その1)薬屋でバイトしていた。婆さんの客がやってきて「麦門冬湯」といった。壁に貼ってある漢方の表をちらっと見た。『麦門』の字がなぜか違っていたがあまり気にせず、クラシエっぽい箱の品を手渡した。
カウンターレジにはバイト時代のパートのSTさんとYDさんがいて、婆さんがそっちへ行くとSTさんは「あらー、麦門冬湯ですかー?」と笑顔で迎えた。YDさんは他の合成薬をすすめようとした(?)が、婆さんは「いや、それじゃないとダメなの」みたいにいって、確信があるようだった。


<解釈その1>
薬屋・・・(独自解釈)以前に勤めていた唯一の仕事。曲を書き始めたり完成する前後に見ることが多く、対応する商品があることから、生業を示していると思われる。リアルでは自分に相応しくない仕事だったが、夢判断の素材としては的確で役立っている。(追記)ブランクの時期にも見るので、作品毎というより、生業自体の健康の話かも。

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【洞察】一昨日は新学期、昨日はデートの計画、今日は薬屋に客、ときてるので、作曲への復帰が近づいていることを示しているのかもしれない。




その2)見知らぬ街を歩いていた。地元の子供がやってきてその子らに連れられていくと(?)熱を出して倒れている7〜8歳くらいの男の子を見つけた。俺はその子を抱えて狭い路地に入り、長屋っぽい家の裏庭にある共同入口へ行くと「薬屋の方いませんか?」といった。薬屋の者がいたかは覚えてないが、そこにいたある商店主(?)の誰かがある場所を指示した。
そこへ向かうと、階段の上にある境内か何かの門前(?)で、ハーフっぽい若い医者の男に出会った。俺は子供らから聞いた話をまとめて「誰かにもらったパンを食べたら、下痢して熱を出し倒れた」と説明した。言い忘れていたことがあった気がしたが、何のことかは思い出せず「思い出したらまた言います」といった。


<解釈その2>
下痢・・・(ベサーズ解釈)否定的な考えや恐れをコントロールできずに不自然に手放すこと。手放したくないと思っていた不要なものを洗い流すこと。今はもう手放す以外選択の余地はない。
医者・・・(ベサーズ解釈)内奥に宿る医師。癒しを与える高次の自己。導き。
パン・・・(ベサーズ解釈)友好。人生の途上で助言を与えてくれるもの。人生の課題を学ぶプロセス。(ケイシー解釈)生命を維持するための最も基本的な力。将来の利益を得るために現在投資している積極的努力。人生から学んできたもの。お金。(ホロウェイ解釈)努力を積み計画を練り、着々と積み上げていく計画。揺るぎない土台や基礎。

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【洞察】
0.未知のことというと、昨日図書館で退屈について研究した心理学系の本を読み始めたことくらいしか思い浮かばない。
1.誰かにもらったパンが知識(子供がもらってるのでよく知らない分野のことか)を示すのなら、その知識は自分にとっては(食中)毒であり手放すべきである、ということなのか。




その3)どこかからの帰り、バスともタクシーともとれそうな車に乗っていた。俺は後ろから二番目のシートで、なぜか背もたれに向かって馬乗りになっていた。一人だけ目立つ姿なので奇異の視線を心配したものの、これが俺なんだみたいな自覚があり、気にしないでいこうと思った気がする。それはともかく、ひどく眠くてうとうとしていた。
ふと背もたれの向こうを見ると、最後尾のロングシートに、大学時代のバド部のIT先輩とバイト時代の同僚MRさんがいて静かに談笑していた。IT先輩はバドの魅力を再確認した様子で、そのことについてずっと語っていた。MRさんはいつの間にかセクシーなブラやショーツ(切れ込みがすごいやつ)やガーターをした姿になっていて、何やら静かに気合いを入れている様子だった。好きな男とかにアタックするのかなと思った。


<解釈その3>
バス・・・(ベサーズ解釈)自分を表現するための大きな潜在能力。(ウォレス解釈)チームや組織を表す。計画の実行。(個人解釈)「真の夢」という啓示有り。
タクシー・・・(ベサーズ解釈)一時的な個性。過渡期にいる。
眠る・・・(ベサーズ解釈)気づきの欠如。何事についても調べる意欲、挑戦する意欲がない。
下着・・・(ベサーズ解釈)自分を守り、保護するもの。本当の自分を包み隠している、自分のある側面。(フォンタナ解釈)無意識にとっている態度や偏見。

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【洞察】
1.(自己へ帰る)帰りのバスかタクシーだがひどく眠いということなので、作曲の機会は近づいている(とその1でも解釈した)ものの、まだエネルギーや気力が足りていない、ということなのか。
2.バドの魅力を語る先輩は、スポーツや修練的な作曲(?)を再評価しているということか。セクシー下着のMRさんは(好きな男→好きなこと、との)創造的な融合を狙っていることを示しているのか。