・・人生の再起動?

バイオエッセイ・・・おそらく自伝のこと。

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【寝る前の質問】今後もバイトしなくいいということなのか?(その1の質問の仕方が悪いのかと思い変えてみた)

【洞察】

0.答えているようでも答えてないようでもある。

1.まるで今生の人生を表しているようなアプリに思える。結局のところ(適当にやっても正解を狙ってやっても)何を選んでも正解かどうかわからない(是か非かの2極では片付けられない)というテーマでもあるのか。

2.アプリ作者はおそらく高次自己なのだろう。あるいはこの世界をプログラムした神かもしれない。

3.「バイオエッセイ」はおそらくバイオグラフィー(伝記)からきており、自伝(あるいは自伝的エッセイ)のことと思われる。この訳のわからない人生は、それを書かせるためだとでもいうのか。

 


 

その5)(昼寝の夢)町田のようだが見たことのない街にいた。俺はかつてそこに住んでいたようで、そのアパートを探していた。

そこはやや小高いところにある閑静な住宅地で、最寄りの駅までは田畑か何かの中を突っ切る、まっすぐな一本道を歩いて30分くらいかかるようだった。自転車なら数分かなと思った。駅まで多少あるが、都心まで電車一本だし、なかなかいい場所だと思った気がする。

 

<解釈その5>

【洞察】今いる下宿の街とは違うようだ。町田のような感じ(首都圏郊外の中核都市)や規模、あるいは都心までの距離感の街で、そういう都心に割と近いながら、田畑のあるようなちょっとした田舎の、閑静な場所に住むのがいいと思っているのか。