その1)夜、見知らぬアーケード街のある店の前で、ヤクザ同士が刺し合ったという事件が起きたらしかった。人々はそこから避難したりその話をしていたりした。俺はその店に用事があったのだが、今しばらくは行けそうにないかなと思った気がする。


<解釈その1>
夜・・・(ベサーズ解釈)ものごとがはっきりわからないこと。内奥に宿る導きの光を遮断すること。自分の中の未知の部分に入っていくこと。
マフィア・・・(ベサーズ解釈)心の中の葛藤。他人に操られている。他人に敵意をもっている。
ギャング(不良)・・・(ベサーズ解釈)自分の手に負えない側面。恐ろしい態度と考え方。

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【現況】作曲で食って行きたかったのだが、結局何も結果を出せなかった。バイトなど他のことをやる気には到底なれず、これ以上生きていても仕方ないと思った。人生を振り返ってみると選んで正解だったことは一つもなく、他の道を選んだとしてもおそらく不正解で、自分に限っては何を選んでも不正解にできている(罰ゲームの人生)なんだなと思った。
【洞察】ネガティブな側面が斬り合って、何かの機会が後回しになってしまったということか。




その2)カフェっぽい店でスイーツを頼もうとしていた。俺はJK〜大学生くらいの知人らしき見知らぬ女何人かと一緒だった。席は2〜3ヶ所に分かれて座っていた。
何かのきっかけで、俺は右隣にいたメガネの美少女Aの生太ももの上に頭をのせた。すごく柔らかくて弾力があり、すべすべして気持ちよかった。俺はAの顔や体つきが好みだと感じた。脚をもっと触ったりやらしいこともしたかったが、まだ知り合って日が浅いようなので自重し「この枕、最高だな」といった。
Aはまんざらでもない様子で「そう、最高なんです」みたいなことをいった。ちょっと言動が変わった(オタクっぽい)子だなとは思ったが、好きなことに変わりはなかった。
その後、女たちは俺の使っているリアル枕を見ていた。タオルケットを巻いたり敷いたりしていて、それを取り除くとだいぶ薄くなりへたっていた。俺はその枕を8年使っていた。そうそう買い換えるものでもないと思っているが、彼女たちは違うのかなと思った気がする。


<解釈その2>
菓子・・・(ホロウェイ解釈)休憩したい、ささやかな楽しみ(生活がきつい、心の余裕がないとき)。おいしいところばかりに注目していて基本を疎かにしている。
枕・・・(ベサーズ解釈)休息し、知性の束縛を緩めて、内奥に宿る叡智を開発することが必要。はっきりものごとを見るために速度を緩め、心の内を洞察するように。やさしさ。柔らかさ。

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【洞察】
1.メガネのオタクっぽい美少女というのは最近のマンガアニメキャラの好みの傾向といえる。しかしAはキャラではないので、リアルでもそれが当てはまるということなのか。
2.心が荒んでいるので、甘いものを食べたりアニメなどに浸ったりしたほうがいいということなのか。
3.「好みの女の太もも枕」は、実際の好みや願望(美女に癒されたい?)の話かもしれないが、女とのからみは作曲関係の話も多く「やっぱり作曲でやっていくのが一番だ」ということかもしれない。
4.今のリアル枕はまだ5年くらいしか使っていない。枕そのものの話かもしれないが、そろそろ夢解釈のやり方を更新すべきということかもしれない。
洞察3が作曲のことであれば、作曲のスタイル(配信や収入や印税など?)を更新する時期であるということなのか(8年やっている→作曲というのがこの解釈のポイントか)。枕→(見る)夢→(描く)夢→作曲が生業、という連想の可能性がある。
そもそもの荒みの原因は、昨日の昼寝の夢の解釈(作曲の引退をほのめかすダルビッシュの話)からだった。