その1)旅である海岸に来ていた。そこは観光地のようでそれなりに人がいた気がする。崖上のエリアを一通り見た後、崖下の方、海のそばにある岩場の景観か何かに興味が湧いて、写真に収めたいと思った。
そこへ行くにはまず崖を下りる必要があった。そこそこの傾斜を2メートルくらい下ったところの足下に、脚の長い青いクモのような虫が2匹いた。5cmくらいもありちょっと気持ち悪い。その辺りで観光客の爺さんを一人追い越した。
そこから急に切り立っていて、高さ2メートルくらいと思しき絶壁を飛び降りた。しかし実際は5メートルくらいあり、着地で足を傷めるかもと一瞬焦った。空中で反転し、岩場の突起などを手掛かりに、重力に半ば逆らうようにすっと下りた。
海沿いの平たい岩場は誰かの私有の農地(?)らしかった。目的地に行くには、そこにある物置だかよくわからない食料(?)や農具(?)が雑然と置かれている場所の間の、狭い通路を行かねばならなかった。穴の背は低く、這って進んだ。通路はひどく狭く、体がはさまって動けなくなるのでは、という閉所不安さえ覚える不快な感じだった。
途中、切れ目があって一瞬外に出た。50cm四方くらいのわずかなスペース。しかしまだ通路は続いていた。体がはさまることはなかったが、のろのろ進んでいくしかなさそうだった。


<解釈その1>
海岸(浜辺)・・・(ベサーズ解釈)意識と無意識の間にある境界線、または橋。巨大なエネルギーを海から引き出す能力を持っていて、無意識の未知の力を集めて人生の目標を実現するために使う。(ホロウェイ解釈)自分の中の限界線。新たな領域への入口。希望や変化の前兆。
崖・・・(ベサーズ解釈)人生の転機。徹底的な変化が求められる。決断しなさいということ。(ケイシー解釈)知識または理解の深まる場所。高い理想。乗り越えなくてはならない障害。野心。(ウォレス解釈)自分の状況をしっかり把握しながらも、事態が手に負えなくなるのを心配している(〜にしがみついている)。
カメラ・・・(ベサーズ解釈)経験の意味を認知すること。学びに利用するための人生の記録。
クモ・・・(ベサーズ解釈)罠、幻影。(ケイシー解釈)脅迫・脅しについての警告。罠にはめたり息苦しくする行動。(ウォレス解釈)ある状況に感情的に巻き込まれることを心配している。知人との毒のある不快な議論に引きずり込まれたくない(毒蜘蛛)。(パーカー解釈)恐怖、警告。(ホロウェイ解釈)女性的能力。忍耐強さ、確実に成功につながる技術。ずっと悩ませている難問や恐れ。
虫・・・(ベサーズ解釈)小さなものに悩まされている。ちょっと迷惑なこと。(ウォレス解釈)小さな問題や不安が蓄積している、あまり重要でない問題に時間を費やすべきではない(害虫がいっぱい)。
青・・・(ベサーズ解釈)精神性、リラックス、幸せ。(ケイシー解釈)真実。宗教心や霊的感情。平静、静観、穏やかさ。意思(個人または神の)。治癒。(ホロウェイ解釈)確実性。真実。賢い決断をする鍵。憂鬱や悲しみ。
物置(クローゼット)・・・(ベサーズ解釈)人生に対する姿勢、アイデア、記憶を蓄えておくところ。生活の一番大切なものごとから自分を隔離しているものを、少し処分する必要がある。
混雑・・・(ベサーズ解釈)状況がわからないこと。混乱している。
狭い場所・・・(ベサーズ解釈)狭い、限られた目標。狭められた選択肢。目標に達するための近道かもしれないが、通り抜けるには訓練が必要。
狭い通路・・・(ウォレス解釈)進歩が何らかの方法で邪魔されている(トンネルなど)。望む場所に到達できるチャンスが大きくない(小さなドアや穴)。古い習慣や頑固な権威者に縛りつけられている(古い〜)。最善でない決断を強いられている(無理やり入る)。視野の狭いやり方(通気孔)。特定の方法で行動するよう期待されている(排水溝)。

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【洞察】
0.海岸にいるのは心の深いところにある問題と思われる。
1.あることに興味が湧いてそこへ行こうとする→何らかの小さな恐れや不安→決断や変化を求められる(思っているほどのダメージはない)→障害または限られた選択肢(混乱を伴う?)→ゆっくり進むしかないという結論?
これらは次の作曲に関する見立てなのか。それとも最近の作曲のことか(ちょっと油断すると急いでしまい体調を壊すから?)。もしくはD(R-18)の是非についての問題。




その2)(前略忘れ)どこかから実家っぽい家に帰ってきた。今は誰もいないはずだが玄関の鍵が開いていて、不用心だなと思った。
居間へ行くと、木製キャビネットか何かの上にトレイがあった。そこに食事が作ってあり布がかぶせてあった。メモが添えられていて、母の字で「作っておいた」みたいなことが書いてあった。魚料理について「こんなにある」と図入りで補足があった。
(リフォーム前の旧位置にある)キッチンへ行くと鳩が一羽飛んでいるのを見かけた。いつの間に紛れ込んだのかと思い、捕まえて追い出そうとしたが逃げられるだけだった。


<解釈その2>
食べ物・・・(ベサーズ解釈)心身、感情、魂のための栄養。考えとアイデアのための栄養。(ケイシー解釈)心に栄養となるもの。肉体を維持するすべてのもの。精神的な支え。精神を養うもの。(ウォレス解釈)自分の欲求を満たす能力。成功のチャンスを探り、それを最大限に生かすエネルギーを提供するもの。
魚・・・(ベサーズ解釈)瞑想、精神の栄養が必要。(ケイシー解釈)水の近くの地理的な場所。達成するかもしれない業績。導き出すことのできる教訓。生まれる前の経験。内面から湧き出た考えや感情。魚介類や海藻の勧め。
鳩・・・(ベサーズ解釈)(大型)自由、平和、魂の覚醒を表す神秘的なシンボル。(小型)使者、(夢を見た後に)メッセージが伝えられる。飛翔、自由。(ホロウェイ解釈)平和、達成、創造的な仕事、幸せ、統合。甘い感傷、度を超えた無抵抗。
鳥・・・(ベサーズ解釈)精神的自由さ。より高い気づきのレベルに到達する能力。ものごとのしがらみから自由になること。(ケイシー解釈)メッセージの運び手。願望、思考、理想。テレパシー。高次の自己。(ホロウェイ解釈)楽しいときや幸せ、プラス思考や精神、個人的心理(青い〜)。

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【洞察】
1.自己に帰り、心身の栄養が必要、ということか。
2.魚料理がなんなのか。精神的または感情的な栄養か、それとももっと魚を食べろということか。
3.鳩が他の鳥と扱いが違うのは、地元にいる都会の鳩は餌付けされていて異常に群れるため問題がある(伝染病なども懸念される)と思っているからか。あるいは体調が戻っていないので、曲のアイデアを掴みきれない、ということなのか。