その1)ある学校の体育館にいた。俺はバレー部のキャプテンだった。ステージで同僚の女子と共に紹介され、俺たちはなんだか気恥ずかしかった。俺はエースというわけではなく、むしろキャプテンにしては普通以下くらいの運動能力だったが、なぜか頼りにされていた気がする。そんな感じなのでモテることはないだろうが、自分の役目を果たしたりチームが勝てばそれでいいと思った気がする。
それからエレクトーンの先生に会った。バレーと両立なので、これから大会やら何やらでひどく忙しくなることがわかっていた。俺は「(レッスンを)休むことがあるかもしれませんが、別に嫌になったわけじゃないですから」といった。先生はその辺の事情を理解してくれているようだった。


<解釈その1>
スポーツ・・・(ベサーズ解釈)人生というゲームの進め方、勝敗の決め方、得意なものを活かさず、人間関係から学ぼうとせずに、愛を失って戯れること。特別なスポーツは、練習、自己鍛錬の必要を反映しているかもしれない。(ウォレス解釈)どのようにすれば(疑いや恐れを減らし)自分のパフォーマンスを最大限にし、目標に到達できるかを考えている(〜で勝つ)。どのようにして他人と一緒に共通の目標を達成できるのか考えている。自分の性格の中の対立する側面や要求を調整しなければならない。成果が他人に認められるには、守るべき規則や規定がある(チーム〜)。
教師・先生・・・(ベサーズ解釈)進むべき道を教える人。万物は教師。ものごとを行う方法や行わない方法を教える。高次の自己に注意。(ケイシー解釈)精神の発育を助けるもの。権威者。人に教える才能。内面の良心。批判的で口うるさく、最大限の努力を要求してくる人。(マロン解釈)導きが必要なときに現れる。新学期の前途や教える能力を懸念(自分が〜の場合)。

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【洞察】
0.バレー(部活は未経験)とエレクトーンはどちらも作曲に関係するのか。
1.「バレーのキャプテン」は作曲界のリーダー的な存在になることを暗示しているのか。ただ、個人としては力があまりないので売れない(=モテない)かもしれないが、業界人には頼りにされるということ?
2.「エレクトーンのレッスン」は個人的な技術や好みの音楽の向上を表しているのか。
3.「バレーが忙しくなりエレクトーンを休みがちになる」のは、作曲家やクリエイターのための(?)作曲が忙しくなり、個人的な鍛錬は後回しになる、という予見であろうか。




その2)高層ビルの屋上にいた。そこは運河か池のようになっていてあちこちに足場があった。俺はそこを散策して楽しんでいた。
あるとき、下界を見るとここより低い高層ビルAがあり、その屋上のすぐそばに人工的な丘のような場所Bがあった。柵も何もないがAかBの端に立ってみたら面白いかもしれないと思った。すると体が勝手に反応してしまい、Aの方へ飛び降りていた。
100メートル以上落ちた感じで、これはもうダメだと思い目をつぶったが、さっぱり衝撃が来ない。おそるおそる目を開けると、Aのでっぱり(?)のような場所にふわりと着地した。一体どうなっているのか不思議でならなかった。
Bの上には監視している感じのスーツ男がいた。Bの方へ移動したが咎められることはなかった。それからはじめの高層ビルの屋上広場へ戻った。


<解釈その2>
ビル・・・(ベサーズ解釈)大きなビルは、ものすごいエネルギーの源で、大きなチャンスや可能性がある。成し遂げる大きな運命を暗示している。(ウォレス解釈)真のアイデンティティ
飛ぶ・・・(ベサーズ解釈)肉体的な制限から解放されること。(ケイシー解釈)物理法則を身につけ、この法則を乗り越えること。高次世界への目覚め。目が覚めているときに行なわなくてはいけない旅。幽体離脱、夢を見ながら夢を見ていることを知らせる前ぶれ。何かを避けたいという欲求。事物を超越したいという欲求。理想主義。空想、または甘い考え。(ウォレス解釈)起きているときの制限や責任感から解き放たれている。行動を選択する自由を欲している。(ホロウェイ解釈)才能を発揮すること。創造的な自己表現。やりたいことに一歩踏み出せない(障害や追跡、恐怖がある場合)。
落ちる(墜落する)・・・(ベサーズ解釈)状況をうまくコントロールできない、エネルギーが低下している。魂が体に戻るときに下手な着地した。(ケイシー解釈)落ちている、下降している状態。人生の中での失望。支援の欠如。何かに夢中になる。管理できなくなることの恐怖。道徳的な過ちに苦しむ恐怖。威厳のある立場から転落したり、その地位を失うことの恐怖。(ウォレス解釈)期待が高すぎるゆえに失敗とみなす。責任を手放す必要。ストレスや緊張の蓄積を解放している。(ホロウェイ解釈)スケジュール過剰、現在のストレスや混乱。疲れていることに気づいていない。いっぱいいっぱいになっている。(フォンタナ解釈)(レベルが上がったがために)失敗を恐れている。

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【洞察】
1.高層ビル(屋上)はエネルギーが高い状態を表しているのか。
2.「危険な場所〜落ちる〜(重力に反して)軟着地」は、スリリングに思えるあることに興味を惹かれ、そこに引き込まれても、それを乗り切って元の高い位置に戻る能力がある、ということなのか。




その3)現下宿っぽいが見知らぬ部屋にいた。床を見るとアリを見かけた。すると次々と見つけてどんどん増え、大きいやつまで現れた。まずいと思って俺はほうきでアリを集めてゴミ袋に入れた。
(中略忘れ)
部屋の床を見ると、デフォルメされた太ったつば九郎っぽい生き物(?)がたくさん蠢いていた。それの頭にはフタがついていて中身はシャンプーか何かのようだ。余計なものを置きたくない俺は、中身を捨てて本体も捨てた。
千秋がやってきて、それは捨ててはいけないものだと言われた。すでに1つ捨ててしまったが、それは仕方ないとして、他のことをやることにした。
見知らぬ人が掃除(?)をしていた。千秋は洗濯機の排水用っぽいホースを手にして「ストーリーを進めよ?」といって、風呂場か洗濯場っぽい部屋の掃除を一緒にするよう誘ってきた。それをやることが『ストーリー』を進めることになるらしい。俺は千秋の作業に付き合うことにした。


<解釈その3>
アリ・・・(ベサーズ解釈)勤勉、多忙。迷惑なもの。自分の個性を失うこと。(ホロウェイ解釈)意志力、組織力、忍耐力。勤勉、努力家。強迫観念で働くこと。自分のペースを変えたい、変化に富んだ生き方をしたい(〜が厄介者)。
虫(昆虫)・・(ベサーズ解釈)小さなものに悩まされている。ちょっと迷惑なこと。(ウォレス解釈)小さな問題や不安が蓄積している、あまり重要でない問題に時間を費やすべきではない(害虫がいっぱい)。(ホロウェイ解釈)小さいことから大きな結果を生む。人的物的に周囲に頼る力が必要。厄介な人や状況、迷惑な行動(害〜)。自分の生活は健全か点検せよ(〜が侵入、汚す)。
石鹸(シャンプー)・・・(ベサーズ解釈)悪習慣を止めるように。心身や精神を浄化すること。清めるための時間をとるように。
掃除・・・(ベサーズ解釈)感情を浄化すること。

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【洞察】
1.アリは、小さなことでも悩み始めるとどんどん増えていく、ということか。
2.つば九郎っぽい生き物(?)は何なのか。ニコ生で野球を見てリラックスする時間を捨てるな、ということ?
3.「ストーリーを進める」というのは、人生のストーリーを進めることを示しているのか。風呂場か洗濯場っぽい部屋の掃除は実際にそのことを示しているのか、あるいは作曲を先に進めることであろうか。